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2022.09.01
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カテゴリ:経済問題
 今日(31)は一転、重要と思われる記事が色々と出ていました。その中で最も重要と思われるのは、今日発表になった第2四半期(4~6月)のトルコのGDP成長率が7.6%になったことに関する記事です。GDP成長率に関しては、2021年には一人当たりのGDP9,592ドルになったという記事、第2四半期の成長率はOECD加盟国中で2番目に高い成長率となった(1位は8.3%のスロヴェニア)という記事、ムーディーズ社が今年のトルコのGDP成長予測を3.5%から4.5%に上方修正したという記事などが出ていました。それ以外ではセダット・ペケル犯罪組織首領の暴露に関して、SPK(資本市場(証券取引)委員会)が刑事告発を行ったことを受けて、イスタンブル検察庁が捜査を開始し、金品をだまし取られたと主張している女性経営者を事情聴取のために呼び出すことに決定したという記事も出ていました。こちらは、女性経営者の告発内容を調べているわけではありませんので、“事件の進展”があるかどうかはまだ分かりませんが、ペケル首領のビデオ投稿・ツイートに関連して、初めて検察が動いた事件として関心が集まっています。なお、ペケル首領の暴露に関連して、大統領相談役・補佐官1名が辞任したことを明らかにし、もう一人も辞任したのではないかとの憶測を呼んでいます(投稿内容から“大統領相談役・補佐官”という肩書が消されている)。また、先日、保護観察処分付きで釈放(自宅待機)になったポップ歌手ギュルシェンの処分に関し、“自宅待機(=外出禁止処分)”に関して抗告を行ったという記事も出ていました。また、今日はアイドゥン県クシュアダス市沖のエーゲ海で2度地震があったという記事も出ていました。1回目はトルコ時間13:10に約18km沖でマグニチュード5.1の地震で、2回目はトルコ時間17:02に約17km沖でマグニチュード4.5の地震でした。

 

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  今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」で大きく取り扱われている問題としては、今日もセダット・ペケル犯罪組織首領の暴露に関するものが中心だったように思われます。上でもAAの記事について紹介しましたが、野党やペケル首領の告発・暴露に関する検察の態度が注目されています。とりあえずは、ペケル首領と女性経営者を告発する部分のみが捜査されていますが、捜査の矛先が収賄側(国会議員、大統領相談役・補佐官をはじめとするAKP関係者)にも向けられるのかが、最大の関心となっています。勿論、第2四半期のGDP成長率に関しても議論はありました。揚げ足取りではないのですが、「トルコ経済モデル」の重大な問題として、労働力()の搾取が指摘されていました。つまり、トルコ経済自体は成長しているものの、労働力に配分される所得はどんどん減少しており、労働者が経済成長を実感できないのは収入が増えないためであるだけではなく、結果として消費力が低下しているので、小売業、更にはサービス業の売り上げが伸びていないと指摘されていました。具体的には2020年第2四半期の所得分配は資本が42.3%、労働()36.8%であったのに対し(残りは、投資・税など)、今年第2四半期には資本が54.0%、労働()25.4%となり、労働への配分が初めて30%を割ったと指摘されていました。今日はGDP関連の記事を紹介します。

 今日最初に紹介する記事の見出しは「トルコ経済は、今年第2四半期に7.6%成長した」で、今日(31)付の記事で、抜粋して紹介します。

 トルコ統計庁(TUIK)は今年第2四半期(4~6月)GDP統計を発表しました。それによれば、トルコのGDPは連鎖指数として、今年第2四半期には昨年同期と比べて7.6%増加しました。暦及び季節調整後の成長率は、前期(2022年第1四半期)と比べて2.1%、暦調整後の成長率は、昨年同期と比べて7.6%となりました。生産方式による現在価格によるGDPは、今年第2四半期には前年同期比で114.6%増加して34,1896,700万リラとなったと計算されました。ドル建てでは2,1933,500万ドルとなりました。労働力へ配分額は(リラ建て現在価格で)66.4%の増加で、資本への配分額は134.7%の増加となりました。

 ここからは一言解説・雑感です。誰も指摘していませんでしたので、管理者の勘違いかもしれませんが、一方で合理性はあると思われるのは、「経済成長はインフレ率を誤魔化した成果」ではないかということです。つまり、インフレ率が、より正確には消費者物価指数の上昇率が170%を超えていると言われているにもかかわらず、TUIK80%弱と発表している(国内生産者物価指数はTUIK140%以上と発表)としているため、本来、GDPは現在価格リラ建てで140%程度成長して、初めて実質成長率ゼロとなるはずですが、インフレ率を80%としているため、33.33%成長しているように見える(もともと10であったGDP140%増加して24になった場合、インフレ率が80%なら、24-18/1833.33%の成長に見える)ということで、「トルコの経済成長は、インフレ率を誤魔化した成果=幻想に過ぎない」という可能性は十分ありそうです。

 

 2つ目に紹介する記事の見出しは「トルコはOECD加盟国の中で2番目の高成長率を記録した国となった」です。こちらも今日付けの記事で、抜粋して紹介します。

 AA記者がOECDTUIK(トルコ統計庁)の統計から導き出した結果によれば、トルコは7.6%の成長率で5期連続の成長を記録し、今年第2四半期に関するOECDG20から発表された統計では2番目となりました。OECD加盟国の第2四半期の平均成長率は3.6%、EUの平均成長率は4.0%でしたが、スロヴェニアは8.3%の成長率で、OECD加盟国の中で最高の成長率を記録しました。その他、イスラエルが7.4%、ポルトガルが6.9%、ハンガリーが6.5%、スペインが6.3%などとなっています。

 

 3つ目に紹介する記事の見出しは「ムーディーズ社は、トルコ経済の今年の成長率予測を引上げた」です。これも今日付けの記事で、抜粋して紹介します。

 国際信用格付会社ムーディーズは、トルコ経済の今年の成長率予測を3.5%から4.5%に引上げました。同社は国際マクロ経済予測2022-23報告書8月号を発表しました。同報告書によれば、5月号の予測から世界経済成長予測は大幅に引下げられました。G20の成長率は、昨年は5.9%でしたが、今年は2.5%、来年は2.1%の成長になると指摘されています。この予測は5月には、今年は3.3%、来年は3.8%となっていました。同報告書では、トルコ、イタリア、ブラジル及び南アフリカの成長率を上方修正しました。トルコについては、今年を4.5%、来年を2.0%の成長になると予測しています。

 

最後に、昨日引き続き、映像が参考になると思いますので、共和国建国10周年当時の映像付きの10周年行進曲のリンクも紹介します。

https://youtu.be/0RkbkRXtqWc?t=63

 

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ここからはブレスレッドです。




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Last updated  2022.09.01 18:52:21
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