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いずみD・Dの日記 [全616件]

2012.05.24楽天プロフィール Add to Google XML

「パンズ・ラビリンス」
[ 映画は行 ]  


[DVD] パンズ・ラビリンス 通常版


1944年、スペイン。

オフェリアは妊娠中の母と共に再婚相手のヒダル大尉の駐屯地である山奥にやってきた。

森の中の迷宮に迷い込んだオフェリアは牧羊神パンから3つの試練を与えられる…。


ネタバレあり↓

基本的にファンタジーはよっぽど好きな俳優が出てるか

単発で評判がいいかでない限り

極力避けたいジャンルなんだけどそこにダークが付くと話は変わってくる。

まず劇中では子守唄として使われエンドクレジットでも予告でも流れていた

あのテーマ曲(?)が物悲しく切ない気分にさせてくれてとても良い。

ウウウウウウウ~♪、ウウウウウウウ~♪、嫌な夢を見そうだ。

クリーチャーの造形も若干(かなり?)の気味悪さがダークならではで良い。

特に2つ目の試練の時に登場したベイルマンの気味の悪さはあまりに見事。

しかも妖精を噛み千切って食べるという荒業まで披露する。

妖精がこれっぽっちも可愛くないのが救いか。

アカデミーで撮影賞、美術賞、メイクアップ賞を受賞したのも納得。

山の中に潜むゲリラとの戦いが激化する中冷酷でお腹の中の自分の子にしか

興味を示さないヒダル大尉の下で3つの試練を遂行していくオフェリア。

オフェリアが迷い込むラビリンスでの奮闘が戦争という現実に

まったく反映されない、逆に試練を頑張れば頑張るほど現実は過酷になっていく。

このサディスティックな所がオフェリアの存在を際立たせていて好きです。

監督、脚本のデル・トロはきっとサドだな。

少女が受け止めるにはあまりにも過酷な現実から

救い出してくれたラビリンスへと旅立ったオフェリアは幸せだったんだろうと願う。

絶望の中に希望が作り出されたのはオフェリアの強さだろうか?弱さだろうか?

ラストの白い花で救われたような気がするけど

切ないわぁ…重いわぁ…暗いわぁ…でも嫌いじゃないわぁ。

マッチ売りの少女とか好きなら楽しめるかも。

子供向けじゃないファンタジー好きな方にはお薦めだけど

多少グロかったり痛かったりするシーンがあるので苦手な人は気をつけて。


「パンズ・ラビリンス」 ★★★★










最終更新日時 2012.05.25 07:20:57
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2012.05.22

「ピアニスト」
[ 映画は行 ]  


 【中古】美品! ピアニスト <期間限定生産版>/イザベル・ユペールDVD/洋画ラブロマンス


ウィーン国立音楽院でピアノ教授として働く40歳のエリカは

幼い頃から病的に厳しい母親と2人暮らし。

ある日ワルターという青年と知り合い想いを寄せられるが・・・。


最初母親が帰りの遅くなったエリカに対して文句を言い買ってきた服を破り

ケンカして仲直り(?)というシーンを観ただけでげんなりしてしまった。

どうしてミヒャエル・ハネケ監督は人が見たくもないものをこうも的確に描けるのか。

映し方がとてもいやらしい。やっぱり性格悪いんだろうか?

