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シュタイナー関連書籍出版社                イザラ書房編集室だより

◆イザラ書房「新刊・増刷」



■植物と語る 公然の秘密の扉new 



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吉澤 明子 著/画

Copyright 2020/B5変 120p/
ISBN978-4-7565-0144-8
定価(3,000円+税) 2月中旬発売予約受付中

【内容】
シュタイナー思想に基づく絵画・芸術療法の第一人者である著者が伝える20年間の実績。専門家でなくても、誰にでも、どこででもできる植物観察のこの方法は、心が解放され、人とつながり、少しずつ視野が開かれていく体験へと人々を誘います。
植物観察と並行して行なわれてきた絵画の協働性の追求としての
ヴィジオペーデ研修所
《飯島恵美子 伊藤純子 岩田真由美 河野弘未代 小橋正和 小林由香 篠裕子
中村悦子 長瀬美香 早矢仕マサ代 藤田真理子 干場久美子 桃原広子 村上典子》
の作品や「水彩画による連作」も掲載。
目で見ても感じても楽しい一冊です。

【目次】
目次
まえがき

Ⅰ 観るということ
   初めの出会い-感情
   考えるということ-思考
   描くということ-意志
   知るということ-認識
   認識に至る道

Ⅱ 観察の実際-方法 
   全体を見る-印象〈出会い〉
   事実を観る「体」
    ①形態と色、事実を記述する
    ②時間経過に従って記述する
    ③思い出しながら描く-表象
   心を通わせる「魂」
   草花の本質を観る「霊」

Ⅲ ゲーテの指針-生命の法則
   成長と再生、衰微
   らせん運動〈二重らせん〉
   収縮と拡張
   メタモルフォーゼ(変容)
   「植物」-ゲーテの言葉

Ⅳ 植物と人間
   人間の三層構造と植物の三要素との関係
    ①人間の頭部-神経感覚系-根
    ②胸の領域-循環器系(リズム機構)-葉
    ③手足と生殖器の領域-代謝四肢系-花

Ⅴ 四大元素と四つのエーテル
   元素とエーテルを描く-白黒線描
    ①火-熱エーテル
    ②空気-光エーテル
    ③水-音エーテル、数エーテル、化学エーテル
    ④地-生命エーテル

Ⅵ 形が生まれる-フオルメン線描

Ⅶ 色彩が生まれる

Ⅷ 水彩画による連作

Ⅸ 協働について、その可能性-座談会

ゲーテの色環
シュタイナーの色環
協働作品
あとがき

【著者プロフィール】
吉澤 明子

アントロポゾフィーに基づく絵画造形療法士、
画家、バイオグラフィーワーカー
1969年東京芸術大学絵画科油画専攻卒、
10年間に亘り子供の絵画・造形教室を主宰、
1987-1 992 ドイツ・Wittenのシュタイナー教育研究所
およびHerdecke 共同体病院にて芸術療法を学ぶ
帰国以来障がい者施設、老人介護施設等で芸術療法を
実践傍らシュタイナー教育と芸術療法の普及に努める
現在、横浜市すみれが丘ひだまりクリニック(Anthro-Med)にて
色光及び絵画造形療法に携わる
東京、横浜、那須にて定期的な絵画クラスを持つ
シュタイナー教育教員養成講座運営委員兼講師を長年務める
シュタイナー教育水彩・絵画芸術研修機関Visio-paede (ヴィジオペーデ) 研修所主宰
共著:『シュタイナー教育入門』 学研
『 アントロポゾフィー医学入門』 BNP
共訳:『芸術治療の実際』E.M. クリステラ 耕文舎
『 体と意識をつなぐ四つの臓器』H. アッペル 耕文舎


【まえがき より抜粋】
“よく観れば、≪自然≫はその公然の秘密を明らかにする”
とゲーテは彼の『形態学論集、植物編』の中で語っています。
この謎めいた言葉は何を伝えようとしているのでしょう?



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■『美の朝焼けを通って』 
~シュタイナーの芸術観~

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今井 重孝・はたりえこ著/
Copyright2019/A5判120p/
ISBN978-4-7565-0141-7
定価2,000円+税

【内容】
芸術の力で世界が変わる。
シュタイナーは教育そのものを芸術ととらえ
「教育芸術」と呼びました。

芸術って何?
何で大切なの?
誰もが芸術家になれる?

本書はシュタイナー思想のスペシャリストが交わした
対談と往復書簡集です。
読み進めるうちに芸術が身近に感じられ、
ゆたかな気持ちになれるのではないでしょうか。
未来の芸術・オイリュトミーの脳波測定時の解説も掲載しています。

【出版社から】
シュタイナーに興味を持っても、なんだか難しくて・・・という方にお勧めです。
対談と往復書簡なので、生きいきと読者に語りかけてくれます。

今井重孝氏とはたりえこ氏という、スペシャリスト同士がシュタイナーという縦糸に芸術という横糸を絡ませながら、美しい世界観を織り上げてくれました。

オイリュトミーが未来の芸術といわれる秘密も垣間見ることができるはずです。

シュタイナーの世界に浸っているときのあの感覚を第三者にも伝わる形で示したいという趣旨から行われた『脳波測定』の解説も掲載しています。



【目次】
はじめに
対談
往復書簡
解説
 オイリュトミーとは
   大人がオイリュトミーをすると
   学齢期のオイリュトミー
   幼児のオイリュトミー         
 意識魂の時代について        
 オイリュトミー演者の脳波を測る
おわりに 



■『自由の哲学』
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ルドルフ・シュタイナー著/森章吾訳/
Copyright 2017/四六判上製 288p/
IISBN978-4-7565-0135-6/
定価(3,000円+税)

