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July 31, 2013
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太陽光発電で最も話題となるテーマのひとつに損益分岐点、つまり「何年で元が取れるか」ということがあります。

太陽光発電システムでは、自家発電した電気を実際に家庭用の電力として使用するほかに、使用できずに余った電力を電力会社に売ることができます。家庭用として使用した電力は電気代の「節約分」であり、余剰電力は「売電収益」となりますが、この節約分も「収益」の一部と考えることができますので、ふたつを合わせると太陽光発電で得られる金額が全体の収益となりますので、その金額は結構馬鹿にならない額になります。

あとは、導入にあたって掛かった費用を年間で得られる収益で割ると、何年で元がとれるのか(損益分岐点が)分かることになります。

すでに太陽光発電を導入して1年経過している方なら、発電量のデータが出ていることになりますので、それをもとに試算することができるでしょうし、まだ導入していなくてデータを持たない方でもシミュレーションすることは可能です。
もちろんそれは、簡易計算となります。たとえば、設置状況の良い太陽光発電システムなら、設置容量に0.9を乗じると、月間の発電量の概算が把握できます。つまり4kwhのシステムなら、360kwhが月間の発電量となり、年間なら4320kwhとなります。ただし発電量は月によって違います。システム容量×0.9=「設置条件の良い場合の順調に発電できた数字」でもありますので、単純に掛ける12とすると、年間発電量としては幾分多めのデータとなりそうです。

またこれまでの事例から、1kwのシステムで年間おおよそ1000kw発電することが分かっています。つまり4kwのシステムであれば、年間の発電量は約4000kwhということになります。前の例と比較すると320kwhの差があります。年間ベースの発電量としては、こちらの数字のほうが実情に近い数字となるのではないでしょうか。

ここでは年間4000kwh発電するものと仮定して、ある条件における太陽光発電の損益分岐点を出してみたいと思います。
もちろん参考値として見てください。


■発電量を金額に置き換える

では4000kwhの発電量を金額に置き換えてみましょう。ここでもうひとつ便利なデータがあります。それは、発電量全体の約60%が売電にまわっているというデータです。もちろんこれは個々の家庭のライフスタイルにも影響を受けるものですから、家庭によってかなり開きがでてくると考えられます。ただそれを気にしていては、計算を前に進めることができません。ここでの目的はあくまで参考値を出してみることだと割り切って、計算してみたいと思います。

・4000kwh×60%=2400kwh

2400kwhが売電量という答えが出ましたので次はこの数字に、現在の共通売電単価となっている48円という固定買取制度の単価を乗じてみます。

・2400kwh×48円=115200円

固定買取制度以前に売電単価なら、金額は6万円を切るのですから、今回の固定買取制度のメリットがいかに大きなものであるかが分かるのではないでしょうか。

では次に発電して使用した分です、これは単純に残りの40%が使用した自家発電量となりますので

・4000kwh×40%=1600kwh

となります。またこれを金額に置き換えてみます。ここでは便宜上23円という買電単価を使用して計算してみます。

・1600kwh×23円=36800円

この分が、ようは節約分です。ではこのふたつの金額を足してみます。

・115200円+36800円=152000円

つまり152000円が、年間の発電収益となるわけです。


■導入から19年で損益分岐点が訪れることも!

あとはこれを太陽光発電の導入費用と合わせて計算すれば良いのですが、太陽光発電の導入費用は、新築とリフォームで見積金額の出方が異なることや、どこのメーカーのシステムを選ぶかでも、導入費用が変わってきますので、基準をどこに合わせるかが問題となります。
そこでここでは、導入補助金制度の適用条件となっている1kwあたり65万円という数字を目安に、4kwh×65万円=260万円を導入費用として計算してみたいと思います。おそらく実際は、新築の場合でこれを下回る金額になるでしょうし、リフォームの場合は上回る金額となるでしょうが。

なお、もうひとつ加味しておきたいのはパワーコンディショナーのメンテ・交換が10年から15年ぐらいの時期に発生することが考えられるということ、また売電メーターの有効期限が10年で来るということです。そのため、この2つの機器の交換費用も導入費に上乗せしておきます。ここでは多めにみるために故障して入れ替えが発生したと考えて、10年目以降にパワコンと売電メーターの入れ替え工事で30万円掛かったこととします。したがって290万円が導入費・メンテナンス費用の合計として考えて見たいと思います。

これで計算してみますと、

・260万円÷15.20万円=19.078年

となりました。つまり計算上では損益分岐点は導入から19年目を過ぎた時点にあるということです。

これまでよく言われていた「太陽光発電は20年で元が取れる」という話と比べると、1年ほど短縮されて試算結果がでています。

なお今回は4kwhのシステムで試算しましたが、設置面積と予算に余裕があるのでしたら、これからの太陽光発電は、できれば4kwh以上のシステムを搭載することをおすすめします。4kwになると、1か月の発電量が平均的な家庭の1か月の消費電力量に近くなりますので、発電量をチェックしていても気持ちの盛り上がりが違ってきます。やり方によっては、この計算で出てきた年数を大幅に短縮できることも、4kw以上のシステムなら十分可能性があるからです。

【参考サイト】太陽光発電の価格 比較・導入ガイド





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Last updated  July 31, 2013 10:15:16 AM
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