精神的に成長するはずの時期も抑圧的な教育でピアノ以外すべての事を禁止されて育ったエリカは

まっすぐに行為をぶつけられても返し方を知らない。

知っているのはポルノビデオで見た歪な行為だけ。

ここは最高級にげんなりしてしまう。

でも一見すると不気味なだけのエリカの行動も知る機会を与えられず

出来る限りで詰め込んだ知識だけで必死にワルターに応えようとしているんだとわかれば

いい意味で滑稽に見えて面白いし好意を寄せられた途端化粧したり明るい服を着たりと

わかりやす過ぎる一面も可愛らしい。

ワルターに優しくしてもらっていた教え子であるピアニスト志望の女の子の手を傷つけたりしても

エリカったらやきもち妬きだな、なんて思えたりしなくもなくもないような気がしなくもない。

ただこの面白さも可愛らしさも救いようのないものなのでどんどん気が滅入ってくる。

この監督そうさせるのが目的で映画つくってるんじゃないだろうか。

ラストは観る人によってとらえ方が違うんだろうけど個人的には

とてもポジティブに解釈する事は出来なかった。

そして音も何もないエンドロール・・・。

あーやだやだ。

クラシックの知識がこれっぽちもないのが残念だったなと思う。


「ピアニスト」★★★★












最終更新日時 2012.05.22 21:03:07
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2012.05.18

「アメリカン・クライム」 
[ 映画あ行 ]  


【送料無料!】トミー・オヘイバー/アメリカン・クライム 【DVD】


シルヴィアと妹のジェニーは移動遊園地で働く両親の巡業中に

ガートルードというシングルマザーの家に預けられる事になり…。


1965年。アメリカのインディアナ州で実際に起きた事件を基にしている。

ネタバレ↓

ガートルードと子供たち、更に子供たちの友達までもがシルヴィアに暴行を加え続け

結果殺してしまうという救いようのない事件なんだけど一つ救いがあるとすれば

生きていたという意味でジェニーが無事だった事でしょうか。

貧困や近所付き合いの希薄さも事件の一因だろうけど

だとすればどこでもいつでも何なら今の日本でも起こっている。

でもそれだけでは済まず子供たちやその友達までもが

地下室に閉じ込めたシルヴィアを殴る、蹴るの暴行、タバコの火を押し付ける、

水攻め、無理やりの自慰、(実際はもっと酷かったらしい)といった事をひたすら繰り返す。

詳しくはこちら

事件が明らかになった時なぜやったのか?と聞かれわからないと答える子供たち。

母親がやってるから、大人がやってるから、みんなやってるから、の集団心理が一番怖い。

映画の中でもだけど実際でもシルヴィアはそれなりに可愛らしかったみたいで

妊娠しては男に捨てられるという過去を持つガートルードには

多少嫉妬も入ってただろうし貧乏な上常に酒浸りという状態で躾と言いながら虐待する。

実の子じゃないとしてもここまで出来るんだろうか?出来るんだろうな。

観ていれば虐待していた全員がまともな精神状態ではないと言い切れるけど

その集団の中にいたら同じように言えるだろうか?

言える人間でありたいなとは思うけど…

集団の中に1人だけまともな人がいてもその集団の中では異常になってしまう。

人間の観念は脆くて間違った方に転んだ場合とても恐ろしいものになってしまう。

人間ってなにかね?…なんて思ってしまった。

映画では暴行自体はそれ程はっきりと酷く描かれている訳ではないです。

ただシルヴィアの表情や叫び声は痛い。

シルヴィア役の子はエレン・ペイジに似てる子だなと思いながら観ていたら

エレン・ペイジ本人だった。

そこはかとなくイモっぽさの残る子だと思っていたら美少女風な役どころも

違和感なくこなすとは、ん~、さすが芸達者。


「アメリカン・クライム」 ★★★(★半分)










最終更新日時 2012.05.21 11:27:13
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2012.05.16

「レギオン」 
[ 映画ら行 ]  


[DVD] レギオン コレクターズ・エディション


砂漠のダイナーで働く妊娠中のチャーリーの下へミカエルという男がやってくる。

そして神が人類を滅亡させる為に放った天使の軍団がやって来ると聞かされる。


大天使ミカエルだとかガブリエルだとか黙示録だとかとても興味をそそられる

言葉ばかりで期待してしまったけど低予算だという事を知らなかった…。

まずなぜミカエルには羽根がないのか?自分でもいだの?もがれたの?

