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カテゴリ:こんな映画&テレビを見ました!
フランスで、ちょっとした日本ブームらしい。 これまで日本好きなカナダ人やアメリカ人に会ってきましたが 彼らはどちらかというとupperclassの人たちで、日本人よりも 日本の伝統文化に詳しいくらいでした。 たとえば アメリカでは着物をきた白人の方が、月夜の晩に尺八の演奏をしているのを聞いてその音色に感動してわたしたちが涙したり または豊臣秀吉の大茶会の本質について詳しく熱弁をふるい、一同感心したり・・・。 でも今は大衆文化として漫画が大流行で 漫画を皮切りに登場人物のコスプレや、囲碁なんかが大流行らしい。 また、日本では畳の生活が徐々になくなっているのに、フランスでは畳が大人気。 ベッドではなく、畳に布団を敷いて寝るのがステイタスだそうだ。 おもしろいな~。隣の芝生は・・・現象なんだろうか。 そういえば、以前TVで日本在住の外国の方が、仏壇を拾ってきて ワインクーラーに使っている、ととても誇らしげにインタビュワーに語っていた。 見てて「なるほど」と思うくらい形といい、大きさといい、ワインを仕舞うのにピッタリ。 日本でなら「罰が当たりそう」なんて多分誰もそんなふうには使わないと思うけど 見方が変わればワインクーラーですよ?! しかも捨てられていた仏壇が、あらたな役割として利用されているなんて!! きっと人間だって、ところ変われば人の評価も随分とかわるんだろうな~。 今の居場所が苦しくて、どうにも自分の価値が見出せないときは 自分の身の置き所を変えればいいと思う。 慣れ親しんだ環境から出て行くのはそれはそれで辛いものだけれど ほんの少しの勇気で一歩踏み出して救われることが世の中結構多い。 以前、終戦を知らずにフィリピンで何十年も生き延びていた横井さんが学生の自殺のニュースを聞いて言っていた一言を思い出す。 「そんなに苦しかったのなら、どうしてその環境を捨てなかったのだろう?」 最近自殺のニュースを聞くたびに 自分の可能性を見出す場は他にもある、たくさんあるのにと 悲しく、悔しくなります。 ブログランキングクリックしてね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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