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劇49『オセロ』世田谷パブリックシアター(G28)2013/6/9(日)17時初日 客席を含む舞台装置と演出が面白く、深く響くコントラバスの生演奏が素晴らしい。
劇場建物の内壁をそのまま隠さないシンプルな舞台、 客席中央にゲネプロなどでみる演出家+スタッフの席を設置し、 役者もその席や、空けてある客席に座ったり、 灯油缶をたたきながら通路を通ったり、 途中でヴェニス公は入場する際には観客全員が起立したり…、 観客・客席と舞台・役者の一体化を図った演出、 と事前に席に置かれたチラシに書かれていました。 起立・着席程度だけでは観客も参加しているとは言い難いですが、 客席をも取り込む舞台とそのような演出は面白い。 けれどそれよりも、深く響くコントラバスの生演奏が素晴らしかったです。 超有名な物語ですが、なぜにオセロは、こうも簡単にだまされてしまうのか。 純粋で朴訥なイメージに、仲村トオルがぴったり。 父親をうまくだませた娘なら、夫も同様にだますかもしれない、ということは言えますが。 唐突にすら感じられる、クライマックスの劇中劇的な二重構造もまた面白い。 「オセロ」 2013/06/09(日) ~ 2013/06/23(日) 会場 世田谷パブリックシアター 出演 仲村トオル、山田優、白井晃、赤堀雅秋、加藤和樹、高田聖子、水橋研二、有川マコト、ほか 脚本 ウィリアム・シェイクスピア 演出 白井晃 人気ブログランキングへ ☆↑ランキングに参加してます。↑もし少しでも気に入っていただけましたら、1クリック投票いただけると嬉しいです。m(_ _)m
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Last updated
2013.06.27 01:46:04
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