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カテゴリ:東海道五十三次:往路
無事、杖衡坂(つえつきさか)を越えた後、妥女一里塚前のドライブイン跡地にて昼食。冷たい麦茶が美味でござった。
そして、旅はいよいよラストスパートずら 今回のゴールを加佐登駅と定めまして、ひたすらひたすら歩きますれば。15時過ぎ。 石薬師宿だよ、お石ちゃんっ!!! この辺りもお祭りでしてね、獅子舞を奉納しておりましたよ。 途中に立派な小沢本陣跡がありまして、ここの宿帳には「忠臣蔵」で知られる赤穂の浅野内匠頭や大岡越前守の名前があります。 そして、宿の南はずれの「石薬師寺」へお参り。 石薬師(石薬師寺) その少し先に「蒲桜」があります。 寿永の頃(1182年~1185年)、源範頼(頼朝の異母弟で、義経の異母兄)が平家追討のため西へ向かう途中、石薬師寺に先勝祈願をした際、鞭にしていた桜の枝を地面に逆さにさした。 それが芽吹いて育ったと伝えられており、「逆さ桜」とも呼ばれ、ヤマザクラの変種として植物学上にも珍しいものだそうです。 ・・・見てもさっぱりわからなんだが 時間的にも疲れが顔に出る頃合い、気の抜けた顔でぼへっと歩いておりましたら、通りがかった近所のオッチャンに「このまままっすぐ、あの坂を上るんだよ」と声をかけられたでござる。あ、ありがとうございます。 お陰様で迷うことなく、本日のゴール加佐登駅には16時半前。 よ~おっ、よよよいよよよいよよよいよいっと 今回の旅は、旅史上最大のピンチでござんしたなぁ。痛みに耐えてよく頑張ったっ!!! 鳴海宿~宮宿~桑名宿~四日市宿~石薬師宿 約57km ちょうど電車が来まして、名古屋を経由し新幹線でばびゅーんと江戸へお帰りコースですが、それでも3時間近く(!)かかると言う・・・。 帰るのが面倒になるくらい、ずいぶん遠くまで来ましたなぁ もちろん名古屋でぶらり途中下車の旅、昨日食べられなかった「味噌煮込みうどん」でほっこり癒されたのは言うまでもなく。わはは いやぁ、おビールの美味いこと美味いこと、至福の時でござる。 そして、気が付けば(え!?)TIME MACHINEのカウンターで「ただいまっ!!!」現代人に戻ったワタクシでございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 18, 2010 05:48:55 PM
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