1855089 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2008.08.04
XML
カテゴリ:新録かきおろし
 赤塚不二夫:著『赤塚不二夫120% 死んでる場合じゃないのだ』アートン

 赤塚不二夫:著『バカは死んでもバカなのだ 赤塚不二夫対談集』毎日新聞社

ところで、赤塚先生の「遺作」って何になるんでしょうね。

明らかに「遺作」とするために準備されていた作品は、
確実にあった。

もう、すぐ死んじゃう…と思われていた10年前に、
そのために用意されていた。

「ビッグコミックスペリオール」1999.01.01
  ◎紫綬褒章受章作家◎赤塚不二夫『酒仙人ダヨ~ン』第1話
  (構成・作画協力:あだち勉
   企画・構成協力:古谷三敏
   企画協力:高井研一郎、北見けんいち)

「ビッグコミックスペリオール」1999.01.15
  ◎紫綬褒章受章作家◎赤塚不二夫『酒仙人ダヨ~ン』第2話
  (構成・作画協力:あだち勉、てらしまけいじ
   企画・構成協力:古谷三敏
   企画協力:高井研一郎、北見けんいち)

これは、明確にフジオプロ勢揃いの「生前葬」で、
こんな豪華なお膳立てをしてもらって、
で、そのまま赤塚先生が眠るように息を引き取っていれば、
それで丸く納まっていたわけですよ。

つまり小学館の漫画編集者は
「死ね、三流漫画家!」と言いたいためには、
どんな場だって整えるわけですな。

でも、それから赤塚先生は不屈の生命力で、
10年間、生き延びるんですよ。
眠るようにして、眠り続けていたんですよ。

先に、あだち勉のほうが死んじゃったんですよ!

結果的に『酒仙人ダヨ~ン』は、
「あだち勉の遺作」になってしまいました。

ちなみに、この頃の「スペリオール」が、
なぜ「ぜひ遺作はウチで!」と熱心になっていたかというと、
90年代後半の「スペリオール」には、
もうひとつ、ある漫画家の「遺作」が掲載されていたからです。

↓コレ。

波南カンコ:著『まさちゅーせっつ(1)』小学館:ビッグスペリオールコミックススペシャル
波南カンコ:著『まさちゅーせっつ(2)』小学館:ビッグスペリオールコミックススペシャル
【参照】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.08.04 15:52:32
コメント(1) | コメントを書く
[新録かきおろし] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

石川誠壱

石川誠壱

Favorite Blog

定額減税スタート後… New! 山田真哉さん

桃源の道の遠さよ New! AZURE702さん

三平×2のブログ 三… 三平×2さん
野末陳平通信 (メ… 陳平さん

Headline News

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.