【内容】
シュタイナーの自由論!
「千年後も残る代表作」と著者自らが語り、
物質主義的世界観を克服すべく
人間が自らの核の活動を自覚することで
自由の可能性を獲得する手引。
ゲーテ的自然科学者である訳者が
既存の翻訳に障壁を感じ、
新たな道すじを示した【新訳】

【【出版社から】
本書は《自身の思考の観察》を軸に読者が認識法を自ら体験できるように論を進めています。その意味で読者は、単なる理解ではなく《自分の中の本当の力、本当の存在》を実感することができるでしょう。既存の翻訳に障壁を感じた読者にとっては、新たな道しるべとなる【新訳】 です。

【著者紹介】

森 章吾
1953年:東京生まれ
1978年:東京大学農学部農業生物学科卒業
1978年より:千葉県立高校、生物科教諭(7年間)
1989年:シュツットガルト、シュタイナー教育教員養成・高学年教員クラス修了
1992年:ドルナッハ、自然科学研究コース修了
2006年より:京田辺シュタイナー学校で自然科学エポック講師
2011年より: 藤野シュタイナー学園高等部で数学エポック講師
2013年より: 北海道いずみの学校高等部で自然科学エポック講師
訳書:『フォルメン線描』(筑摩書房)、『シュタイナー学校の数学読本』(ちくま文庫) 『シュタイナー学校の算数の時間』(水声社)、『遊びとファンタジー』(水声社)、『子供の叱り方』(水声社)、『音楽による人間形成』(風濤社) 論文:『クモの考察』、『理念としての原植物』、『モルフォロギーの展開…魚類の考察』、『ゲーテ形態学の方法が示す龍安寺石庭の意味』(すべてゲーテ自然科学の集いの論文誌『モルフォロギア』)

ゲーテ・シュタイナー的自然科学の分野では、日本国内で指導的立場にあり、シュタイナー教育の理科分野でも中心的役割を果たしている。また、日本アントロポゾフィー医学のための医師会とも協力関係にある。

【目次】
1918年新版への序文
第I部 自由の学
 第01章 人間の意識された行為
 第02章 学問への基本衝動
 第03章 世界認識に仕える思考
 第04章 知覚としての世界
 第05章 世界の認識
 第06章 人間的な個
 第07章 認識に限界はあるか

第II部 自由の現実
 第08章 人間的営みの諸要因
 第09章 自由の理念
 第10章 自由哲学と一元論
 第11章 宇宙的目的と人的営みでの目的
 ……人間の位置づけ
 第12章 道徳的ファンタジー
 ……ダーウィン主義と社会倫理
 第13章 人生の価値
 ……楽観論と悲観論
 第14章 人間的な個と類
補足 最終的な問い
一元論の諸帰結
付録1 1918年新版への補足
付録2 1894年初版へのまえがき
解説
訳者あとがき

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■『社会問題としての教育問題』 
-自由と平等の矛盾を友愛で解く社会・教育論-

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ルドルフ・シュタイナー著/今井 重孝訳
Copyright 2017/四六判上製 232p/
ISBN978-4-7565-0134-9/
定価2,700円(2,500円+税)

【内容】
21世紀の社会が進むべき方向がわかる貴重な本。

人類はどんな社会を目指せばよいのか。
健全な社会はどのように実現できるのか。

こうした切迫した問いに対して、シュタイナーは、すでに今から100年近く前の段階で社会の三分節化という画期的な未来社会の方向性を提示していました。
シュタイナーの人間論と教育論、社会論の相互関係がわかる貴重な内容であり、シュタイナーの社会論である「社会の三分節化論」への入門書として読むことができます。

【出版社から】
◎解説が充実しています!

丸2年、青山学院大学の今井重孝研究室に月に2回通い、今井先生と一緒に原稿を読み、理解できないところ、分かり辛いところを質問して先生に解説していただきました。なので、この本は解説が充実しています。途中から今井先生の奥様も加わって、シュタイナーの思想を知らない人にも読んでいただけるようにと、3人でワイワイと話しながら「分かりやすいように」をモットーに編集作業を進めました。今井先生と奥様の人柄もあって、毎回とても楽しく、そして興味深いお話を聞くことが出来て、ありがたくて温かい時間を過ごすことが出来ました。何度も読み直し、時間をかけて作り上げた本です。その思いや時間の長さも全部この本に詰まっていることと思います。沢山の皆さまのお手に届きますように。

font color="blue">【プロフィール】
今井重孝
1948年愛知県生まれ。教育学博士(東京大学)。東京工芸大学教授、広島大学教授を経て現在は青山学院大学教育人間科学部教育学科教授。ニクラス・ルーマンのシステム論とシュタイナー思想をつなぐこと及び現代の教育学とシュタイナー教育学をつなぐことに関心を持つ。著書に、単著『“シュタイナー”「自由の哲学」入門』(イザラ書房)、共編『システムとしての教育を探るー自己創出する人間と社会』(勁草書房)、共編『いのちに根ざす日本のシュタイナー教育』(せせらぎ出版)、共監訳『比較教育学の理論と方法』(東信堂)などがある。

【目次】
第一講
1 知力の欠如
2 東洋と西洋
3 自然科学と産業主義
4 機械の透明性
5 社会民主主義
6 模倣存在としての子ども(第一7年期)
7 第二7年期
8 第三7年期
9 宿命論
10 ギリシャの教育の影響
11 ローマ法の影響
12 経済生活
13 社会有機体の三分節化
14 精神科学の力
15 商品・労働・資本
* 訳者によるティータイム

第二講
1 個性として人格の頂点に立つ
2 ギリシャの心性
3 ローマの影響
4 15世紀の半ば以降
5 抽象的概念の起源
6 現代の課題
7 東洋の語り
8 認識の幻想化と意志の無意味性
9 子どもの発達段階
10 内的な真理感情の必要性
11 人類の発展段階における宗教意識の発展
12 現代教育の課題
13 精神生活での変化の必要性
* 訳者によるティータイム

