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テーマ:特撮について喋ろう♪(4479)
カテゴリ:映画DVD
イギリスのSF作家ジョン・ウィンダムの、1951年の原作小説を映画化。
またまた、テレビでは『SF人類SOS』←というように、題名の最初に必ず「SF」って付いてました。 ある夜、流星群が飛来、その美しい一夜のショーに人々は見とれたが、その流星の光を見た者すべてが次々に失明し、世界は大混乱に陥る。 そして、恐怖はそれだけにとどまらず、時を同じくして、かつてすでに隕石でやって来ていた人食い宇宙植物トリフィドが、突如世界各地で異常繁殖し、人類を襲い始める。 抵抗できない盲目の人類は餌食となり、世界は滅亡するのだろうか・・・。 昔から、年末・年始、夏休み、火曜日や土曜日のテレビ映画劇場の定番で、その度に観ましたし、 登場する宇宙植物トリフィドは、大伴昌司氏の怪獣本や雑誌の特集で、何度も読みました。 「放射能X」「金星ガニ」「恐竜100万年」「ウルトラマン」「ゴジラ」「サンダーバード」などがごっちゃに載っていて、一緒に紹介されていたのが懐かしいです。 ※公開時のスピードポスター。やはり残っているんですね。 多くの失明した人間がうろうろしている街、墜落する飛行機、激突する列車など、失明に混乱した人類の地獄絵図が不気味で恐ろしい。 そのうえ、あたり一面の宇宙吸血植物トリフィドが、もぞもぞと襲い来る恐怖も不気味。 アイディアの勝利ともいえますが、流星群による失明と、人食い宇宙植物の大繁殖が、なぜ同時に起きたかという最大の疑問は当然残ります。 (原作には、主人公の憶測が書かれているようですが。) 偶然から失明を免れた船員と、同じく少女の二人が、地獄と化した街を行くという脱出劇と、 孤島の灯台で何かの研究をしていた学者夫婦が、襲い来るトリフィドと戦い、撃退方法を発見する!!という話が並行して描かれています。 ※昔のVHSパッケージ、レア! 昔から何の疑問も無く普通に観ていた映画でしたが、調べてみると監督が二人! そうでした。 灯台の学者夫婦の話は、後から別の監督(フレディ・フランシス)が撮り足したものだそうです。 どおりで、まったく関連していないわけです。 気にも留めませんでしたが、いやぁ、このエピソードがあってよかった。 無かったらどういう結末だったのでしょうか。 『人類SOS』1963年イギリス 94分 監督:スティーブ・セクリー、フレディ・フランシス 出演:ハワード・キール、ビル・マイセン、クリスティーン・デュラント 原作:ジョン・ウィンダム『トリフィド時代』1951年(原題The Day of the Triffids) トリフィド時代 (楽天、現在売り切れ!) -- トリフィド時代―食人植物の恐怖 (創元SF文庫) Amazon: こちら ------------ ※販売DVD:2本立て!(楽天、現在売り切れ!) 地球最後の男+人類SOS! 「地球最後の男+人類SOS! 」 レーベル/販売元: (株)エプコット 発売日: 2005年02月25日 ディスク枚数: 1枚(DVD1枚) 収録時間: 180分 ------------ 『デイ・オブ・ザ・トリフィド』 ( 1981 イギリス ) 本作も、やはり、リメイクが存在しました。 楽天レンタルで「デイ・オブ・ザ・トリフィド」を借りよう こんなジャケットでは借りる気がしないのでは・・・。 ------------ ぽすれんにリンク 監督:ケン・ハンナン 出演者:ジョン・ダッティーネ、 エマ・レルフィ、 モーリス・コルボーネ 収録時間:157分 レンタル開始日:2006-03-03 Story イギリスのSF作家、ジョン・ウィンダムの原作小説を映像化、人類と謎の生命体の闘いを描くSFパニック。地球を通過した大流星群を見た者たちがひとり残らず視力を失ってしまう。一方、3本足の吸血植物・トリフィドが繁茂し人間の血を求めて襲い掛かる。 (詳細はこちら) ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.22 00:16:31
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