|
カテゴリ:東海道五十三次:往路
すぐにお泊まり場所は確保出来まして、いつもなら繁華街をうろちょろするところですが、駅に隣接するスーパーでお総菜&酒をご購入にて、さすがに部屋食いでござれば。もう無理ずら・・・。
さっさと汗を流し、ま~~ったりしててもまだ19時前(笑)。 ベッドで横になりながらテレビを見ていたっけ、いつの間にか落ちてました。そりゃそーだ。 一度3時半頃目が覚めましたが、残りのおビールをもう1本飲んで(え!?)再び就寝。そして7時過ぎ起床。よぉ~寝なすったなぁ 昨日の不調が嘘のように、体調よろしく食べ放題の朝食はおかわり(!)しちゃったんだからもー 8時半、ホテルを出発。まずは四日市駅から富田駅へ。 そして、9時。 いざ出立でござんすよっ 特に迷うこともなく順調に進みまして、三滝橋を渡ると、、、 四日市宿だよっ!!!お市っちゃん!!! 四日市(三重川) 橋を渡ると、あの!戦国武将「藤堂高虎」も参勤交代時には必ず立ち寄りお買い求めた「なが餅」の「笹井屋」さんがあります。創業天文十九年(1550年)。 ちょっと、おまえさんっ!!!藤堂高虎ですよっ!? 高虎がまだしがない足軽だった頃、日永の里で笹井屋という店が「永餅」という名物を売っていました。銭はなかったが、どうにも腹が減ったため、出世払いという約束で永餅を食べさせてもらいました。 空腹だったせいもあるけれど、餅の旨さに感心。しかも、この餅の名は「永餅」だといいます。餅の名と武運が長く続くこととをひっかけて「吾れ武運のながき餅を食うは幸先よし」と言っていたく喜んだのです。 後に出世を果たし慶長11年(1606)、津に転封された折、笹井屋彦兵衛を召して、過日の礼を述べて厚く遇したといいます。以来、参勤交代の折には必ず笹井屋に立ち寄って永餅を賞味しするようになったのです。 もちろん、ワタクシだってお買い求め。食べるのが楽しみなのでございます。10時半前。 その先は商店街の中を抜けるのですが、ここで桑名名物の「志ぐれ煮」を売っている店を発見。あり!?ここは四日市だよね!? 昨日、うっかり八兵衛忘れてしまい後悔していたので、ここぞとばかりお買い求めましたが、ご主人に聞いたところ、桑名に本店があるとこと。なるへそ。 「貝増本店」さん、「旧東海道、桑名の宿唯一の老舗」と銘打ってありますれば。 桑名宿のお話をたくさん聞かせてくれました。 その後はひたすら歩き、「日永の追分」にて一休み。12時。 ここは旧東海道と伊勢参宮道の分岐点で、神水が、、、滾々とわき出ると言うよりも、ドバドバと豪快に あまりの大盤振る舞いっぷりに、なんだかありがたみが・・・(笑)。←罰当たり ご近所の方々がどんどこ汲みに来ておりましたよ。もちろんワタクシも喉を潤し一服したでござんす さて、今回の旅は、ワタクシの大好きな松並木が全くありませんでね、寂しい・・・。 そんなことをぼへっと考えながら先に進んでおりましたら、、、えぇっと、どこで曲がるのん!?的な状況再び。またもー勘弁してくれー 期待を裏切らない女とはワタクシのこと!?案の定これまた豪快に間違えましてね。しかもかなり単純なミスでウケた(笑)。アホか! もちろん引き返しましたとも でも、今回のロスは約1時間だったので傷は浅い!?(もーその感覚がバカずらw) そして、やっと本命の「杖衡坂(つえつきさか)」。14時過ぎ。 日本武尊が剣を杖がわりにして越えたという故事が伝わるほどの急坂で、松尾芭蕉も馬でこの坂にさしかかったときに、落馬したと言います。 そして時が流れ、今日このワタクシめが、同じ坂をいざ越え~んっ ・・・キツっ!!! そりゃ、日本武尊も剣を杖がわりにするっちゅーねん そりゃ、芭蕉はんも落馬するっちゅーねん ま、距離は短くあっと言うまでしたが(笑)、そんなことを思いながら越える坂はそうそうありませんぜぃっ!!!旦那っ!!! たぁ~のし~ぃっ ・・・つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[東海道五十三次:往路] カテゴリの最新記事
|