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カテゴリ:有機EL照明開発
有機EL照明開発のイー・エル・テクノ(福岡市、豆野和延社長)は今夏、10センチメートル角の照明の量産に入る。従来はサンプル生産だったが、商業施設などから受注したのを機に生産を本格化する。生産能力は1日最大5千個。品質面でも2013年度中に消費電力1ワットあたりの明るさを3割程度引き上げる。
初年度は10億円程度の売り上げをめざす。有機EL照明は面全体が発光するため、点で発光するLED照明より光が広がりやすい。明かりの色は昼白色で、柔らかい印象になるという。薄く、発熱が少ないのも特徴。同社はホテルのロビー向けなどを想定して需要を開拓する考えだ。 昨年開設した熊本県合志市の工場で製造し、量産化による生産コスト低減効果も見込む。 イー・エル・テクノは三洋電機出身の豆野社長が10年に設立した。昭和電工などが出資している。三洋電機やNECなどで有機ELの研究開発に携わっていた技術者などが集まり、照明の開発を続けてきた。 (以上、7月15日の日本経済新聞の記事から) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/08/07 05:57:12 PM
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