羽根が生えた姿で戦う事を期待していたのに銃で武装して戦うなんて…。

ガブリエルは羽根が生えたまま地上に降りてきてるのに。

かと言ってそのガブリエルの姿が格好良かったかと聞かれたらそうでもない。

だって羽根が黒くてカラスみたいなんだもん。なんか硬そうだし。

車を追いかける時も飛べばいいのに車にしがみつくなんて…。

人間達にのりうつった他の天使の行動もよくわからない。

何で強行突破しないんだろう?妙な小細工はするものの意味不明。

って言うかまずのりうつる必要がない。あぁ低予算。

たまたまダイナーにいて一緒に戦う事になった人達の無駄な会話が多いのもダメ。

尺が足りなかったんだろうかなんて考えてしまう。

ただ旦那を殺された奥さんの壊れっぷりは好きだけど。

だいたいチャーリーの子を守れば人類は救われるっていう設定もいまいち納得いかない。

ミカエルは見返りも求めずチャーリーを愛し続ける男の事を褒めるけど

昨日今日会ったばかりの女を身を挺して守った男の事は無視なのか?

しかもせっかく守った女をあっけなく殺すし…。

人間の味方であるはずのミカエルに愛が感じられない。

ある程度なら殺してもいいけど全部はやめとこうぜぇぐらいにしか見えない。

これはポール・ベタニーが薄情顔だからというだけではない。

ラストも神の訳の分からない言い分で終わってしまいがっくり。

スケールのバカでかい話のはずなのにこのチマチマ感。

B級映画だと認識してみればそこそこだった…かも?


「レギオン」 ★★









最終更新日時 2012.05.18 19:19:28
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2012.05.01

5月

5月に観に行く映画の覚え書き。


まず5月19日公開の「ザ・マペッツ」

map.JPG
ザ・マペッツ

かつての人気者マペッツがハリウッドのショービズ界に挑むんだとかなんだとか。

なんだか好きな女優エイミー・アダムスが出てるから観に行こうかなと思ってはいるものの

マペッツって何かね?状態なので観に行くかどうかは迷っている…。


同じく5月19日公開の「ダーク・シャドー」

dar.JPG
ダーク・シャドー

魔女によってヴァンパイアに変えられ生き埋めにされた男が200年後に目覚め

色々とあるんだとかないんだとか。

「悪魔の棲む家」「アイズ」「(500)日のサマー」「キック・アス」「モールス」

「ヒューゴの不思議な発明」と徐々に可愛さを増していってるクロエ・グレース・モレッツが

出ているから気になるところではあるんだけど最近不発も甚だしい

ティム・バートンとジョニー・デップのタッグという事で観に行くかどうかは迷っている…。


次に5月26日公開の「私が、生きる肌」

wat.jpg
私が、生きる肌

天才形成外科医のロベルはある人間を監禁し実験中の人工皮膚を移植し

亡き妻そっくりの美女を作ろうとしているんだとかいないんだとか。

アントニオ・バンデラスは好きじゃない、と言うかどちらかと言えば嫌いなんだけど

設定が好みな上に予告編で観た映像が素敵…。愛か狂気かっていう…。

観に行こうかどうかは迷っている…。


5月はあんまりいいのがやらないなぁ。










最終更新日時 2012.05.11 11:05:06
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2012.04.29

「メランコリア」 
[ 映画ま行 ]  

