石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

　唐沢俊一×唐沢なをき：著『唐沢俊一のお怪物図鑑×唐沢なをきの物々冒険記』KKワールドフォトプレス

大晦日に、ビッグサイトからの帰りに、
五反田のブックオフで200円で買ったものを読んでいます。

チョビ髭の話のところで、
チャップリンが「世界の偉人の一人にまでなった」とありますが、
この場合の、チャップリンが世界の偉人の一人に数えられている、というのは、
どこで、どうなっている状態を指して言っているのだろう。

まさか、↓この本に登場しているから、ということなのか？

　藤原宰太郎：著『世界の偉人は名探偵　びっくり推理ゲーム』ワニ文庫

たしかに、ワニの本の『世界の偉人は名探偵』初刊当時の1975年では、
登場する四十数名の偉人たちの中で、まだ存命中だったのはチャップリンだけだった。

だから、ワニの本では
プロフィールの生没年表示のところが、チャップリンは

　　（一八八九─　　）

となっていた。

『世界の偉人は名探偵』を読んでから３年後のクリスマスに、
欽ちゃんの『ラジオチャリティ・ミュージックソン』の番組内で
チャップリンの訃報を知って、
オレは真っ先に、ワニの本を持ち出し、

　　（一八八九─一九七七）

と万年筆で書き足したものである。