1853679 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008.07.17
XML
カテゴリ:新録かきおろし
祖師ヶ谷大蔵で、
1冊100円、3冊200円、5冊300円のところで
買ってきました。

JUNJI.JPEG 田中潤司:著『パズル大学』大泉書店

日頃から、新書本1冊100円の棚を眺めてばかりいると、
よく他にも「推理小説研究家・田中潤司」氏の本を拾いますな。

田中潤司:著『パズル天才志願』大泉書店
田中潤司:著『推理パズル100題』大泉書店
田中潤司:著『ギャンブル・ゲーム』ごま書房:ゴマブックス
田中潤司:著『おもしろ推理パズル』日本文芸社

しかし、こういった本は、
どれもこれも「推理小説研究」とは、まったく関係がない。

考えてみるとオレは田中潤司氏の本で、
「推理小説の研究」について書かれているものを、まったく知りません。
(パズル、ゲーム関係の本なら、いっぱい持ってるのに。)

田中潤司という人には、
「推理小説研究」についての著書というのは、あるのだろうか。

で、この方は、いったい普段、どこで研究を発表しておられるのだろうか。

オレが知っているのは
間羊太郎の友人で、ブレーンだった」ことと、
「何度か週刊プレイボーイの記事に登場していた」ことぐらいだ。

だから「週プレ」初出の『シチショウ報告』には
実名で登場して、
「5刷でもいいけど1000刷じゃイヤだよ」の名言を吐いておられるわけですね。

式貴士:著『吸魂鬼』角川文庫
「SF作家倶楽部」
「吸魂鬼」
「エイリアン・レター」
「海の墓」
「カメレオン・ボール」
「触覚魔」
「シチショウ報告」


*

↓この本にインタビューが載っているのは知っています。

 北村薫:編『北村薫の本格ミステリ・ライブラリー』角川文庫
「酔いどれ弁護士/スクイーズ・プレイ」レナード・トンプスン/田中潤司:訳
「酔いどれ弁護士/剃りかけた髭」レナード・トンプスン/田中潤司:訳
※「エラリー・クイーンからのルーブリックと手紙/『スクイーズ・プレイ』につけられたルーブリック」エラリー・クイーン/黒田昌一:訳
 「                     /『剃りかけた髭』につけられたルーブリック」エラリー・クイーン/黒田昌一:訳
 「                     /編集資料抄録『剃りかけた髭』」エラリー・クイーン/黒田昌一:訳
「ガラスの橋」ロバート・アーサー/田中潤司:訳
「やぶへび」ローレンス・G・ブロックマン/志摩隆:訳
※「『やぶへび』解説」田中潤司
※「田中潤司語る 昭和30年代本格ミステリ事情」田中潤司、有栖川有栖、北村薫
「ケーキ箱」深見豪
※「作者の言葉」深見豪
「ライツヴィル殺人事件 ファイロ・ヴァンス捕物控その十三」秋山狂一郎/新井素子、吾妻ひでお
「花束の秘密」西條八十
「倫敦の話」ロオド・ダンセイニ/西條八十:訳
「客」ロオド・ダンセイニ/西條八十:訳
「夢遊病者」カーリル・ギブラン/西條八十:訳
「森の石松」都筑道夫
「わが身にほんとうに起こったこと」マヌエル・ペイロウ/内田吉彦:訳
「あいびき」吉行淳之介
「ジェミニー・クリケット事件(アメリカ版)」クリスチアナ・ブランド/深町眞理子:訳
※「あとがき代わりのミステリ対談」北村薫、有栖川有栖

でも、↑この本からは
田中潤司氏ご自身についての情報は、
ほとんど分からなかった。

(それをこそ知りたいんだけどなあ。
 間羊太郎研究の一環として。)

ちなみに『北村薫の本格ミステリ・ライブラリー』前半部分は、
ほぼ田中潤司氏のワンマンショー状態ですな。
(「黒田昌一」というのも、田中氏の別ペンネームらしいし?)

『酔いどれ弁護士』シリーズの2篇は、
↓この伝説のアンソロジーからの再録であるようです。

アガサ・クリスティー 他:著/田中潤司:訳・編『四つ辻にて 他』芸術社:推理選書(11)
 #田中潤司:訳・編『名探偵パトロール』銀河文庫
「四つ辻にて」アガサ・クリスティー
「貴様を二度は縊れない」ダシエル・ハメット
「ビフテキとハンバーガー」P・クエンティン
「二十三号室の謎」ヒュー・ペントコースト
「尾行」T・S・ストリブリング
「酔いどれ弁護士(一) スクイーズ・プレイ」レオナード・トムプスン
「酔いどれ弁護士(二) 剃りかけた髭」レオナード・トムプスン
「栄光の手」フランク・キング
解説「山椒の実八つ」田中潤司