第三講
1 国民経済学の限界
2 想像的概念の重要性
3 自然全体がイメージ的
4 労働概念とインスピレーションの関係
5 商品と労働と資本の相互の関係について
6 社会の三分節化
7 精神性を喪失した言葉
* 訳者によるティータイム

第四講
1 物質主義の波
2 教員養成の方向性
3 頭(神経・感覚人間)、胸(リズム人間)、手足(新陳代謝人間)
4 不死の問題とエゴイズム
5 誕生の謎
6 頭(神経・感覚人間)、胸(リズム人間)、手足(新陳代謝人間)と
物質体、エーテル体、アストラル体の対応
7 自我の表れとしての外面:個性への着目
* 訳者によるティータイム

第五講
1 知性の時代史へ
2 エジプト・カルデア期の知性
3 ギリシャ・ラテン期の知性
4 15世紀の半ば以降の知性
5 ゴルゴダの秘密
6 憂鬱な表情の新生児
7 宗教的ドグマを越えて
8 悪の到達点としての女性狙撃者たち
* 訳者によるティータイム

第六講
1 四つの体
2 植物的性質を持つエジプト・カルデア期の物質体
3 私という言葉の力
4 後アトランティス第五期(現代)の課題
5 エゴイズムと宗教
6 人類の運命への関心
7 ギリシャ・ラテン文化の影響
8 現在に生きている経済領域
9 精神の自由
10 「われわれ感情」の必要性
* 訳者によるティータイム



■『おやすみの後に』 
-シュタイナーと出会って生まれた絵本-

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マルタ・シュトラハヴィッツ著/ヒルデ・ランゲン絵/伊藤壽浩訳/
Copyright 2017/A5判ボードブック特殊折 20p/
ISBN978-4-7565-0133-2/
定価(3,500円+税)

【内容】
人間のこころと精神は、眠っているあいだ本来の故郷である大いなる世界に生きているとルドルフ・シュタイナーは言っています。

「ねむっているわたしは どこに いるの?」
眠りの秘密、生きる力の源泉、その真実の姿を
光に満ちたやさしいタッチで描き出した

シュタイナー的子育てにぴったりな絵本

【出版社から】
今までにない、本格的なシュタイナーの世界観が描かれた絵本です。
ぜひお手に取って本物にふれてみて下さいませんか。

流通の為にカバーを付けてありますが、ご手元に届きましたら ぜひカバーは取って、絵本そのものを味わってみて下さい。
カバー無しの絵本本体が私たちの希望する形です。

【プロフィール】
お話:マルタ・シュトラハヴィッツ(1865-1950)
伯爵位、詩人。シュタイナーに出会い、その思想に傾倒する。

絵:ヒルデ・ランゲン(1901-1979)
マルタの長女、画家。「いばら姫」など多くの絵本を手がける。

訳:伊藤壽浩(イトウ トシヒロ)
建築家、NPO法人京田辺シュタイナー学校宗教専科教員。

【訳者から】

わたしたちのこどもが生まれたお祝いに、親しい友人からドイツ語の絵本をいただきました。以来、この素晴らしい絵本を自分で訳して、毎晩のように読み聴かせ、そして次に生まれたこどもにも読み聴かせたものでした。
二人のこどもはいまでは成人しましたが、わたしは、これから育ってゆく多くのこどもたちにこの絵本の世界観を少しでも届けたいと願っています。 今日ますます厳しさを増す世界の中で、無力感に陥ることなく未来に希望をもつことは簡単ではありません。科学技術と経済の発展は人間の可能性をかつてないほど広げてくれましたが、その一方で、人間という存在をかつてないほど矮小なものにしてしまいました。
人間は本来偉大で崇高な存在です。限られた時間だけを閉ざされた世界の中だけで生きる存在ではありません。わたしたちひとりひとりが悠久の時を歩んでいるのであり、もっと大きく深遠な世界と繋がっているのです。
人間のこころと精神は、眠っているあいだ本来の故郷である大いなる世界に生きているとルドルフ・シュタイナーは言っています。そうして天と地を結ぶ人間だけがこの地上世界を本当に素晴らしいものにすることが出来るのだとも。
人間が持っている本来の広がりを温かく光に満ちたかたちで描いたこの絵本が、こどもたちのこころのなかに人生に対する豊かな信頼をしずかに育んでいってくれることを願ってやみません。







■『ゲーテ的世界観の認識論要綱』 
特にシラーに関連させて同時にキュルシュナードイツ国民文学中のゲーテ自然科学論集別巻として

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ルドルフ・シュタイナー著/森章吾訳/
Copyright 2016/四六判上製 240p/
IISBN978-4-7565-0132-5/
定価(2,500円+税)

【内容】
ルドルフ・シュタイナーが人類の未来を憂い、
ゲーテとの出会いから24歳で哲学としてまとめ、
生涯の霊学的研究の基盤とし、
芸術、教育、農業、医学、社会学、宗教、
治療教育を土壌として生み出し、
21世紀の人類が必要とする認識論

【【出版社から】
森省吾先生30年間の取り組みからの新訳!!
ゲーテの植物的認識の探究という特徴は、植物を生命的なものとして内側からとらえ、完結したものとしてではなく、成長するものとして把握しようとしたということです。
後半の解説は、図版も多く、本文の理解を深める助けになるでしょう。
ゲーテ的色彩論やシュタイナーに興味のある方だけでなく、広く皆様に読んでほしい書籍です。

