1307899 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

いわぴいのドラマ日記

いわぴいのドラマ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
November 20, 2005
XML
テーマ:『義経』(332)
カテゴリ:ドラマ
 静御前の奉納の舞に涙が出てきてしまいました。初めて出てきたときにはあまり舞が上手ではなかった石原さとみでしたが、今日の舞はなかなかのものだったような気がします。義経を思い、義経のことだけを考えて敵地で見事に舞い踊った静の心意気は政子でなくとも「あっぱれ」と思ったのではないでしょうか?今回の大河ドラマには珍しく最高の演出だったような気がしました。終わった瞬間に楓の葉が吹雪のように舞い散る様も美しかったですね。

 ただ、その奉納の舞にいたるまでは辛い出来事の連続でしたよね。六波羅に囚われた静を救い出すために義経たちがいろいろと画策したものの、静は義経に会いたい気持ちを抑えて、彼らを守るために鎌倉へと素直に送られていったわけですから。六波羅から出た駕籠が義経をおびき出すためのおとりだったことを考えると義経主従は静のおかげで救われたといっても過言ではないような気がしました。

 しかし、運命とははかないもので、一人行方の知れなかった佐藤忠信が一人でそのおとりの行列に突っ込んで命を落としてしまいましたよね。せっかく行方がわかったと思ったら、あえなく落命では悲しすぎるような気がしました。静を守りきることが出来なかったことで、忠信自身が自責の念に駆られていたということなんでしょうね。静を取り戻さなければ義経のもとには戻ることが出来ないという忠信の忠誠心がものすごく伝わってくるようなシーンだったと思います。

 忠信の死を見取った義経主従は山道を少しずつ平泉に向けて進む一方で、静は鎌倉で頼朝との面会を果たしていました。頼朝に向けて「なぜ、義経を謀反人にしたか」と問いかける静は何とかして愛する義経を守りたいと思う一人の女性でした。そして、それは義経の子を守りたいと願う一人の母親の言葉だったのかもしれません。なぜなら、彼女は義経の子を身ごもっていたのですから。ただ、それは静のはかない夢物語となってしまいました。頼朝の密命により、生まれた子が男子だった場合は殺すようにという悪魔のような仕打ちが待ち受けていたんですよね。目覚めたときの静の狂乱振りはすさまじいものでした。最愛の人の最愛の子を奪われた母というのはあれほど取り乱すものなんでしょうね。そのあとにほとんど抜け殻のようになってしまった静の辛さは想像に難くないところだと思います。そんな状況で、あの「しずやしず」を舞いきった彼女の心の強さには頭が下がる思いがしました。

 この舞のおかげで静は都に帰ることができそうですが、義経主従にとっては平泉への最後の難関が来週に待ち受けていそうですね。安宅関をこの物語の中ではどうやって越えていくのか、どんな勧進帳が見られるのか、今週に続き義経の物語の佳境が続きます。来週も楽しみですね。


人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
TV Drama★Ranking
週刊ブログ王

ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  November 20, 2005 09:00:51 PM
コメント(12) | コメントを書く
[ドラマ] カテゴリの最新記事


PR

プロフィール

いわぴい2513

いわぴい2513

カレンダー

フリーページ

お気に入りブログ

野乃華のノート 野乃華さん
テンプレートとアク… でめらら58さん
●Hokkaido & Travel … wind0625さん
Takara's Wisecrack 10wingsさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.