カテゴリ:ドラマ
確かに報道番組って怨念の宝庫でしょうね・・・。加害者の側からすれば、マスコミで報道されなければばれなかったと言う出来事だってあるでしょうから・・・。特に「ザ・ニュース」のようにスクープを追いかける番組だったらこれからも起こり得ることでしょうし、今の春香のことを見ると昔はもっとスクープに命を張っていたんだろうと想像してしまいます。それでも、今回は何とか無事に済んでよかったですけどね。
10年前の消費者金融の社員殺人事件の容疑者が、刑期を終えて刑務所から出てきたのと同時に、その事件をスクープした番組を担当したスタッフが襲われ始めるという事件が起きたときには、ドラマの中とはいえ正直ショッキングでしたね。中でも柴田さんが買い物帰りに襲われたときには、身近なところで起こったことだっただけにスタッフ全員が襲われてもおかしくないような感覚を覚えてしまいました。取締役が春香の身を案じて外に出ないように指示したのはまさに適切な対処だったんですよね。 ただ、そんなことで黙っていないのが春香なんですが・・・。犯人と思われるダーツマンが出所してきた人物と同一ではないと考えた彼女が居ても立ってもいられずに飛び出したのは案の定という感じでしたね。ダーツマンとしては渡りに船のように感じたことでしょう。春香のことを偶然見つけた取締役が駆けつけることが無ければ、春香も柴田さんと同じような目にあっていたんですよね・・・。「頼むからたまには俺の言うことも聞いてくれ・・・」と泣きそうになりながらはるかに語りかける取締役の優しさと愛情が見ているこちらにもひしひしと伝わってくるようなシーンでした。 愛情といえば、出所してきた人物の奥さんも本当によかったですよね。元ダーツのチャンピオンということで、旦那がダーツマンだと疑われていたにもかかわらず、駆け落ちしたときの気分そのままに旦那を愛し続けている姿には心を打たれました。最初はマスコミ対応に嫌気が差していたところに押しかけたので「人生返してほしいわよ!」なんて毒づいていましたが、取材を重ねるうちに旦那が服役中に生まれた子供に父親のことをことを細かく話してあげていたり、生活が苦しいころの一杯の氷水に幸せを感じていたことなどを聞いていたら、なんだかうらやましくなってしまいました。幸せの形っていろいろあるものだなとあらためて考えさせられましたね。 そして、今回の大金星は望美でしたよね!春香のコバンザメといわれてふくれていた彼女が動けない春香に変わってスクープを取ってきたんですから・・・。出所してきた風呂屋の旦那が幸せだったころに必ず「帰るコール」をしていたことから、お天気カメラに映っている彼が公衆電話を探していたことを推理する姿はさながら春香のようでしたよね。そして、さらに取材を進めるために、今はお菓子会社の警備員をしている元金融会社の社長に体当たりで取材に行く行動力もまるで春香のようでした。そのことで監禁されてしまい、身を危険にさらすことになってしまったわけですけど・・・。それでも、そのことで望美がキャスターという職業に目覚めたのはよかったですよね。これから春香の下でどんな風に育っていくのか、すごく楽しみになってきました。 望美が危険にさらされたときに春香が警備員に食って掛かっている姿も愛情にあふれていましたよね。なんだか今回の話は、すべてが愛情に彩られていて、とても気持ちよく見られたような気がしました。確かに世の中ってシビアな部分もたくさんありますけど、それだけじゃない優しさや愛情もたくさんあるんですよね。あらためて生きていることの素晴らしさを感じたお話でした。 人気blogランキングへ 週刊ブログランキング TV Drama★Ranking 週刊ブログ王 ブログランキングに登録してみました。よかったらクリックしてください。宜しくお願いします。 ドラマ日記トップへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 17, 2006 06:34:43 PM
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