今日馬は仕事をしていた
お店で働いている
事務カウンターに座っている
そこからお店にきているお客様が
テーブルに座っているのが
一望できる

そしてキッズコーナーもある
お店はBGMが静かに流れる落ち着いた店構え

幼い子供を２人連れた家族連れがきた

子供達は一生懸命ぬり絵をしている
塗り絵をしながら
色鉛筆をテーブルにたたいている
コツコツコツコツコツコツコツ・・・・・・
と静かな店に音が鳴りつづける

そしたらいきなり旦那さんが子供のところへきて

子供の頭を平手でパーンとたたいて
うるさいと一言

子供はその後コツコツをやめた
しかし叩かれたことに対してなにも言わない

その場面を目撃してしまった私

私の想像だが、叩いたのは
子供の教育の為というより
むしろ
旦那さん自身が
コツコツの音に
いらっときて
そのイライラのはけ口を
その音を出している
子供本人に向けているだけではないのか

奥さんもその場にいたが
それに対して何も言わない

きっとそんなことが日常茶飯事なのかなと思った

そして、もうひとりの幼子は、些細なことで
よく泣いていた
もう耳を劈くような大きな声で

実はそれは母親への愛情表現なのかな
と思った
しかし、この子供が大人になったらどんな風になるのか
そしてこれからどのように成長していくのだろうか
と　とても心配になってしまった

馬の育った環境は、そんなこと
よっぽどの事がない限りなかった
むしろ愛情に満ち足りた世界で育ってきたのだと
最近感じている
多くの家族を見ていくにつれて・・・

そんな家庭に私が育ったことに感謝　両親に感謝

そして、今日であった子供たちが
まっすぐ人生を歩んでいってくれることを
心から祈るのでした

馬