私の問題解決の考え方 第11章3

11.7 私は何をやっているか?

-私は変わった。とても疑い深くなった。原発廃止のためにできることをやり続けています、大勢の人達にも呼びかけています。―



そうです。私は変わりました。2011年3月以来、大きく変わりました。

問題解決の研究を続けていることは確かですが、今は、長年これまでの研究で学んできたことを、「原発を止めさせる」ということに応用しようとしています。

勿論、私一人では解決できませんが、なるべく多くの人達の思いを一つにして、原発なしの世の中を作りたいです。

私が特に着目しているのは、原発事故が人災であるというところで、お役人も、私達国民も変わって(心を入れ替えて)、日本を、借金なしで、原発がなくても暮らしていける国にしたいです。



そのために、



1.まず原発のことを勉強しました(しています)。


原発事故が起きたことで、大きな恐怖を感じました。被害を受けた人達へ思いが行きました。

国も、東電も、専門家達も、事故を小さく見せようとして、嘘をついたり、ごまかしたり、事実を隠したりしていました。実際に、事故直後言っていたこととは全く違うような大きな事故であることが次第に分かってきたのでした。

このときから、私はとても疑い深くなりました。

そして、原発が日本で作られるようになった過程を調べました。


☆当時、福島の新しい原発建設前に、設計者が津波が心配だと言っても、上司に千年に一回の津波(千年あまり前に大津波があったことは知られていたのに)のことなど考えるなと言われてしまったのです。(安全を第一に考えていなかった。)

☆その前も、まもなく石油がなくなるので、発電のために新しいエネルギー(原子力の平和利用)が必要であると国民を説得し、素早く、強引に原発を導入してしまったのです。経済大国になるために。(未知で危険な技術に対し、必要なチェック機能が全く働いていませんでした。)

☆そのとき、原発を推進した、国の指導者達(中曽根元首相等)は、日本を核保有国にすることも狙っていたのです。軍事大国になるため。
(つまり、目的が不純な上、内容に嘘もありました。国民の安全と安心を第一にしたものではありませんでした。)

☆原発を、石油がなくなったときのエネルギー源として推進したのですが、実際には、石油がそうすぐになくなることはなく、さらに、原発は、平和利用のためで、原爆とは全く違うと説明していたのです(でも、原発でできるプルトニウムから原爆を沢山作れます)。

☆原発の運転を始めてからは、不具合や事故が起きても、できる限り隠して、安全対策を怠ってきました。その結果として、あのような事故を起こしてしまったのです。

☆それなのに、あの大事故が起きたら、それを津波のせいにしてしまい、反省をしないし、責任も取ろうともしません。

☆これらの過程では、嘘、ごまかしと隠ぺいの連続でした。(正直でなく、不誠実でした。これらは問題解決を難しくします。すぐ上2項も。)


つまり、福島原発の大事故は、疑いなく人災です。(でも、福島県警も、検察も捜査に立ち入りしません。国民が訴えても起訴されないし、裁判に持ち込んでも、多分負けるでしょう。)



2.放射能測定をしています。


これが、思いの外、役に立っています。


国や東電からいろいろ事故についての情報が発表されていますが、その内容がどこまで真実かが分かりませんでした。

放射能がどのくらい遠くまで広がっていて、どの範囲内の人々が避難しなければいけないかもはっきりしていませんでした。外国人については、国(自国民が日本にいた国々)によって、自国民への避難勧告が違っていました。

放射能の広がりの予測(計算値があるのに使おうとしなかった)や測定が後手後手になってしまい、よく分からない状態だったということが実情だと思います。



アメリカの方が、早い段階で、避難領域の予測をしていたのかもしれません。80km圏内からの避難を指示しました。

わが国は、初めは3km、それから、10,20、と30kmまで広げていったのです。

結局、何も分からなかったのか、嘘をついていたのです。



こういうことから考えると、埼玉県という離れたところ(狭山は約210km)にいても、自分で放射線量を測ってみる必要性があると思いました。また、千葉や栃木にいる娘たちの家の近所や関東や東北の各地へ行ったときなどの測定もできると思いました。

