石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

筒井康隆：編『'74日本ＳＦベスト集成』徳間文庫
「屋上」眉村卓
「夜が明けたら」小松左京
「佇むひと」筒井康隆
「渋滞」豊田有恒
「生物都市」諸星大二郎
「砂漠の幽霊船」真城昭
「有名」星新一
「決戦・日本シリーズ」かんべむさし
「スフィンクスを殺せ」田中光二
「夜のバス」石川喬司
「ミユキちゃん」亜羅叉の沙
「トリケラトプス」河野典生
「真夜中の戦士」永井豪
「フィックス」半村良
「'74年度版解説」筒井康隆

筒井康隆：編『ネオ・ヌルの時代　PART１』中公文庫
第１号「NULL復刊のことば」筒井康隆
　　　「ひとみちゃん」真木俊吉
　　　「添削と批評」筒井康隆
第２号「おとうさんの花びん」菅野彰重
　　　「コーヒー」小島賢
　　　「砂漠の幽霊船」真城昭
　　　「森　何となくＷＡＰテーマ的な……」高井信
　　　「ア・イ・シ・タ・イ」服部茂
　　　「絞首刑」かんべむさし
　　　「十三編から……」眉村卓
　　　「応募作寸評」筒井康隆
第３号「戦争と平和の空」古知屋和久
　　　「ミユキちゃん」亜羅叉の沙
　　　「視線」西村秀己
　　　「不老不死の薬」江藤瀬虎
　　　「新しいデザイン」西山賢一
　　　「たいむ かくてる」栗原郁夫
　　　「応募作寸評」筒井康隆
第２号「最後の接触」堀晃
第３号「ヴァルプルギスの夜」荒巻義雄
第３号「逃げる」かんべむさし
第３号「侵略者たち」真城昭
第４号「見えるみえる」かんべむさし
「十年目の御礼」かんべむさし
「おことわり」筒井康隆

真城昭は早く死んじゃったし、
なにしろ自分の「著書」というものがないんだから、
仕方ないけど、
牧野修は、自分の作品集に【亜羅叉の沙】時代の作品を
入れていたりはしないのかなあ…と思っていたら。

　牧野修：著『忌まわしい匣』集英社文庫
「忌まわしい匣１」
「おもひで女」
「瞼の母」
「Ｂ１公爵夫人」
「グノーシス心中」
「シカバネ日記」
「甘い血」
「ワルツ」
「忌まわしい匣２」
「罪と罰の機械」
「蜜月の法」
「翁戦記」
「〈非－知〉工場」
「電波大戦」
「我ハ一塊ノ肉塊ナリ」
「忌まわしい匣３」
「解説」東雅夫

↑この文庫の、東雅夫の解説の中で、
『ミユキちゃん』が全文引用されているらしいですね。

それって、粋なことなのか野暮なことなのか、分からない。

*

真城昭の作品と、
牧野修の【亜羅叉の沙】名義の作品は、
↓以下のアンソロジーにも収録されています。

筒井康隆：編『ネオ・ヌルの時代　PART２』中公文庫
第４号「晩秋」児島冬樹
　　　「シミリ現象」高井信
　　　「日本倒産」中西広全
　　　「五号室の三人」江藤瀬虎
　　　「試験人生」栃尾美砂夫
　　　「身長」星影さやか
　　　「合流」西村秀己
　　　「忘れた」脇清博
　　　「地球のエリート達」後藤俊一
　　　「大計画」西山賢一
　　　「応募作寸評」筒井康隆
第５号「続・客」牧野和彦
　　　「夜空のスイッチ」佐藤習悦
　　　「永遠の階段」美波幻
　　　「足跡」御崎恵
　　　「卵の話」亜羅叉の沙
　　　「神の声」小島賢
　　　「スパイ」江口利之
　　　「テレビ」江藤瀬虎
　　　「劣等感」星影さやか
　　　「笑った」岩崎秀雄
　　　「腹腹引出し」畠山邦男
　　　「応募作寸評」筒井康隆
第６号「電車をおどろかせた話」佐藤習悦
　　　「越えられぬ時間」後藤俊一
　　　「パチンコの球は鉄の球」川鍋博
　　　「ふたりの男の子」新海守
　　　「正解」浅間健
　　　「予言者ヒミコ物語」斉藤宗幸
　　　「摩天楼」西秋生
　　　「魔性」夢枕獏
　　　「笑い声」未定靖英
　　　「イカロスの羽根」西村秀己
　　　「特別興行」斉藤宗幸
　　　「寝言」牧野和彦
　　　「ある夜のデキゴト」多羅尾伴内
　　　「ミュータント」新海守
　　　「水道局」井沢昭夫
　　　「ピンクの空」山田史生
　　　「マネキン」西秋生
　　　「応募作寸評」筒井康隆
第７号「はのばべる」堀晃
「二つのヌルを知る男」堀晃
「おことわり」筒井康隆

筒井康隆：編『ネオ・ヌルの時代　PART３』中公文庫
第７号「鳥籠」真樹洸
　　　「今は眠らせておくれ」児島冬樹
　　　「邂逅」西村秀己
　　　「ふえるふえる」和田宜久
　　　「太陽を創った男」山本弘
　　　「カエルの死　小野道風に」夢枕獏
　　　「惑星の贈り物」後藤俊一
　　　「闇」斉藤宗幸
　　　「河馬」亜羅叉の沙
　　　「信じられない話」古知屋和久
　　　「標位衛星ＴＬ四〇五」斎藤淳
　　　「夜道を歩いていると」佐藤習悦
　　　「不快な帰途」新海守
　　　「ＭＥＧＡＮＥ」十久米生一
　　　「星をプレゼントした話」杉下恆朗
　　　「走る」西秋生
　　　「般若の面」野守昭
　　　「ある朝」和田宜久
　　　「償いの時」脇清博
　　　「応募作寸評」筒井康隆
第６号「シルフィラ症候群」山本弘
第７号「白骨のバラード」真城昭
第７号「高貴な客」かんべむさし
「ネオ・ヌルの頃」夢枕獏
「おことわり」筒井康隆

　夢枕獏 ほか：著／柴野拓美：編『無限のささやき　新「宇宙塵」ＳＦ傑作選 II』河出文庫
「蒼い旅籠で」夢枕獏
「太陽ダイビング」斉藤英一朗
「兎とりの罠」真城昭
「天震」嬉野泉
「飛跡」在沢伸

　柴野拓美：編『宇宙塵傑作選 II　日本ＳＦの軌跡』出版芸術社
「待っている」清水義範
「密航者」吉光伝
「ひとり手前の男」上栄二郎
「消す」豊田有恒
「押す」塩谷隆志
「きずな」草川隆
「放浪者たち」大多和粛夫
「もっともな理由」梶尾真治
「案内人」桂唯史
「どこにもいない名優」戸倉正三
「壁」真城昭
「綿花大怪獣・ドテラ」横田順彌
「死を蒔く女」平井和正
「空が泣いた日」間羊太郎
「地には平和を」小松左京
「終末」半村良
「イオ」安岡由紀子
「作品が書けないことのお詫び」広瀬正
「消えた男」青山智樹
「二重ラセンの悪魔」梅原克文