【目次】
新版の序

初版の序

A 予備的な考察
 出発点
 シラーの方法によるゲーテの学問
 私たちの学問の課題

B 経験
 経験という概念の確定
 経験の内容についてのコメント
 経験全体についての誤った見解の是正
 読者一人ひとりの経験への訴え

C 思考
 経験でありながらより高次の経験である思考
 思考と意識
 思考の内的本性

D 学問
 思考と知覚
 悟性と理性
 認識
 事物の基盤と認識

E 自然認識
 無機的自然
 有機的自然

F 精神科学
 序......精神と自然
 心理学的認識
 人間の自由
 楽観論と悲観論

G 結論
 認識と芸術的創造

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■『シュタイナー・リズミカルアインライブング』 
イタ・ヴェーグマン・クリニックのハンドブックより

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モニカ・フィンガドー著/伊藤良子,壽浩 訳/
Copyright 2016/A5上製 160p/
ISBN978-4-7565-0131-8/
定価(2,600円+税

【内容】
リズミカルアインライブングとはシュタイナー看護における “リズミカル・オイルマッサージ”のことで 植物のエッセンスの入ったオイルを全身に優しく塗っていき、 最後に全身を肌触りの良い布でくるみます。
宇宙と響き合う体内リズム、呼吸や新陳代謝を整え、 心と身体のバランスを取り戻す手助けをします。
治療目的だけでなくセルフケアとしても役立ちます。


【目次】

序 文 シュタイナー(アントロポゾフィー)
         医学・看護学の考え方について

第1章 リズミカルアインライブングの概観

    1 はじめに
    2 リズム
    3 リズミカルアインライブングの誕生
    4 タッチのクオリティーについて
      1)手
      2)アインライブングの諸相
      3)リズムの練習
      4)練習の次のステップ
      5)リズムのイメージ
    5 効果について
      1)基本フォルムとその効果
      2)全般的な効果と適応
      3)使用する素材
    6 実施
      1)施術者の姿勢
      2)クライエント

第2章 リズミカルアインライブングの実際

         1 記述について
    2 下肢アインライブング
    3 ふくらはぎアインライブング
      1)中枢方向のふくらはぎアインライブング
      2)末梢方向のふくらはぎアインライブング
    4 膝のアインライブング
    5 大腿アインライブング
      1)中枢方向の大腿アインライブング 
      2)末梢方向の大腿アインライブング 
    6 足のアインライブング
      1)足の直線
      2)かかと(踵)の円
      3)くるぶし(踝)の円
      4)足底の直線
    7 上肢アインライブング
    8 手のアインライブング
    9 上腕と前腕のアインライブング
      1)前腕-小指側と上腕-内側(上腕二頭筋)
      2)前腕-母指側
      3)肘関節と上腕-外側(上腕三頭筋)     10 肩のアインライブング
    11 背部アインライブング
    12 片手で行う背部アインライブング
      1)右側の背部アインライブング
      2)左側の背部アインライブング
    13 両手で行う反対方向の円の
               背部アインライブング
    14 両手で行う半周違いの円の
               背部アインライブング
    15 背部の直線
      1)背部の長い直線
      2)脇腹の直線 
    16 頸部の直線
      1)内側の直線 
      2)中央の直線 
      3)外側の直線 
    17 喘息の直線
    18 呼吸促進の背部アインライブング
    19 胸部アインライブング
    20 腹部アインライブング
      1)温かい円
      2)大腸の直線(直腸の直線)
    21 全身アインライブング
    22 ペンタグラムアインライブング

索引

参考文献

リズミカルアインライブングを学べる教育施設

著者・翻訳者 プロフィール




【著者・翻訳者プロフィール】

Monika Fingado(モニカ フィンガドー)
クラニオセイクラルセラピスト。イタ・ヴェーグマン・クリニック(現クリニック・アーレスハイム:スイス/アーレスハイム)に長年勤務し、リズミカルアインライブング教育、湿布教育に携わる。リズミカルアインライブング・湿布に関する著書多数。

伊藤良子
聖路加看護大学(現聖路加国際大学)卒業後、聖路加国際病院勤務を経て渡独、Freies Jugendseminar、Fortbildungsinstitut des Verbandes anthroposophisch orientierter Pflegeberufe e.V.(アントロポゾフィー継続看護教育インスティトュート)でシュタイナー看護(アントロポゾフィー看護)を学ぶ。その間Filderklinik、SonnenHof、GemeinschaftsKrankenhaus Herdeke、Friedrich-Husemann-Klinik、Ita Wegmann klinik(現Klinik Arlesheim)にて研修。同ゼミナールにて湿布療法、リズミカルアインライブングの助手を勤める。帰国後、奈良文化女子短期大学非常勤講師、バプテスト看護学校非常勤講師を経て1997年京都市立看護短期大学講師・准教授。京都ノートルダム女子大学大学院人間文化研究科修士課程卒業。2014年京都看護大学准教授。専門は母性看護学。訳書に「看護記録をマスターする―実践の質的向上をめざして」医学書院(共訳)。

伊藤壽浩
京都工芸繊維大学建築工芸学科卒業後、設計事務所勤務を経て渡独、Freies Jugendseminar、Freie Hochshule der Christengemeinschaftにて人智学とキリスト教を学ぶ傍ら、Billing Peters,Ruff Architektenbueroにて人智学的建築に触れる。帰国後、1989年に伊藤設計室を設立し、2001年京田辺シュタイナー学校開校時より宗教専科教員を兼ね現在に至る。主な設計に京田辺シュタイナー学校(京田辺市)神戸女子大学同窓会館(神戸市)、揚妻クリニック別館(豊田市)があり、教育施設、医療施設、個人住宅など多く手掛ける。訳書に「大地の四季」涼風書林。



