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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2018.05.25
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カテゴリ:投資

 今日(24)は、昨日の臨時の金融政策委員会(PPK)開催に引き続き、トルコ中央銀行(TCMB)がとった為替対策についての記事と、中央銀行による介入?が市場に勇気(士気)を与えたという長い長い記事が出ていました。しかし、日中は持ち直した感はあったのかもしれませんが、夜の時点、別の言い方では臨時の金融政策委員会(PPK)の発表から24時間経過した時点でのトルコ・リラ(TL)相場は「暴落」に近い水準に戻っています。

 なお、NHKのある番組では「政策金利を3%引き上げた」という解説をしていましたが、昨日紹介しましたとおり、3%引き上げ挙げられたのは、政策金利(=1週間物レポ入札金利)、あるいは金利回廊の上限及び下限の金利ではなく、実質的な効果はさておき、形式的にはあくまでも「16:0017:00に銀行間市場で適用される中央銀行のオーバーナイト金利(GLP)の貸出金利」です。

 

 今日はトルコ中央銀行(TCMB)に関する2つの記事を紹介します。

 

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「高原+右肩下がり」となりました。

 寄付きは昨日終値から約1,140ポイント高い、103,030ポイント水準でした。そこから少し上昇して、午前10時半ころには今日の最高値に達し、また、午後1時頃までは高原状態となりました。しかし、そこからは急落し、午後3時前には102,000ポイントを割り込みました。その後少し持ち直しかけましたが下落は続き、午後6時前には今日の最安値を付けました。結局、昨日終値から0.74%、約750ポイント更に下落して、101,000ポイント台前半で今日の取引を終了しました。

 

 

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 今日最初に紹介する記事は、上でも言及しましたが、トルコ中央銀行(TCMB)がとった為替対策についての記事で、今日(24)付けのアナトリア通信(AA)の記事です。

 見出しは「中央銀行(TCMB)による新しい為替対策」です。

 トルコ中央銀行(TCMB)から、今年第2四半期に実施されるTL適応定期外貨売却入札に関する実施予定が更新されました。

 TCMBから行われたTL適応定期外貨売却入札に関する実施予定についての発表が、同行の公式サイトで公表されました。

 同発表では、2018年第2四半期に実施されるTL適応定期外貨売却入札に関する予定が更新されたことが明らかにされ、「入札により形成される売りポジションの総額が、現状の615,000万ドルから80億ドルに達する可能性がある。2018年通年で外貨売却ポジションの総額の上限が100億ドルであることが明らかにされた。」との表現が使われています。

 

 

 今日2つ目に紹介する記事は、トルコ中央銀行(TCMB)がとった対策がいかに市場関係者の士気に好影響を与えたかを紹介する内容で、これも今日付けのAAの記事です。あまりにも長いので、1部分を抜粋して紹介します。

 見出しは「中央銀行がグラドに降り(ピッチに立ち)、市場に勇気(士気)を与えた」です。

 トルコ中央銀行(TCMB)の独立背の論争に終止符を打った金利(引上げ)の決定と政治家たちの発言は投資家からの信頼を上昇させました。

 TCMBが昨日実施した金融政策委員会(PPK)会合で、市中銀行に資金を供給しているGPL(16:0017:00に銀行間市場で適用される中央銀行のオーバーナイト金利)貸出金利を300ベーシスポイント引上げて16.5%にしました。昨夜、TCMBがこの決定を行った後で発表を行ったレジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領とビナーリ・ユルドゥルム首相が、自由市場経済原則は全ての機関と法律によって適用されていることを強調したことも、投資家の認識と市場に対して肯定的な影響を与えました。

 昨日、1ドル=4.93TL水準まで上昇したドル/TL相場は、金利決定の後の最初の反応として1ドル=4.54TLまで低下し、今日は1ドル=4.76TL水準で均衡しました(管理者注:ものすごく肯定的に、しかもさらりと書かれていますが、結局、大幅なリラ安には変わりないと考えます。それでも、今後しばらくこの水準を超えないのなら、「大いなる効果があった」と言えるのかもしれませんが、、、、、)。取引所イスタンブルにおける株式の上昇は、銀行株を中心に2%に近づきました(管理者注:上でも紹介しましたが、結局、終値は対昨日比で0.74%の下落でした)

 アナリストたちは、為替相場で昨日の急激な下落(リラ高)の後で起こっている今日の上昇は、市場のダイナミズムであることを指摘して、乱高下がたった1日で終わることはないなく、次第に消えていくことが常識的であると指摘しました(管理者注:ここも極めて肯定的かつ合理的な説明ですが、「乱高下が終息(収束?)する」という方向性(トレンド)に入ったかどうかは、それこそ「今後数日間、様子を見る必要がある」と思います)

 PPKは、必要であれば2週間後に行われる(定例)会合で、更なる金利引上げ、あるいは単純化(正常化。管理者注:中央銀行による貸出金利と借入金利の差を縮小すること)といった対策がとられる可能性があることについて、投資家の信頼(投資家に対する保障)があることを指摘したアナリストたちは、短期では、トルコ・リラ(TL)の価値の上昇が継続する可能性があると述べました。

 

 ここからは一言解説です。「TCMBがとった決定と対策により、短期的にはリラの下落が止まり、ある水準に収束する」というシナリオを強く示唆した記事になっていますが、本文中でも「管理者注」を入れましたが、現時点では「収束(終息)に向かうのか、あるいは、乱高下が継続、それどころか拡大するのか」の判断は時期尚早ではないかと思います。

 とは言え、「このまま経済危機にまで発展する」という可能性は、管理者も低いと思っています。

 

 

 

 いつもどおり最後は市況です。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「高原+右肩下がり」となりました。寄付きは、上でも紹介しましたように、TCMBの決定を市場が歓迎したためと思われますが、昨日終値から約1,140ポイント高い、103,030ポイント水準でした。そこから少し上昇して、午前10時半ころには今日の最高値(103,750ポイント水準)に達し、また、午後1時頃までは高原状態となりました。しかし、そこからは急落し、午後3時前には102,000ポイントを割り込みました。その後少し持ち直しかけましたが下落は続き、午後6時前には今日の最安値(100,900ポイント水準)を付けました。結局、昨日終値から0.74%、約750ポイント更に下落して、101,000ポイント台前半の、101,138ポイントで今日の取引を終了しました。

 

 上でも紹介しましたが、今日、この時間帯、為替相場はリラ大幅低下状態が続いています。(日本時間525日午前1時頃)

  ユーロは4.08%リラ安の、      1ユーロ=5.5737リラ、                               

  ドルは3.73%リラ安の、        1ドル=4.7468リラ、

となっています。

 

 

 

 

 

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Last updated  2018.05.25 14:29:42
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