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トルコとイスタンブール、ちょっと投資

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2019.05.10
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カテゴリ:投資

 今日(9)は、トルコのマクロ経済に関する重要そうな記事は見つかりませんでした。マクロ経済に関係するとも言えなくもありませんが、トルコ中央銀行(TCMB)の為替対策と思われますが、2つの決定に関する記事が出ていましたので、今日はこれらを紹介します。

 

 それ以外では、THYの今年4月と1~4月の業績に関する記事も出ていました。昨年4月には総輸送旅客数は640万人でしたが、今年同月は8.3%減少して590万人になりました。国内線は12.4%減少し、国際線は5%の減少でした。座席利用率(又は(無償客を含めた)搭乗率)0.2ポイント減少して82.9%となりました(管理者注:昨年は「4月としての最高記録」でした)(有償)旅客キロも昨年4月と比較して5.2%減少して119億水準となりました。国内線の(有償)旅客キロは11%、国際線では4.2%減少しました。貨物輸送量も昨年4月と比較して12.9%減少しました。

 

 一方、経済以外では、高等選挙委員会(YSK)の決定に対するCHPの反論に対する反論が、エルドーアン大統領を始め、ユルドゥルムAKP大イスタンブル市長候補、ボズダー憲法委員会委員長(元法務大臣、元副首相)などからも出ていますが、全て「大イスタンブル市長選挙で違法な行為(法律違反の投票監視委員会が設置)が行われたので、無効、再投票というYSKの決定は正当である」という主張にとどまっており、「大イスタンブル市長選挙の投票が違法ならば、同じ投票所で行われた39区長選挙と市議会議員選挙も無効であり、それどころか同じ規定に基づいて行われた昨年624日の大統領選挙と国会議員選挙も無効だ」というCHPの主張に対する反論は見られませんでした。

 

 

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 今日紹介するのは、上も少し紹介しましたが、トルコ中央銀行(TCMB)による、為替対策と思われる2つの決定に関する記事で、いずれも今日(9)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。2つまとめて紹介します。

 見出しは「中央銀行は、預金準備のための外貨代替許可率を変更した」と「中央銀行は1週間物レポ入札を中断した」です。

 トルコ中央銀行(TCMB)預金準備のための外貨代替許可率を変更しました。

 TCMBから行われた預金準備のための外貨代替許可率に関する発表では、金融市場における最近の進展に注意を払いつつ、金融安定性を支援する目的で預金準備として中央銀行に預け入れることができる割合について変更が行われたことが明らかにされました。

 同発表では、次のように記述されています。

「トルコ・リラの預金準備に対応するために外貨を預け入れることができる最高割合を40%から30%に引下げと、外貨預金の準備率を全ての預金額に対して100ベーシスポイント引上げることが決定された。トルコ・リラの預金準備のために外貨を預け入れることあできる割合で行われた結果、市場には28億ドルが放出され、市場からは72億リラが引き上げられることになり、また、外貨預金の準備率の変更の結果、市場からは30億ドルが回収されることが予測されている。」(管理者注:結局、市場から72億リラと2億ドルが引き上げられることになります)

 

 中央銀行は金融市場で起こった進展に注意を払いつつ、1週間物レポの入札を一定期間中断すると発表しました。

 中央銀行は、トルコ・リラの流動性管理に関して行った記者発表で、「金融市場で起こっている進展に注意を払いつつ、1週間物レポ入札を一定期間中断するとの決定が行われた。」との表現が使われました。

 金融政策委員会(PPK)は、今年1月16日、3月6日及び4月25日の会合では、政策金利となっている1週間物レポ入札金利を24.0%で維持する決定を行っていました。

 アナリストたちは、中央銀行が以前も1週間物レポの入札を中断したことがあることを指摘しました。

 その決定により、加重平均流動性コストは段階的に25.50%に以上の水準になることを指摘したアナリストたちは、その結果、外貨相場の過剰変動性が減少することが予測されると述べました。

 2018914日から2019322日の間で、TCMBの市場への資本供給は全て1週間物レポ入札により行われ、金融市場で起こっている進展に注意を払いつつ、2019325日から48日まで、1週間物レポの入札が中断され、資金供給はオーバーナイト貸し出しレートである25.5%で行われていました。

 TCMBは、48日以降、1週間物レポの入札を再開していました。

 その結果、取引所イスタンブルの銀行間レポ市場では、TCMBとの取引を除いて行われた計算では、平均金利は2019325日から48日までの間で上昇が記録されました。しかし、市場への資本供給が再び1週間物レポ入札により行われ始めたことにより、再び政策金利水準で変動し始めました。

 

 

 

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 今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。
ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。

この本もお勧めです。












 






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Last updated  2019.05.10 12:49:50
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