mera.jpg

ジャスティンとマイケルは姉夫婦の豪邸で披露宴を挙げていたが

情緒不安定なジャスティンは周りを困らせる行動ばかりとっていた。

そんな中巨大惑星メランコリアが地球に衝突しようとしていた…。


巨大惑星の衝突による世界の終わりを描いたもの。

「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」の様な設定だけど

「ドッグヴィル」や「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「アンチクライスト」の

ラース・フォン・トリアー監督なのでハリウッドのような愉快さ、爽快さは一切ない。

まずメランコリアが衝突する冒頭の映像が素晴らしい。

スローモーション映像がワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」(らしい)の

メロディにのって流れる様は感嘆もの。

静かなものが苦手な人はこの時点で深い眠りについてしまうかもしれないけど

その後眠るチャンスはいくらでもやってくるのでここだけは

頑張って起きておいた方が良い。

そして第1章"ジャスティン"が始まり大きなリムジンが

細い角を曲がれないという場面がしばらく続く。

手持ちカメラを使っているのでとにかく画面がブレる。

三半規管の弱い人は間違いなく酔うので気をつけて。

その後情緒不安定なジャスティンの披露宴が淡々と続く。

ここは最大級の眠気に襲われるけどキルスティン・ダンスト、

シャルロット・ゲンズブール、シャーロット・ランプリング、

キーファー・サザーランド等の有名所の共演で何とか乗り切れるはず。

第2章"クレア"ではいよいよメランコリアが地球に異常接近している。

地上は邪悪だと言い世界の終わりを待つジャスティンと

メランコリアは衝突せず通過するだけと願っているクレアの対比が面白い。

どちらに共感できるかによっても面白さは変わってくると思う。

絶望的な中にもどこか幸福感が漂うラストはさすが鬱病監督といった所だろうか。

ジャスティン役のキルスティン・ダンストはヒーローもののヒロインより

こういった陰鬱な感じの役のほうが間違いなく似合う顔をしているのでピッタリだった。

睡眠薬を飲んでも寝れないぜ、という位目が冴えている時に観るのをお薦めします。


「メランコリア」 ★★★(★半分)










最終更新日時 2012.05.17 14:36:16
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2012.04.19

「ゴーン・ベイビー・ゴーン」 
[ 映画か行 ]  


ベン・アフレック/ゴーン・ベイビー・ゴーン 【DVD】


パトリックは一緒に住むアンジーと探偵業を営んでいた。

ある日3日前に誘拐された4歳の姪アマンダを探して欲しいという依頼がきて

警察とも協力し捜査し始めるが…。


ネタバレ↓

間抜けなイメージのベン・アフレックが監督って事で敬遠していたけど

評判がいいのでとりあえず鑑賞。

出演者はモーガン・フリーマンが出ているかと思えばエド・ハリスまで…。

映像も物語の狭苦しい雰囲気とよく合ってるし野次馬たちの暑苦しさもぴったりだ。

内容的には捜査していくが二転三転しさらに…って事で事件自体は解決するんだけど

観終わった後ちょっとだけ気が重たくなる。

モーガン・フリーマン演じるジャックが警察の仲間と狂言誘拐の計画を立て

アマンダを酷い母親の下から離し自分で育てようとしていたっていうのが真相で

ラストはパトリックがその事に気付き警察を呼ぶんだけど自分ならどうするだろうか?

観終わったすぐ後は何で警察呼ぶんだよ、アンジーの言う事聞けよ、なんて

思った訳だけどよくよく考えると一概にその方が良いとは言い切れない。

血のつながった本当の親と暮らすという事に間違いはないけど

愛のある家庭と愛のない家庭、どっちがいいんだろう?

そんな事考えるまでもないけどだからと言って養子や里親とは訳が違う。

パトリックの言う事も一理あってどっちが正しいかなんて

個人の倫理観によって変わるんでしょう。

そういう意味でもパトリックと幼馴染で恋人でもあるアンジーとの

どういう判断を下すかのやり取りはとても興味深かった。

その後家を出て行くアンジーの表情はなんとも言えない。

ところでアマンダの伯母さんはとてもいい人なんだから誘拐なんてしなくても

この伯母さんが育てられるように何とかした方が手っ取り早かったと思うんだけど。

ジャックはどうしても自分で育てたかったんだろうか?

となるとちょっと意味合いが変わってくるけど…どうなんだ?


「ゴーン・ベイビー・ゴーン」 ★★★(★ちょっと)










最終更新日時 2012.05.16 17:42:51
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