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本書はシュタイナー看護の代表的な手法である“リズミカルアインライブング”の施術の仕方をその第一人者である著者が詳しく図解し紹介した本です。看護を専門にしている方はもちろん、子どもたちや家族を守る覆いとなるよう、セルフケアとしてお母さん方にも広く読んでいただきたい内容です。
手のぬくもりや癒しの効果の高いオイルの香りを確かめながらどうぞお楽しみください。


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■認知症~シュタイナーの精神科学にもとづくアントロポゾフィー医学の治療と介護の現場から
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ヤン-ピーター ファン デル シュティーン著/石井秀治訳
Copyright 2016/B5判並製 256p/ISBN978-4-7565-0130-1/
定価2,916円(2,700円+税)

【内容】

高齢者医療に携わる医師が、認知症の主要な型、認知症のリスク、要因と原因、認知症の検査と診断について、また一般的な医療とそれを補完するものとしてのアントロポゾフィー医療の可能性と、認知症患者たちへのその治療と介護の仕方について、多くの例を挙げながら詳しく述べています。また本書は、多くの場合、気づかれずにいる彼らの潜在的な能力に光を当てることによって将来に対する全く新しい見方を示しています。

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【前書きなど】

認知症を抱えることになってしまったとしても、私たちの人間的成長は そこで終わってしまうわけではけっしてありません。
認知症のせいでこどばの世界・思考の世界が失われてしまったとしても、 私たちは、だからこそ再び新たに開かれる、かつての豊かな感情と意志の 世界の内へ<迎え入れられる>ことになるのです。
まさに私たちはそこでこそ -新たな人生へと通ずる死の扉を押す前に- さらに新たに成長していくことができるのです。


【目次】

はじめに
病状の進行段階
診断
検査
認知症を引き起こす原因
現代医学の治療メソッド
海馬と記銘
記憶の三つの相
臨死体験と臓器記憶
脳下垂体と松果体
アントロポゾフィーの観点から見た記銘プロセス
補完する医学としてのアントロポゾフィー医学
老化プロセスに関する新たな観点
アントロポゾフィー医学における認知症治療
在宅看護では“もうやっていけなくなった”ときは
認知症患者に見られる行動障害
その他の治療手段
おわりに


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■『新訂版・シュタイナー教育』
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クリストファー・クラウダー・マーティン・ローソン 著
遠藤孝夫 訳
Copyright 2015/A5判 194p/
ISBN 978-4-7565-0128-8/

定価2,484円(2,300円+税))


【内容】

幼稚園から12年生まで、シュタイナー教育の全体像を論じた比類なき必読書。

2008年初版刊行後しばらく品切れでしたが、
多くの方の要望があり、加筆修正、推薦文、訳者あとがきを足し
新訂版として刊行することにしました。
シュタイナー教育の全体像を極めて簡潔に、
しかも分かりやすく説明しており、
シュタイナー入門書としては最適のものです。

【目次】

推薦のことば

  日本シュタイナー学校協会代表 秦 理絵子

1.はじめに 

2.学校祭にて
    祝賀と再創造

3.子どもの発達
    何のための教育か
    子どもの時期の重要性
    世界の中で生きる意味を見つけること
    悪と向き合い、善を見い出す
    発達段階に応じた教育方法
    長い子ども時代
    自己決定?
    個性という要因

4.幼児期の教育
    遊びは子どもの真剣な仕事
    失われた幼児期の再発見
    幼稚園の一日の様子
    手先の器用さと考える力

5.児童期の中心
    キーランの場合
    ニーナの場合

6.上級学年
    新たな誕生
    理想
    思考と感情
    実践の中で
    第9学年
    第10学年
    第11学年と第12学年

7.環境教育
    子ども時代のエコロジー
    全体から部分へ
    幼い子ども
    自然学習
    人間と動物
    植物学
    実際的な仕事
    鉱物の世界
    上級学年(第9~12学年)

8.教えることは学ぶこと
    父母と教師の協力
    子どもに奉仕する学習共同体
    教員会議
    価値の探求
    内面的な活動の効果

9.学校の起源と将来の展望
    学校の起源
    人生のための教育
    安定のための教育か、変化のための教育か?
    教育:新たな挑戦

10.新たな教育的挑戦―有能さへの教育
    倫理的個人主義に向けた教育
    仕事の新たな世界
    人生を生きる力
    子ども時代のために条件を変える

11.訳者あとがき

12.原注

13.学びを深めたい方へ:シュタイナーの著書

14.シュタイナー以外の著者による文献

15.世界各地のシュタイナー学校に関する情報

16.索引


【著者紹介】
クリストファー・クラウダー(Christopher Clouder)
マーティン・ローソン(Martyn Rawson)

1英国内および、オランダ、ドイツなどのシュタイナー学校での教員経験をもとに、シュタイナー学校の教員養成とシュタイナー教育の普及のために国際的に活動するほか、シュタイナー教育に関する著作を多数発表している。


【訳者紹介】
遠藤孝夫(エンドウタカオ)

岩手大学教育学部教授。教育学、ドイツ教育史専攻。弘前大学教育学部教授・教員養成学研究開発センター長を経て現職。
著書に『管理から自律へ―戦後ドイツの学校改革』(勁草書房)、『近代ドイツ公教育体制の再編過程』(創文社)、編著書に『教員養成学の誕生―弘前大学教育学部の挑戦』(東信堂)などがある。



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■シュタイナー・音楽療法 Musiktherapeutische Erfahrungen
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カロリン・フィッサー著/楠カトリン,内山奈美訳/
竹田喜代子監修
Copyright 2014/A5判上製 256p/
ISBN978-4-7565-0126-4/
定価(4,000円+税)