*

【追記】

『四つ辻にて』(『名探偵パトロール』)から再録がされている、
北村薫のアンソロジーは、もう1冊あります。

『北村薫のミステリー館』に、『二十三号室の謎』を収録。

 北村薫:編『北村薫のミステリー館』新潮文庫(【参照】
「きいろとピンク」ウィリアム・スタイグ/おがわえつこ:訳
「夜枕合戦」岸本佐知子
「枕の中の行軍」岸本佐知子
「犬」スワヴォーミル・ムロージェク/芝田文乃:訳
「虎紳士」ジャン・フェリー/生田耕作:訳
「クレイヴァリング教授の新発見」パトリシア・ハイスミス/小倉多加志:訳
「息子」オラシオ・キロガ/野替みさ子:訳
「告げ口」ヘンリ・セシル/大西尹明:訳(『メルトン先生の犯罪学演習』より)
「二世の契り」ヘンリイ・スレッサー/高橋泰邦:訳
「フレイザー夫人の消失」ベイジル・トムスン/田中潤司:訳
「二十三号室の謎」ヒュー・ペントコースト/田中潤司:訳
「わたしの本」緑川聖司(『晴れた日は図書館へいこう』より)
「盗作の裏側」高橋克彦
「神かくし」出久根達郎
「日本変換昔話/少量法律助言者(一寸法師)」原倫太郎:企画・構成/原游:絵/小沢正:原文
「本が怒つた話」稲垣足穂(『シャボン玉物語』より)
「契戀」塚本邦雄(『戀』より)
「桃夭楽」塚本邦雄(『黄昏に獻ず』より)
「滝」奥泉光
「バトン・トゥワラー」ジェーン・マーティン/村上春樹:訳
解説対談「『ミステリー館』の愉しみ」宮部みゆき、北村薫

*

『北村薫の本格ミステリ・ライブラリー』には角川文庫の中で姉妹篇があって、
そこのアンソロジーでも「黒田昌一ショー」が続けられています。

 有栖川有栖:編『有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー』角川文庫(【参照】
「埋もれた悪意」巽昌章
「逃げる車」白峰良介
「金色犬」つのだじろう
「五十一番目の密室」ロバート・アーサー/宇野利泰:訳
※「『五十一番目の密室』ルーブリック」エラリー・クイーン/黒田昌一:訳
 「『五十一番目の密室』あとがき」エラリー・クイーン/黒田昌一:訳
「〈引立て役倶楽部〉の不快な事件」W・ハイデンフェルト/高見浩:訳
※「『〈引立て役倶楽部〉の不快な事件』ルーブリック」エラリー・クイーン/黒田昌一:訳
「アローモント監獄の謎 首吊り台の人間消失」ビル・プロンジーニ/森愼一:訳
「生死線上」余心樂/松田京子:訳
「水の柱」上田廣
「『わたくし』は犯人……」海渡英祐
※「NOTE」海渡英祐
「見えざる手によって」ジョン・スラデック/風見潤:訳
※「あとがき代わりのミステリ対談」有栖川有栖、北村薫

 法月綸太郎:編『法月綸太郎の本格ミステリ・アンソロジー』角川文庫(【参照】
※「イントロダクション」法月綸太郎
「ミスター・ビッグ」ウディ・アレン/伊藤典夫:訳
「はかりごと」小泉八雲/田代三千稔:訳
「動機」ロナルド・A・ノックス/深町眞理子:訳
※「第一の栞/ハードボイルドなんか怖くない」法月綸太郎
「消えた美人スター」C・デイリー・キング/名和立行:訳
「密室 もうひとつのフェントン・ワース・ミステリー」ジョン・スラデック/越智道雄:訳
「白い殉教者」西村京太郎
※「第二の栞/窮すれば通ず 密室短篇ベスト3」法月綸太郎
「ニック・ザ・ナイフ」エラリー・クイーン/黒田昌一:編・訳
※「作品解説」黒田昌一
「誰がベイカーを殺したか?」エドマンド・クリスピン&ジェフリー・ブッシュ/望月和彦:訳
「ひとりじゃ死ねない」中西智明
※「第三の栞/海外クラシック・ベスト20」法月綸太郎
「脱出経路」レジナルド・ヒル/秋津知子:訳
「偽患者の経歴」大平健
「死とコンパス」ホルヘ・ルイヘ・ボルヘス/牛島信明:訳
※「あとがき」法月綸太郎(田中潤司のコメント入り)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.07.17 10:22:54
コメント(0) | コメントを書く
[新録かきおろし] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

石川誠壱

石川誠壱

Favorite Blog

Headline News

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.