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JE2LUZ・熊野

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2019/04/18
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カテゴリ:ニュース
一時期、「原発ジプシー」という言葉が世の中にありました。
 原発が稼働して、夢のエネルギーなどともてはやされた時代です。
 原子炉の保守点検や定期検査の作業員の被爆問題などを隠すため?か、短期間で職場を転々としている実態が表に出かけた時に作られた言葉です。
 今だとこの言葉は日本国内では無く差別用語として国際問題化する可能性があり使えないのかも知れません。

 この人達は所定の被曝線量を越えると事実上解雇され次の原発の現場へ・・・
 朝日新聞などが随分昔に追跡した時にも、最終的に流れて行く所が無くなった人達のほとんどが行方不明だったようです。
 そして、因果関係が立証されないにしても、がんになった人もかなり居たようです。
 何しろ、そうした人が働いた記録がまともに残されていないし、被爆線量計の記録など無かったようです。
 残したら具合も悪いでしょうしね。
 福島の事故でも小児がんの発症が少し多いというレポートもあるようですが、公式には「関係ない」とされているようです。



 今度の外国人技能者受け入れで「原発廃炉作業員」として東電は受け入れる方針だそうです。
 原子炉関連の職場は、通常の建設作業現場よりは給料は良いらしいですが、長い期間健康状態などをフォローしないといけないはずの職場です。
 それに、被爆の状況によっては現場を離れなくてはならなくなるはずです。
 日本人でもそれで困っているわけですが、外国人の場合、もっと困るでしょう。
 現場を外して何処へ持って行く?
 それも違法性があるかも知れません。
 事故や後遺症も今の労災とかではカバーできない話だと思われます。
 東電などはかつての「原発ジプシー」のように使い捨てできる人材として安易に考えている節もあります。
 なにしろ、「事故を起こしたことが悪いことだ」と言う風にあまり思わない会社・団体ですからね。

 今では無く、十年先二十年先で問題が起きるかも知れません。
 国内ですら「因果関係が立証されていない」と切り捨てるのですから・・・


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最終更新日  2019/04/18 03:50:06 PM
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