●《 野望の伏線 》 最終回 「綿新」 「多摩墓地前駅」 ~ 「多磨駐在所」
多摩農協ほか脅迫一連 野望の伏線 最終回 ●「農協脅迫関係ホカ・一覧」ワ 第一回 ヲ ゴ覧クダサイ。 ※ 写真提供・小説男氏 (白黒・70年代前半及び、95年) クロベエ氏(カラー・ 07年 10月) ★小説男氏の 犯人逃走ルート予想地図 ▲6月14日、三回目の多摩農協脅迫に利用された寝具店「綿新」跡。 多摩農協から200mの距離にある。中央に見える緑のゴミ箱の下に 脅迫状が置かれ、「その手紙を多摩農協に届けて下さい。さもないと お宅に迷惑がかかります」と電話があった。 ▲現在も府中市で見かける緑のゴミ箱。あまりに整備されすぎたせいか 市外からのゴミの持ち込みが後を絶たず、その年間処理費用は「三億円」 とも。 (※2010年に全面廃止・撤去された) ▲その11日後、西武多摩川線・多摩墓地前駅構内でボール紙に赤文字で書かれた 脅迫状が目撃されるが何者かによって持ち去られる。この駅は同日の「怪文書 事件」の歯科医師宅と会社員宅にはさまれており、また四回目の農協脅迫である 「府中ガス 西部営業所」への電話と脅迫状も同日である。 ▲さらにひと月後、その多摩川墓地前駅から西へ150mの府中署多磨駐在所に 爆破予告電話。同日、「S少年の通っていた」明星学苑教諭A宅に五回目の 多磨農協への脅迫電話と脅迫状。 多磨駐在所にはさらに約ひと月後の8月 22日にも爆破予告状が。 これを最後に一連の脅迫はぷっつりと途絶えた。 そして事件は110日後に起きる--