そして、放射能測定器を買いました。

私の持つ、唯一の、原発についての、真実を知る手段だと言えましょう。私の目や耳に入ってくる情報には、嘘、ごまかしと隠ぺいが多くて、正直なところ、どれを信じていいか、分かりませんでした。

でも、私が買った測定器は、事故現場ではないものの、少なくとも、私がいる場所での放射能汚染について、真実を教えてくれたのです。

そして、許される放射線量の基準値が決まれば、汚染のチェック機能として使えたのです。


そのとき、国の、安全かどうかの基準は1年当たり1mSvでした。これをチェック機能基準にするとして、1時間当たりに直すと、それは、0.11μSv/hになります。


但し、環境庁では、空間線量率(1時間当たりの値)をもとにした、年間の追加被ばく線量の推計では、「1日の滞在時間を屋内16時間・屋外8時間」と想定し、「屋内における木造家屋の遮へい効果を0.4倍」(仮定)として、基準の値を推計しています。

そうすると、その値は0.23μSv/hになるのです。(実際には、除染の達成基準に上記の0.11μSv/hを使うと、被災地のほぼ全ヶ所で除染ができないということになってしまいます。)

しかし、私が実際に狭山市のわが家で測定すると、家の中でも外でも同じ値になりました。(東京新聞による福島での測定でも、上記の仮定が成り立たないことが示されています。)

ですから、私は、国の安全基準値0.23μSv/hではなく、敢えて、屋内外の両方の測定値を含む、実際の1日の測定値で0.11μSv/h(1年当たり1mSv)を基準にしています。


この基準で測定した主な結果は、

1)私の家(埼玉県狭山市)でも娘達の家(栃木県さくら市、千葉県松戸市)とその周りでは基準値以下(0.07-0.08μSv/h)になりました。(2011-2014)

2)私の新しい家を建てる用地(さくら市氏家)でも基準値以下になっていること(0.08μSv/h)を確認しました。(2012-2014)

3)家完成後も、ちょっと高い値(屋内の方が高くて、0.09μSv/h)になりましたが、基準値以下でした。(2013-2014)なお、2014年夏には、ここの屋内でも0.08μSv/hになっていました。(これは、使った建材が若干汚染されていたためかもしれません。)

4)局所的には値が高くなることがあり、松戸市でも娘の家から近いところで基準値以上の場所もありました。また、福島から遠くても基準値以上になることがありました(標高の高いところなど)。(2011-2014)

5)栃木県北部から福島県(新幹線沿い)、茨城県では基準値を超える場所があります。(2011ー2014)

6)環境庁が示す基準値(屋外で0.23μSv/h)は要注意です。この値以下であるからといって、1年当たり1mSv以下なるとは限りません。(2011-2014)

7)また、国や自治体が示す測定値で安心してはいけません。基準値そのものの問題と、実際に測定している場所(場所そのものと地面からの高さ)の問題があります。(ちょっと離れたところで高い値を示すかもしれない。)(2011-2014)

8)標高の高いところ(栃木、群馬)は要注意です。

9)栃木県北部(那須塩原市など)では福島県並みの高い放射線量が測定されています。それなのに国や県からの対応があまりないのです。(2014)

などです。



以下、実際の測定結果をいくつか示します。



☆長女の家(栃木県さくら市)0.08μSv/h(屋内外同じ)。→安全(2012-2014)(2011年には屋外で0.3μSv/hのところがありました。)

☆わが家(栃木県さくら市)屋外0.08μSv/h、屋内0.09μSv/h)。→安全(2013-2014)


新築の家の中で少し放射線量が高くなりました(0.09;近くの娘の家の中は0.08μSv/h)。住宅会社に聞くと、使った材料の放射能は測定していないとのこと。こういうことにも注意してくれるよう頼みました。

☆次女の家(千葉県松戸市)屋内0.07μSv/h、屋外0,07μSv/h。但し、小学校の校庭の一部で高目(0.1-0.2)。→概ね安全。(2012-2014)

☆埼玉県狭山市わが家0.07μSv/h(屋内外)→安全(2011-2014)

☆山形、秋田、青森県では安全と判断しました。(陸羽西線、羽越線、奥羽本線沿い弘前まで。)(2011-2013)


