隅田川を下る短~い船旅
チュニジア人Z君の日本滞在話もいよいよラストです(引っ張ってスミマセン)。隅田川ラインというのがなかなか良かったんですよ~。船で隅田川を下るだけじゃん、と思っていましたが、意外と楽しめることが分かりました。隅田川にかかる橋を次々とくぐって行くのですが、橋の名前・色・形も全てバラバラ、それを一つ一つ説明つきで(周囲の建物の説明もあり)鑑賞できます。飲み物やおつまみも売られているので、コーヒーやビール片手に川下りできるんですね。浅草から乗ったせいか外国人の乗客が多く、中国人の団体(はとバスツアーのコースになっているらしい)や、英語を話す一団、ドイツ人カップル、アジア・イスラム系のご家族など、むしろ日本人の方が少ないんじゃないかと思ったくらい、国際色豊かでした。我々は道灌号という船に乗りました。休日だったせいか、満員状態で浅草を出航です。一番最初の目玉は当然?アサヒビール本社ビルで、ビル=ビールジョッキビルの上の方=ビールの泡をイメージして建てられているのは見れば誰でも分かります。となりの金色のウ○コ状のものが何なのか知りたくて聞いていると、本当は・・・炎をイメージしているそうで(えっ、そうなんだ)聖火台と聖火、というのが本来会社が狙っていたイメージだそうです。ところがこの炎を立てようとしたら重すぎて、仕方なく寝かせて設置する羽目になったとか。聖火のビルのはずがウ○コビル…ちょっとかわいそうだな~。でも、結局は有名になったからいいか!? ビルと橋と平べったい船です。Z君も変な形にウケていました。乗った当初からビール片手にご機嫌です(あのなー)。しつこいようですが、彼はムスリムです。隅田川の橋は高さがあまり高くないので船も平たいのですが、ギリギリの所を通過して行くのはスリルがありました。川が増水していたら天井が擦れそう(ぶつかる?)です。浅草から日の出桟橋まで約40分。大半の人がそこからお台場行きの船に乗り換えていました(すごい行列!)。レインボーブリッジやフジテレビの建物が見えて、写真を撮っている人も大勢いました。我々3人は時間の都合上、浅草に引き返すことにしました。20分後に船が来るというのでそのまま待ちました。行きは船の2階、真ん中あたりの席だったので景色がよく見えず写真も撮れず…今度は船の一番後ろの座席狙いです。念願かなって座れました~席から船の内部を見た様子です。実はかなり広いです。座ってから気がつきましたが、エンジンがすぐ下にあるらしくて浅草に着くまでずーっと排気ガス臭がしていました。音もうるさいので説明も聞こえません(行きに聞いたから良かったけれど)。でも、景色は良かったですね~。空が暗くなってビルに明かりがついて、夜景もなかなかいいです。ライトアップされた東京タワー、聖路加タワー、橋も、明るい時とはまた別の表情がありました。デジカメで写真を撮ると船尾から上がる水しぶきが入ってしまい、まるで大雨です。「永代橋」なんですが… で、その日の晩はしぶい地元の居酒屋でしゃぶしゃぶを食べたのでした。 ←壁じゅうがメニュー!探すのが大変・・・そろそろ旅行記を書きたいです…