1851166 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

石川誠壱の「こちら熟女捜索隊」

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2009.01.24
XML
カテゴリ:新録かきおろし
「児雷也」と言えば、(【参照】
都筑道夫先生の『銀座の児雷也』というのもあるよなー。

都筑道夫:著『都筑道夫コレクション〈パロディ篇〉 三重露出』光文社文庫
「三重露出」
「カジノ・コワイアル」
「ジェイムズ・ホンドの大冒険」
「銀座の児雷也」(「BRUTUS」第52号 1982.10.15+第53号 1982.11.01)
「ポアロもどき」
「半七もどき」
架空座談会「旦那がた、近ごろの犯罪ときたら」
エッセイ「『もどき三部作』について」
エッセイ「論理の曲芸師」
コラム「わが小説術(抄)」
コラム「このあいだのツヅキです(抄)」

80年代に「BRUTUS」の名物リレー連載シリーズだった
【BRUTUS SHORT SUBJECTS】のうち、(【参照】
そのまたシリーズ連載で、
贋作特集を続けた【PLAY IT AGAIN Series】の1篇である
『銀座の児雷也』(エラリー・クイーンの贋作)は、
そもそも短篇集『蓋のとれたビックリ箱』に収録。

都筑道夫:著『蓋のとれたビックリ箱』光風社出版
 #都筑道夫:著『蓋のとれたビックリ箱』集英社文庫

および、都筑道夫:選による
日本ペンクラブ:編のアンソロジー『名探偵が八人』にも収録。(【参照】

日本ペンクラブ:編/都筑道夫:選『名探偵が八人』集英社文庫
「兇悪の友」生島治郎
「ネコかぶりのネコ」海渡英祐
「折鶴の毒」佐野洋
「天使の棄児」三好徹
「銀座の児雷也」都筑道夫
「失踪事件」福永武彦(『加田伶太郎全集』より)
「百日紅の下にて」横溝正史
「D坂の殺人事件」江戸川乱歩
解説/都筑道夫

ちなみに、長篇『三重露出』には講談社文庫版がアリ。

都筑道夫:著『三重露出』講談社文庫

また、同じく講談社文庫に収録されていた『猫の舌に釘をうて』と合本で、
全1巻にまとまった講談社文庫・大衆文学館版もアリ。

 都筑道夫:著『猫の舌に釘をうて/三重露出』講談社:大衆文学館

007のパロディ『カジノ・コワイアル』は、
ハヤカワ文庫JA『宇宙大密室』および
徳間文庫『フォークロスコープ日本』に収録。
【参照】

同じく007のパロディである『ジェイムズ・ホンドの大冒険』は、
桃源社のショートショート全集『悪業年鑑』に収録。
2分冊された角川文庫版では、前半部分の文庫化『スリラー料理』に収録。
(後半部分が『ダジャレー男爵の悲しみ』。)

都筑道夫:著『都筑道夫ショート・ショート集成(3) 悪業年鑑』桃源社
 #都筑道夫:著『悪業年鑑(1) スリラー料理』角川文庫
 #都筑道夫:著『悪業年鑑(2) ダジャレー男爵の悲しみ』角川文庫

そして、文春文庫の『もどき』シリーズ3部作より、(【参照】
『ポアロもどき』は『名探偵もどき』に、
『半七もどき』は『捕物帖もどき』に収録。

抄録されているエッセイ・コラムのうち、
『このあいだのツヅキです』というのは、
70年代の「週刊漫画アクション」連載で、
80年代に新潮文庫で1冊にまとまった『昨日のツヅキです』から(【参照】
…と言おうとしたら、それは違うんですよ!

『このあいだのツヅキです』は、
60年代の「マンハント」での連載!
『昨日のツヅキです』とは、まったく別!!

ああ、ややこしい。

 1963.08「来月もツヅキが出ます(1)/ガン語学概論」(未収録)
 1963.09「このあいだのツヅキです(2)/長枕ねどい合戦」(未収録)
※1963.10「このあいだのツヅキです(3)/ベンジョ・ノ・カミサマをさがせ」
※1963.11「このあいだのツヅキです(4)/忍法アメリカーナ」
※1963.12「このあいだのツヅキです(5)/ニンジュツィストはこうして消えた」
※1964.01「このあいだのツヅキです(6)/セクシモンとはなにか?」

(連載タイトルが、第2回から急に改題されているのも、余計ややこしい。)

ここで混乱を招くのは、
やたらとタイトルに『ツヅキです』を使いたがった都筑先生のせいなんですが、
都筑先生が好んで『ツヅキです』と言いたがることを、誰も責められない。

他の誰が、『ツヅキです』なんて使うんだ。
ツヅキが『ツヅキです』と言わずして、何と名乗るんだ。

*

【追記】

『ダジャレー男爵の悲しみ』って、
吉川潮センセイの『ダジャレー夫人の恋人』と、
まぎらわしいなあ。

そんなこと言っても誰にも理解されたことないけどなあ。

都筑道夫の小説より、吉川潮の小説のほうに詳しい…なんて変人は
この世でオレだけなのかなあ。

吉川潮:著『人情色のTokio』実業之日本社
 # 吉川潮:著『極道貯金』ランダムハウス講談社文庫
「キツネの嫁入り」
「浅草夢芝居」
「極道貯金」
「三羽の雀」
「会社の幇間」
「恋相撲」
「銀座の女」
「駄洒落夫人の恋人」

【参照】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.01.24 04:06:39
コメント(0) | コメントを書く
[新録かきおろし] カテゴリの最新記事


PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

石川誠壱

石川誠壱

Favorite Blog

3時間の草取り New! AZURE702さん

金融所得で社会保険… 山田真哉さん

三平×2のブログ 三… 三平×2さん
野末陳平通信 (メ… 陳平さん

Headline News

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.