なお、これらの値は、わが家や娘の家やその周りでは、1時間以上の測定値(加算値)を時間(分)で割った値です。(わが家の値、0.07μSv/hの誤差は0.001μSv/h以下。)

移動中の値は瞬間的な値(μSv/h)をできるかぎり多く測って平均を出しています。1回の測定値では数十%以上の誤差あり。4回測定できれば半分の誤差になります。



☆その他の場所

千葉県柏市、茨城県土浦市0.2-0.3μSv/hのところあり。→要注意(2012)

栃木県塩谷町尚仁沢への入り口0.3μSv/h→要注意(2013)

日光霧降の滝、霧降高原大笹牧場も同程度で要注意。(2013)

那須烏山町で局所的に放射線量の高いところ確認(0.1-0.15μSv/h)(2014)

茨城県 袋田の滝付近 0.1-0.15μSv/hの場所あり(2014)

群馬県沼田市玉原高原標高の高いところ0.5μSv/h→要注意(2012-2013)  


宮城県大崎市(陸羽東線岩出山から川渡温泉の間)でも0.15μSv/h→要注意。(2011-2013)

栃木県那須塩原市文化会館 市の測定では0.2μSv/h(私の測定では0.16μSv/h)(2014)


☆環境庁の大気中放射線基準値0.23μSv/hの決め方(屋内の値を屋外の0.4倍とした)について

私の測定では、屋内外ほぼ同じ。また、東京新聞による、除染後の福島の測定例でも、屋内でそんなに低くなっていません。

本件について、環境庁の基準値を基に安全性の判断をしている、栃木県さくら市担当者に知らせました。因みに、ここでは、市内概ね0.2μSv/h以下(私の判断ではちょっと要注意)になっているとのこと。(環境庁の基準値に従って判断しているという回答をもらいました。従って、さくら市は安全と判断。)

なお、狭山市でも、2011年には、局所的、一時的に基準値を上回る値を観測し、市の担当者に連絡しました。(私の指摘した場所に来て測定してくれました。)


以上の測定結果から分かるのは、汚染が同心円的に広がるのではなく、いびつな広がり方をしていることを確認しました。また、平均的には汚染が減っていても、局所的に汚染が続いている場所もあります。


この測定器のお蔭で、放射線汚染について、ある程度分かってきました。この測定器はかなり信用できます。一度汚染されたところはなかなか汚染が減りません。汚染の状態は局所的にかなり違います。

わが家でも、ときどき大丈夫かどうかの確認をしています。

また、福島の除染の報道に接して、「除染」しても、人が住める保証にはならないことが推定できます。家の周り、学校の校庭、通学路などを「除染」しても、0.11μSv/hにはほとんどの場所でなっていないと考えられます。ごまかしの基準0.23μSv/hならいい方で、もっと高い値でも帰宅できるとしているようです。また、直ぐ近くの物置小屋などでは高い値を示していたりするのです。

それでもいいという人以外は帰らない方がいいです。一年1mSv以下になっているところはあまりないと考えます。


まとめると、放射能汚染を止めることはできないものの、汚染の度合いを知ることができる測定器を私は持っているのです(微力ながら、チェック機能)。そして、この測定器は、国や東電のように、嘘をつきません。



3.関連機関や組織に意見を送っています。

☆原発推進派の力まだ強く、国としては、原発を続けようとしています。

☆迷惑や心配をかけたと謝罪するが、想定外の大津波のせいにして、責任をとらないのです。

☆大事故を起こし、原因究明も事故の収拾もままならないのに、再稼働や輸出をしようとしています。

☆各地での放射線汚染の評価にも汚染を小さく見せようとしています。

☆事故後発生している大量の汚染水についても、どんどん増えて保管場所もなくなっていっているのに、原発の港の湾内に汚染を制御できていると嘘をついています。(安倍首相が)

☆また、原発が経済的にも不利であることが分かり、火力発電の進歩や再生可能エネルギーの開発にも勢いがついてきているのに、ベース電源にすると言い張り、原発の再稼働と輸出を促進しようとしています。お金のためか、どうしても核保有国でいたいためか?