【内容】

日本初シュタイナー音楽療法実践書。

自己治癒力を最大に引き出し、心身のバランスを取り戻すための 考え方や実践の方法を具体的に記述。

発達に障がいを持つ子どもや
精神的ケアを必要とする大人のために。
そしてすべての人のために。

年月を経て残ったメロディーやモチーフの譜例集付。

本書は、20世紀初頭のドイツで「人智学」を創始した哲学者・教育者ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)の思想にのっとった
日本初の音楽療法の実践書です。
シュタイナーの人智学の考えは、哲学的で、自己治癒力を最大に引き出して心身のバランスを取り戻し病気を治すというものです。
そして音楽療法とは、音楽療法士がそれぞれの人に合った音楽を適用することで治癒へとつなげていくものです。
かつてプラトンが音楽と魂の関連性を述べているように、病人の癒しに音楽を用いることの大切さを多くの人が経験しています。
音楽は単に演奏を聴くのみでなく、その響きの中へと導き入れるすべが大切だと考えられており、本書は、そのための考え方や
実践の方法を、著者の豊富な経験に基づき具体的に記述してあります。
一般的な音楽療法の本とは、ベースにシュタイナーの人智学があるので随分違うと感じられるかもしれませんが、
読み進めていくうちに人間理解がより深まるのではないかと思います。
こういう考え方、取り組み方もあると思っていただけましたら幸いです。
特に発達に障がいを持つ子どもや精神的ケアを必要とする大人のために、そしてすべての人のために本書が役立つことを願います。


【出版社から】

本書は人智学(アントロポゾフィー)の考え方が基盤となっておりますが、翻訳者と監修者と編集者とで原文にあたりながら、表現を探りながら、人智学を知らない方にも理解して頂けるように日本語訳を試行錯誤して、完成するまでに長い時間を費やしました。譜面作成にも多くの方々の協力があって完成した書籍です。皆様方の琴線に触れる書籍が出来上がったと思っておりますので、どうぞ一度お手にとってご覧になってみてください。


【本文から抜粋】

しかし、私達の思いが、それ以上強くならないように気をつけなければいけません。 子どもにきっかけを与えはしますが、その先は、いつも子どもが自ら動き出すように、 イニシアティブを子どもが取るようにしなければならないのです。

こうすることで次の基盤を築くことができます。

私達が自分の意志や苛立ちを抑えることができるようになると、 そのうち、子どもから多くを学ぶことに気づくでしょう。 私達が忘れてしまった世界の中に子どもはいるのです。
そして、その子と共に歌い演奏する音楽は、やがて、 私達と子ども、子どもと地上との掛け橋になってくれます。


【プロフィール】

カロリン・フィッサー
1919年オランダ・ハーグで生まれる。ブリュッセル王立音楽院卒業後、ハーグ王立音楽院でバイオリンの研修。バイオリンのディプロマ・マスター。生まれた息子に知的障害があったことから、夫のノルベルト・フィッサーとともに、障がいを持った人々の身体に作用して、本来の身体の機能が戻ってくるような新しい音の楽器の製作を始める。ゾネハウスザイストで知的障害のある子供のための音楽療法を開発。その後、知的障害のある若い人のための村の創立に着手。このプロジェクトはラファエル財団という大きな組織に発展し、社会セラピーのためのホームや作業所などを運営している。フリッツ・ヴィルマーのもとで療法教育を研究。カール・ヴァイドラーやアニー・フォン・ランゲなどの音楽家、ユリウス・クニーリムなどの音楽学者、社会セラピストなどのとの交友があり、音楽療法士として長く活動。音楽療法について本や記事などを著作多数。

楠 カトリン
ドイツ・ブランデンブルグ州出身。ベルリン・フンボルト大学日本学科・翻訳通訳コース卒業。結婚後広島に移住。3年間翻訳会社に勤務。その後、育児期間を経て2000年ごろからフリーランスで翻訳・通訳をスタート、現在に至る。仕事の内容は主に「実務翻訳」、技術から論文や芸術・音楽まで幅広い。シュタイナー関係の音楽ワークショップの通訳を担当した際に本書を知り、翻訳に挑戦した。

内山奈美
筑波大学人間学類(心身障害学専攻)卒業後ドイツに留学し、ヴュルテンベルク州教会立エスリンゲン教会音楽大学卒業。教会音楽家資格ディプロマB取得。現在は神戸ユニオン教会ドイツ語礼拝オルガニスト。日本オルガニスト協会会員。フリーの通訳者として機械関係・商談・国際交流の他、障がい者福祉や理学療法の通訳も行っている。

竹田喜代子
音楽療法士(ゲーテアヌム精神科学自由大学医学部門公認) 40年にわたり、音楽教育に従事。東京シュタイナーシューレ(現学校法人シュタイナー学園)の音楽教師を12年間務める。1986年より障害をもつ子どもの教育に取り組む。近年、医療機関で音楽療法を実施。また、音楽療法者・療法的音楽教育者養成コース「アウディオペーデ(聴く器官の養成)」をドイツ・ベルリン・ハーベルヘーエにある音楽療法士養成学校と提携し、日本初のシュタイナー音楽療法士養成を行っている。


【目次】

日本語版を刊行するにあたって 10
    まえがき 13
    はじめに 15

 第一章 音楽療法の基礎となる
        健康と障がいにおける人間像 19

     第一節 人間の発達と音楽の発展 20
     人間の誕生から死まで  20
     動き―響き―音楽  25
     二十世紀の音楽の新たな形態と楽器 34
       コロイ楽器誕生のきっかけ 36
       新たな発展 39
     音楽からみた子どもの成長段階 42
       五歳から九歳まで 42
       九歳から十四歳まで 46
       十四歳から成人まで 50
     まとめ 52

