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石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

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2008.08.03
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カテゴリ:新録かきおろし
NYAROME.jpeg 赤塚不二夫:著『ニャロメのおもしろ性教室』角川文庫

もう10年ぐらい前になりますが、
赤塚先生の「ガン発覚、そして手術!」のニュースを記念いたしまして、
(もう当時は、すぐにでも死んじゃいそうな勢いでしたからね。
 藤本氏・石森氏に呼ばれてね。
 談志師匠とも一緒にね。
 けっきょく、それから10年間、長持ちするんですけども。
 談志なんか、まだ長持ちしてますよ!)
「ニャン2倶楽部」の【こちら熟女捜索隊】で、
この『ニャロメのおもしろ性教室』を紹介したんですよ。

「こんなに可愛い赤塚キャラが、ガチのシモネタを原語で!?」
という興味本位のエロ本位な視点から。

そしたら、「クイックジャパン」編集部から、
「ニャン2」編集部に電話があったんだって。

「その本、貸してくれませんか」だって!

おいおいおい、しっかりしろよサブカル総本山!!

自分で捜せよ!
すぐに見つけろよ!
どこでも見つかるよ、大量生産・薄利多売の80年代の角川文庫なんだよ!?

そう言って追い返しました。
(貸してやろうと思えば簡単なことだったんだけどね。なんか腹立った。)

今でこそ、『ニャロメのおもしろ性教室』を
興味本位で取り上げるのは、
サブカル方面では定番ともいえるネタになっていますが、
かつては、そんなことはなかった。
オレが取り上げるまでは、そっち方面では誰も気づかなかった。
最初に切り開いたのはオレだ!
…という、何のことはない、単なる自慢話だったのか。

ただガチで自慢するだけ、
『なりきりナルシスト』のコーナーをお送りしております。

カメちゃん、ポエム読んどいて。

*

その後、赤塚作品の名場面ダイジェストを
雑誌の掲載誌面まるごとの形(つまり、広告やハシラ文もイキ!)で紹介する
リミックス復刻本『アカツカNo.1』が出た時も、
すかさず【熟女捜索隊】で取り上げた。

 赤塚不二夫とフジオプロ:著『アカツカNo.1 赤塚不二夫の爆笑狂時代』イースト・プレス

その時は、「少年マガジン」連載の『天才バカボン』本篇から、
「バカボン性の目覚め」のシーンを大きく紹介しました。

「うわッ、バカボンのパパとバカボンのママが、セックスしてるよ!?」
という興味本位のエロ本位な視点です。

リミックス引用で紹介されている復刻本から、
さらにオレはリミックス引用して紹介したわけです。
図々しいなあ。

*

考えてみればオレは、何かにつけては四六時中、
赤塚作品をネタとして取り上げてばかりいたような気がする。

『天才バカボン』完全版が竹書房文庫から刊行され始めた時にも、
バカボンのママが登場するシーンだけを集めてきて
「エロい人妻、バカボンのママに萌え萌え~!」と、やった。

赤塚不二夫:著『天才バカボン(1)』竹書房文庫

【こちら熟女捜索隊】でネタにする以上、
もちろん視点は「人妻でエロエロ~」でありたいわけなんですが、
実は、ママの魅力というのは「永遠の少女で萌え萌え~」な部分にあるんですよ。

※女学校時代の友人が、自家用車に乗って訪ねてくる話
※花山カオル先生のジュニア小説を愛読するママ
※バカ田大学時代のパパと、女学生「アッちゃん」との馴れ初めを描いた
 『わしの青春の若さなのだヤマちゃん』の巻

そんなところばかりを喜んで紹介していましたね。

コンビニ本で、たくさんの赤塚漫画が出ても、
やっぱりママの画像を並べて
「バカボンのママに萌え萌え~!」。

いつもいつも、そればっかりの切り口なんですけどね。

赤塚不二夫:著『天才バカボンとおそ松くんとアッコちゃん』小学館:My First BIG
赤塚不二夫:著『ニャロメとイヤミと天才バカボン』小学館:My First BIG

*

あと、これはタモリ側からの流れになるんですが
『下落合焼とりムービー』も【熟女捜索隊】の誌面で紹介しております。
堂々と「松金よね子と高見恭子で抜け!」と言い放った。

 『下落合焼とりムービー』(DVD)

『赤塚不二夫のギャグ・ポルノ 気分を出してもう一度』は、
うまくソフトが見つからなかった。

(今なら、DVD化されているので、
 あらためて今から取り上げることも可能ですな。
 「追悼!」という名目で。
 よし、やってみようかな?)

 『赤塚不二夫のギャグ・ポルノ 気分を出してもう一度』(DVD)

その他、所ジョージからの流れ、
研ナオコからの流れ、
たこ八郎からの流れ、
高信太郎からの流れ、
長谷邦夫からの流れ、
あだち勉からの流れ…。
赤塚先生と赤塚先生の人脈を何度も何度も利用して、
オレはバカ記事を作り続けていたんですよ。

本当に有難い。
いくら感謝しても、し足りない。

そして「ほら、ママって人妻だし!」
「子供も二人産んでいて、熟女だし!」という
無理がある言い訳とコジツケを押しつけられて、
わざわざ実用に供するために買ってきているエロ本の中で、
オレの趣味のアカツカ話やタモリ話ばかりを読まされていた読者の方には、
本当に申し訳ないが、
でも、それだってセルフ出版の昔から赤塚不二夫本人も、やっていたことだよな!

セルフの後裔である、白夜→コアでしか成立しない誌面づくりだけど、
だけど白夜→コアで仕事してる以上、セルフ以来の伝統は継がなくちゃいけないんだよ!!





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Last updated  2008.08.03 12:14:06
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