などなど、について、

いろいろ気づいたことや意見を、関連機関等に送ってきました。



それにより、事故以来、送付先に、考えや行動を改めるように求めています。その内容は、私のホームページ(http://plaza.rakuten.co.jp/iwata7312)の日記にその都度書いて来ました。また、フェースブックやツイッタ―でもそれらを紹介しています。これで、できるだけ多くの皆さんにも、国や東電のやっている、よくないことを知っていただこうとしています。

そして、皆さんには、原発を続けることの危険性だけでなく、このまま、原発にしがみついて再稼働や輸出を促進していくと、将来の日本がどうなるかを真剣に考えていただきたいのです。

安倍政権は、経済第一政策を進め、軍事力を高める(核保有国として)ことまで考えていて、それにより、世界大国の仲間入りを企てているのです。

その一方、日本の借金は増え続けています。今、日本は一見景気がよくなったと浮かれていますが、財政が心配なだけでなく、貿易赤字も拡大しています。一時は株価が上がったと喜んでいましたが、株価を上げていたのは外国人投機家の買いで、彼等が2014年3月から売りに転じているため、株価が低迷しています。こちらも心配です。この過程で(買っても売っても)、外国人投機家は大儲けしているのです(お金が外国に出ている)。

今、私達は、目先の経済状態よりも、先のことをしっかりと考えていかなければならないのです。原発は危険であるだけでなく、経済的にも成り立ちません。少しでも早く、別のエネルギー源に移して行かねばなりません。

原発に頼らないという決意がまず必要です。廃炉だけでなく、原発事故の収拾という、想像するのも大変な問題もありますが、この決意があれば、日本人の知恵と努力により、立ち直れます。



私が意見を送った(まだ送っているところもある)先は、

首相官邸、関連省庁、東京電力、原子力規制委員会、原発関連県知事、地元(私が住んでいる;埼玉県狭山市と栃木県さくら市)自治体、地元国会議員、自民党、民主党、公明党、ホワイトハウス(アメリカ大統領官邸)、東京新聞などです。

しかし、ほとんどが自動受理メールだけ、あるいは無返答で、真面目に回答してくれたのは、狭山市、さくら市、東京電力とホワイトハウスだけでした。

東京新聞からは返事はありませんでしたが、私の意見が参考にされているような印象を持っています。

でも、全体的には、こちらからの意見に対し、応答ゼロであったと言えます。折角意見をもらっても、まともに答えようとしないのです。

先方にとって都合の悪いことについて、質問したり、意見を言っているので、答えられないのです。また、答えると、それを公表されたり、別のときに、自分を攻撃する手段として使われかねなかったりするからです。また、味方にその回答が知られると、大変なことになる可能性もあるのです。さらに、よくないことだと分かっていても、それを認めたくないのかもしれません。

いずれにせよ、答えると(証拠が残る)、疚(やま)しいことがある先方には困ったことになるのです。

それでも、先方と反対の意見が多いほど、先方を追及する効果が高くなるのです。ですから、答えがなくても、大勢の人達の意見が多くなればなるほど、相手に大きな影響を与えられるのです。

私は、これらの質問や意見を、私のホームページの日記、ツイッターやフェイスブックでも発表していますので、皆さんが見て下さり、それと同じことでも、皆さんの意見や質問でも沢山関係者に送っていただければ、大きな力になります。実際に、ツイッターでは、かなりの方々にリツイートしていただいています。

ぜひ、皆さんも、国、自治体、電力会社、関連企業などに意見や質問を沢山送って下さい。


4.原発反対運動

☆1000万人さよなら原発署名運動に協力しています。当初2011年には、私の周りの人達の協力を得て、私達夫婦で、700名余りの署名を集めました。

しかし、国民の関心が減ってしまったのでしょうか。2年目以降はなかなか増えず、2013年末でやっと約839万人になりました。署名は、http://sayonara-nukes.org/ でできます。まだの方はお願い致します。(2014年3月で840万あまり。)

これを見かねた女房が再度署名集めの声をかけてくれています。(まだ8/11で844万あまり。)私は秋から冬にかけて、会食や法事などでも集めました。しかし、この署名運動のことがあまり知られていないようです。発起人の人達はどんな努力をしているのでしょうか。(2015年2月で848万)