   第二節 健康と障がいにおける人智学的な人間像
     人間の三構造 54
       音楽から見た人間の三構造 1  55
       音楽から見た人間の三構造 2  56
       音楽から見た人間の三構造 3  57
     発達障がい児のグループ指導 59
       五歳から九歳まで 59
         九歳から十四歳まで 61
       十四歳から大人まで 63
     歌うこと 66
     文化的な推進力としての音楽 68
     人間の四つの構成要素 69
     「対応点」の治療的適用 74
     音楽における夢の意識 77
     音楽療法はどのような場合に適用出来るのか

   第三節 病状 79
     ヒステリー 79
     精神疾患及び精神疾患の前段階 81
       急性精神病 87
       大人になって発症する精神疾患 88
     自閉症 89
     自閉症傾向のある精神疾患をもつ子どもと大人
     一般的考察 99
     癲癇(てんかん)  100
     強迫精神症 103
     音楽療法を行うことに
        慎重にならなければならない場合 107
     痙直型脳性麻痺 110
     運動障がい 111
     知的障がい 113
     形態異常 116
     ダウン症 117
     重度発達障がい児 118
     モラルを認識出来ない人々 121
     治療後の成人のサポート 125

   第四節 治療者と治療の手段 126
     音楽による治癒と慰め
        ―生来の才能を活かした職業 126
     セラピールーム 128
     楽器等 129

     まとめ 132

 第二章 音楽療法の原点としての音楽的手段 137

     はじめに 138

   第一節 音楽を構成する要素 142
     音の性質 142
     音列と音階 145
     拍子の種類と動機 149
     多声音楽 151
     ひとつの音、二つの音、三つの音を
        使った歌から長調・短調に至るまで 152
     音楽を使った物語 152
       1 不思議な楽士 153
       2 小さい男の子 155
     歌が出来あがった過程について 159
     音程 161
       修道士 ― 音程の物語 162
     長調と短調から全音音階を経て十二音音階へ

  第二節 動きから始める音楽体験―
        動きを使った大人のための音楽療法 167
     右と左 172
     上と下 174
     前と後ろ 175
     内と外 176
     リズムと拍子 177
     音の高さ 178
     メロディー 179
     緊張を解くための練習  180
     声楽的手法 186
     耳で聞こえない音 186
     楽器演奏の準備練習 187
     その他の音楽的な準備練習 187
     楽器の演奏 188
     受容的な療法 189

    あとがき 192
    脚注 196
    音楽用語解説 200
    巻末譜例集 207

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■友杉茉莉子画集 あなたは光の道しるべ
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友杉茉莉子 著/秦理絵子 詩歌/大日野尚子,ジョナサン・スコット・トッド 訳
Copyright 2014/B5変 128ページ 上製/定価:2,800円+税/ISBN 978-4-7565-0125-7 C0071


【紹介】
一枚の絵というのは、ふだんは見えない世界に通じる入り口ではないだろうか。
絵と向かいあう………心の内次元の扉が一枚またいちまいとひらかれる。
いま宇宙のどこか、人の心のどこかで生起している光景がほのみえる。(エッセイより抜粋)

シュタイナーに魅かれフィンドホーンで絵筆をとった画家の処女画集。
宇宙と自然との対話から生まれた作品は、見る者を深い次元へと誘う。
画家へのインタビュー、オイリュトミストで日本シュタイナー学校協会代表・秦 理絵子の詩歌エッセイも収録。日英併記。

【目次】
3―はじめに/カレン・ワーナー
9―絵/友杉茉莉子
97―文/はた りえこ
101―詩
111―短歌
112―エッセイ
116―著者インタビュー/創造に至る道・聞き手/大日野尚子
119―謝辞
124―作品リスト
127―プロフィール

【帯のことば】
木は宇宙の言葉を受け取った「今気づけば遅すぎはしない」
―作品No.14 ―

【著者プロフィール】
友杉茉莉子(トモスギ マリコ)
1942年京都市に生れる。1964年同志社大学文学部卒業。2000年にスコットランド・フィンドホーンでカレン・ワーナーのワークショップ「アートは熱意あふれるヒーラー」に参加したのをきっかけに、絵画創作活動を始める。これまでに京都とフィンドホーンで個展を開催。植物絵具で水彩画を、植物色鉛筆でマンダラを描くワークショップも行っている。現在、兵庫県下の緑に囲まれた田舎で創作活動を続けている。

秦 理絵子(ハタ リエコ)
オイリュトミスト。早稲田大学卒業。青山学院大学博士前期課程修了。シュタイナー学園教員、日本大学芸術学部非常勤講師、日本シュタイナー学校協会代表。
オイリュトミーを通した祈りの舞ををめざし「言舞~コトマイ」の名で、古楽器やオリジナル楽器、いにしえの言葉との共鳴による舞台を創っている。

大日野尚子(オオヒノ ナオコ)
東京に生れる。1981年早稲田大学、2005年武蔵野美術大学卒業。翻訳者として25年間、幅広いジャンルの翻訳に携わる。2011年より長野県安曇野市在住、有機・自然栽培農業を楽しんでいる。

ジョナサン・スコット・トッド(ジョナサン スコット トッド)
1962年ロンドン生れ。ランドスケープ・アーキテクチャー(造園造形学)学位取得。TEFLの資格を持つ。さいたま市に20余年在住。現在、英語講師、英語学習・留学に関するカウンセリング、多岐にわたる分野の英文校正に従事している。

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■新版『瞑想と祈りの言葉』
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シュタイナー著/西川隆範編訳
Copyright 2013/四六判上製 272p/新版第一刷
ISBN978-4-7565-01243-0/
定価2,940円(2,800円+税)


