カテゴリ:新録かきおろし
コムロの音楽活動って、
自分のバンドでデビューした後よりも、 他人のバンドを手伝っていた時期の作品のほうが、 遥かに興味深いんですよ。オレ的には。 あのねのね『ザ・ネコニャン音頭/愛夢猫星(アイム キャット スター)』(EP) あのねのね『ヤンニャン豪華な大全集』(CD×2+DVD) 「みかんの心ぼし」 「いたぁーい なにすんの」 「ネコニャンニャンニャン」 「ザ・ネコニャン音頭」 「フランス語講座」 「青春旅情」 「雪が降っています」 「LOVE IS GAME」 「みかんの心ぼし Part II」 「流転の唄」 「△□×▽◎」 「嫁ぐ朝に」 「質問の唄」 「でんでん虫の唄」 「パンツ丸見え体操」 「この場所で光を」 「II(ヒト)」 「ヤンヤンロック」 LIVE「空飛ぶ円盤の唄」 LIVE「愛のささやき」 LIVE「赤とんぼの ~落語」 LIVE「初めての出血の唄」 LIVE「ツルツルの唄」 LIVE「新作:魚屋のおっさんの唄」 LIVE「片想いの唄」 LIVE「さよならの唄」 LIVE「シアワセの唄」 LIVE「風邪ひきの唄」 LIVE「宇宙人が笑ったよ」 LIVE「僕の日記帳」 LIVE「革命の唄」 LIVE「パンダの唄」 LIVE「空飛ぶジュータンの唄」 LIVE「アホの唄」 LIVE「雪が降っています」 LIVE「赤とんぼの唄」 LIVE「天使の争い」 LIVE「初体験の唄」 LIVE「今世紀最大の恐怖の唄」 LIVE「ゲジゲジの唄」 LIVE「ヌルヌルの唄」 LIVE「あの娘のほほに」 LIVE「(秘) 小話」 LIVE「魚屋のおっさんの唄~氷屋のおっさんの唄」 LIVE「台風3号の唄」 LIVE「同棲の唄」 LIVE「日本沈没の唄」 LIVE「タ行変格活用の唄」 LIVE「大きな栗とリスの唄」 LIVE「つくばねの唄」 白竜『光州City』(LP) 「現実」 「体を張って」 「飾らない女」 「光州City」 「アリランの唄」 「俺達の夜明け」 「シンバラム」 「パドゥドゥー」 ノーザン・ライツ『愛の助っ人/そこにいる人どうしたの』(EP) ノーザン・ライツ『川内康範:原作「月光仮面」アルバム』(LP) 「愛の助っ人」 「そこにいる人どうしたの」 「彼は歌う」 「ドン・クライ・マイ・ハニー」 「アメリカン・サムライ」 「キック・アウト」 「104度の恋」 「シュガー・ママ」 「運命の悪戯」 「ザ・ライダー」 「カリフォルニア・ララバイ」 こっちの方向に自ら進んでくれていたら、 さぞかし素晴らしい個性派ミュージシャンに育っていたかも知れない。 TMネットワークなんか作らなきゃよかったんだ。 他人のバックで黙ってキーボードを弾くだけの、 「愛の助っ人」でいればよかったんだ。 個性派の先輩を手伝っていた修業時代を経て、 そんなことは忘れて、 ようやく結成できた、自分の念願のバンドがTMネットワーク。 自分自身の、いちばんやりたかった音楽というのが TMネットワーク。 それは「けっきょく、その程度の人間だった」ということなのか。 と言うより、 「とくに自己主張というものがない、 染めようによっては何色にでも染まるような人間」だったのかも知れない。 キーボードだけ弾いてれば幸せ、というような。 若い頃に、楽しい個性派の先輩たちが、 個性的に染め尽くしていれば、 コムロは今でも貧乏な、 でも楽しい、個性派ミュージシャンだったのかも知れないよね。 だけど、それ以上に、 「他人を染める」のが大好きな、大得意な、 キネだのウツだのといった連中に 「TMネットワークみたいな人」として染め上げられちゃったんじゃないですかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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