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社民党市議団は15日から17日にかけて、長浜市と京都市、大阪市で視察を行いました。
長浜市では、「大河ドラマと地域観光戦略」について伺い、市町村合併で市域が広がったことを利用しイベント会場を3か所設け、通過型から滞在型観光を意識した戦略に基づいた事業展開を進めていることが強調されました。長浜市は、来年の大河ドラマ「お江・戦国の浅井三姉妹」の舞台となります。 京都市では、「京エコロジーセンター」と「地下鉄とバス事業の再建計画と現状」について視察しました。 京エコロジーセンターは、1997年に開催された「地球温暖化防止京都会議(COP3)」を記念して、環境学習や環境保全活動の拠点として開設されました。 市民参加型の運営で、一人が10日間に排出するごみ量を戦前、高度成長期、現代で比較できる展示などの工夫がされ、「気づき」「学び」「体験」し“行動につなげる”ということが意識されており、そのコンセプトを生かした環境教育などは仙台市でも可能ではと思います。 京都市交通局では、バブル期での地下鉄建設や運営費の増加などで経営健全化団体となり、今年3月に策定した「経営健全化計画」について説明を受けました。目標として地下鉄の1日の乗客5万人増や、補助金に頼らない市バス経営など掲げ、収入の増加策や経費削減策などに取り組んでいるとのことでした。 本市でも、地下鉄東西線が建設中であり、バス事業を含め経営の健全化を進めており、増客などの取り組みを提言したいと思います。 大阪市では、市職員労働組合が商店街や地域住民らとNPO組織を立ち上げ、空き店舗を利用した地域交流の拠点「みつや交流亭」を視察しました。 1年間の運営費100万円は労組が負担し、子育てサークルのメンバーが市の子育て事業の委託を受け誰もが立ち寄れるよう工夫がされていました。 講演会などの他、クラシックや民族音楽、落語、料理教室、異文化交流など様々な取り組みが行われていました。 きっかけは、職員の厚遇問題に対し、労組が信頼回復のために開いた集会で、市民らとの協議で、現在では地域に欠くことのできない場所になっていました。 地域商店街の活性化やコミュニティの再生などに活かせるようさらに調査研究を深めたいと思います。 その後、水族館「海遊館」と「サントリーミュージアム」を自主視察しました。海遊館では、魚や水生動物と同じエリアにいる哺乳動物などが一緒に見られるなど展示が工夫され、案内パンフは8カ国9種類も用意されていました。海外からの誘客を進めるためにも参考になりました。 サントリーミュージアムは、来年から休館するともことでした。仙台市民会館や県民会館の老朽化で建て替えなど今後の方向が問われている中で、こうした民間の文化施設の運営の厳しい現状を感じることができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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