”炎のコバケン”小林研一郎指揮のもと 障害のある演奏家31人がオーケストラに加わりともに奏でるハーモニー
という副題の
NHK厚生文化事業団 創立50周年記念のコンサートがNHKホールで行われ、応募した葉書8枚のうち、どうにか1枚が当たったので行ってきました
くーにゃんもできたら、一緒に行ければよかったのだけれど、一人で連れて行く自信がなくて諦めました。くーにゃん日曜大学の遠足もあったしね。
思った以上に、感動のコンサートでした。
まず、人数が多い。普通のオーケストラの2倍はいたのではないでしょうか?だって、コントラバスだけでも9人もいるんですよ。
オーケストラの中には31人もの障害者。その中の半分が知的障害者でした。
また炎のコバケンという名前は知ってはいたものの、初めてコバケンを見たのですが、確かに指揮は情熱的ですが、お話のされ方はとってもソフトでとっても丁寧で綺麗な言葉を使われる方なのですね。今までの持ってたイメージが変わりました。
最初の曲アイーダから凱旋行進曲の中のファンファーレを聞いただけで何だかジーンとしてしまい、知らず知らずに涙が頬を伝わってきました。
2曲目はサラサーテ:チゴイナーワイゼン
バイオリンは視覚障害のある川畠成道さん。とても、綺麗な音色のバイオリンでした。
3曲目トゥーランドットから「誰も寝てはならぬ」普通この曲は、テノールのソロなのですが今回は、視覚障害の女性が盲導犬を伴って、トロンボーンでのソロでした。
終わった後の彼女の言葉がまた良かったの。自分の足が今もまだ震えてる事。でも、力をすべて出し切った爽やかな気持ちと充実感、達成感。夢がかなった幸せ感を語ってました。
そして、4曲目はコバケンさん作曲の組曲「パッサカリア」から「夏祭り」
この曲にはオーケストラの団員以外に、障害のある方の和太鼓が加わって、ものすごい迫力。和太鼓の振動が伝わってくるのです。またここで知らず知らずに涙が出てきて止まりませんでした。友達も一緒だったので、恥ずかしいな~と思っても、止まらない。
人によって、その感動するものって違うと思うけど、音楽ってすばらしいです。やっぱり。
この曲の前にコバケンさんがお話されたことは、パンフレットに書かれてる言葉なのですが、それは、フリーページに書きますね。是非皆さんにも読んでいただきたいので。
長くなるので、一旦きりますね。