☆「安倍首相!原発輸出をしないで下さい!」署名運動を立ち上げました。(2013-2014)http://www.change.org/ja/キャンペーン/安倍首相-原発の輸出はしないで下さい-japanese-prime-minister-shinzou-abe-don-t-export-nuclear-power-plants?utm_source=guides&utm_medium=email&utm_campaign=petition_lonely

今回は、私個人の影響を小さくしようと思い、自分から直接相手に署名を呼びかけることはせずに、ホームページ、ツイッターとフェースブックだけで署名を募りました。

結果は惨憺たるもので、ごく少数の署名しか集まりませんでした。しかも、全て、私の知人の署名でした。

このことから感じたのは、インターネットを使う一般の人達は原発の輸出に関心がないのかな、ということでした。(運動は今は中止)


私も、これとは別に、自分のホームページ、フェースブックやツイッターでも、原発反対の記事を載せるとともに、署名の呼びかけを続けているのですが、効果は分かりません。(フォローやリツイートはあることはありますが)

上記のように、国民の原発に対する関心が薄れたように見えてきた2年目には、国民は、選挙で自民党の勝利を許してしまったのです。そして、安倍政権では、原発を再稼働しようとするだけでなく、輸出までしようとしています。

さらに、原発をベースロード電源にするエネルギー政策を閣議決定しようとしています。(しました)


5.周りの人達と原発についていろいろと話し合っています。

私の周りでは、事故後、原発反対の人がほとんど全部(100人以上)です。そして、多くは、もっと電気を節約し、生活ももっと慎ましくしてもいいと言っています。原発賛成の人は3人でした。一人は、会社社長で、原発は経済のため必要だとし、自分は年を取っているから、放射能は恐くない、と言っています。もう一人は大企業の社員で、防衛庁関係の仕事をしているから、反対だと言えないそうです。最後の一人は先生で、電気の使用量を減らしたくないとのことです。 [今は数百人反対;反対多数(2014年記)]


6.私自身が変わっています。


疑い深くなり、質問するようになりました。

報道によく耳を傾けたり、よく読んだりするようになりました。

国や電力会社や専門家の言うことを鵜呑みにしなくなりました。

マスコミや広告代理店も信じられません。

まず疑ってから、間違っていると思うことに対し発言するようになりました。

私も前より正直になりました。そして、より誠実になるよう心がけています。

私一人で原発推進派の人達への働きかけをいくら続けても、原発はなくなりません。そして、このままでは、彼等が変わること(考えを変え、原発を止めること)も期待できません。

しかし、私達国民が皆一緒になれば、できることはあります。

一つは、原発反対の人の数を多くすること。そして、大勢の声で原発を止めさせることです。

もう一つは、自分達の生活様式を変えて、原発の電気に頼らなくてもよいようにすることです。そのために、まず、私自身がこれらの努力をして、他の人達にも同じ努力をするように促しています。

さらに、私達が正直で誠実な行動を常に心がけることです。

そして、日頃、不正(原発関係でなくても)を見たら、きちんと追及することです。感情的にならずに説明して、改めてもらうよう、努力することです。


私達一般国民が、諦めずに、倦まず怠らずに、これらの努力を続けていけば、原発推進派の人達が変わらざるをえなくなります。


1)原発についての情報発信

原発の危険性、放射能汚染の広がり、原発の不経済性、原発事故の収拾の難しさ、放射性廃棄物や汚染水の増加、放射性廃棄物の保管場所が決まっていないこと、国や電力会社が国民の安全を第一にしないで、経済第一にしていること、再軍備をしようとしていること(憲法第9条改定、秘密保護法、集団的自衛権、核保有国)、財政赤字の拡大、貿易赤字、国や電力会社が原発の情報を正直に公表しないことなどを、自分のホームページ、ツイッタ―やフェイスブックで公表、追及しています。


2)国や電力会社の追及

これまで、国も電力会社も、全てを大津波のせいにして、事故後の対応で、しばしば、状況を正直に公開せず、ごまかしや隠ぺいもし、事故の原因がまだ分からない状態にあります。質問されてもきちんと答えないことが多いのです。

私のホームページ、ツイッタ―、フェイスブックや直接のメールなどで、彼等が真実を公表し、原発事故が自分達の人災であることを認めて、責任を取るよう促しています。

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