【内容】

祈りの言葉、瞑想の言葉という道を通って
人間の意識は宇宙の神性のなかに入っていく
宇宙に響く言葉を地上の言語へ

●2013年7月に昇天された編訳・西川隆範さん
         トリビュートの[新版]です。


【朝】光の純粋な輝きのなかに
   宇宙の神性がきらめいている。
   あらゆる存在に対する愛のなかに
   わたしの魂の神性がきらめく。
   わたしは宇宙の神性の中にやすらう。

朝、目覚めてすぐ、ほかの印象が心のなかに入ってこないうちに、 内的に完全に静寂する。外的な印象や思い出を排除し、 苦悩や心配事から魂を自由にする。そうして、 上の朝のマントラが5分間、意識の中にいきるようにする。

【目次】

編訳者の序
礎石の瞑想
朝と夜のマントラ
一週のマントラ
四季のイメージ
瞑想の言葉
食事の祈り
子どもの祈りの言葉
病気のときの祈り
死者のための祈り
家屋の言葉
薔薇十字の瞑想の言葉
密儀の言葉
思索の言葉―世界認識と自己認識
編訳者あとがき
西川さんへ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


☆西川隆範さん追悼
   上松佑二
   ・普遍アントロポゾフィー協会
     -邦域協会日本理事長

☆西川さんの追悼文
   今井重孝
   ・青山学院大学教育人間科学部教育学科教授

☆ありがとうございました
   伊藤壽浩
   ・建築家、京田辺シュタイナー学校専科教員
   伊藤良子
   ・京都看護大学准教授

☆天界の西川隆範先生へ
   岩崎一女
   ・シュタイナー浦和保育園園長

☆親愛なる隆範様
   金井奈保
   ・シュタイナー研究家、篤志家、前ひびきの村代表

☆継続は力なり
   齊藤暁彦
   ・おもちゃ箱代表

☆西川先生追悼文
   高橋 栄
   ・風濤社代表

☆Ein gesegnegter Dolmetscher der Anthroposophie
   Daniel Moreau
 祝福された人智学の通訳
   ダニエル モロー
   ・色彩画家、ゲーテ科学研究者

☆こゝろからの感謝をこめて
   としくらえみ
   ・幼児教育講師、水彩画家、芸術療法士

☆サクリファイス
   秦理絵子
   ・オイリュトミスト、日本シュタイナー学校協会代表

☆光の時季
   前田征紀
   ・美術作家

☆眼差しの彼方へ
   宮川より子
   ・青い林檎社

☆隆範さんへの追悼文
   横尾龍彦
   ・画家、東京自由大学特別顧問


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■『秘されたる人体生理』~シュタイナー医学の原点~
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シュタイナー講演録/森章吾訳
Copyright 2013/四六判上製 224p/ISBN978-4-7565-0121-9/
定価3,150円(3,000円+税)

【帯】
霊視した人体生理をシュタイナーが明晰な論理思考によって系統的に語る究極の人体認識
大宇宙(マクロコスモス)と人間(ミクロコスモス)との関係を明らかにする人智学から見た人体の驚くべき事実

【内容】

ルドルフ・シュタイナーが1911年にプラハで行った八回連続講演の記録である。
シュタイナー医学(アントロポゾフィー医学)の原点とも言える内容で その重要な一歩がここに示されている。シュタイナーが植えたこの種子が、 イタ・ヴェークマンなどの医師の心の芽となり、シュタイナーの死後もさらに 発展していった。患者の治療にあたって、単に医薬品だけを用いるのではなく、 思考や感情など患者の内的な活動も視野に入れていく道筋、 つまり芸術療法的な道筋もこの講演で示されている。
シュタイナー的に健康な人体を考えていく上で基礎となる内容である。


【目次】

第一講
心構え「畏敬の念を持って自らを認識する」
二重性
発達が進んだ器官、発達初期の器官
脳・脊髄の役割と思考・反射・夢
脳と脊髄のオーラ

第二講
生体を霊的なものの開示と見る
血流におけるもう一つの二重性
感覚知覚と栄養系の内臓が持つ対称関係
内臓と惑星の対応
器官と人間の構成要素
メディテーションでは神経と血液が離れる

第三講
メディテーションについての補足
知覚と内臓三器官の対称性
脊髄神経系と自律神経系の対称性
内的沈潜の修行
臓器と惑星、外的リズムの自己化
自己化とは隔離、土星的なもの
オカルト生理学と神話

第四講
脾臓は重要器官であるが摘出可能
脾臓のより重要な働き
外界とのかかわり
内界と外界の出会い
内界と外界の調和
内臓と太陽系
血液にかかわってくるもの
感覚知覚からの作用と栄養物からの作用
魂と物質をつなぐエーテル体(記憶を例に)
エーテルの流れと二つの脳内器官

第五講
超感覚的作用系と肉体的器官(栄養摂取)
各臓器で異なる四構成要素の関与度
排泄の意味
排泄による自己の意識化
皮膚と人間のフォルム
内臓における排泄
自律神経系の役割

第六講
皮膚には血液、神経、腺組織、物資移送が存在
物質レベルから周到に準備される血液
各作用系の自我への追随度
骨格と皮膚、骨格と血液
頭蓋骨と自我…再受肉

第七講
これまでのまとめ
思考、感情、意志に対応する生理作用
意識的プロセスと無意識的プロセス
二種の塩形成…思考と骨
二種の湧出…感情と膠
加温プロセス
血液への意識化されない作用
血液への意識化される作用
血液についてのまとめ
血液の認識と治療の可能性

第八講
生体内諸プロセスのつながり
体内惑星系の働き
内部とだけ関係する諸器官
栄養物に立ち向かう胆汁
意識を成り立たせる諸要素
諸器官系と惑星
金属と惑星の対応、および種々の薬剤
薬草並びに動物性薬剤について
発生現象との関係
両性配偶子の特徴
加温プロセス

訳者あとがき





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