ヤンキース・井川がメジャー初勝利
インディアンス戦にメジャー3度目の先発をした井川は
6回を5安打、2四死球、5奪三振、2失点と好投。
打線の援護もあり、試合はヤンキースが9-2で勝っている。
井川は1点リードの3回1死一、二塁からマイケルズに同点タイムリーを打たれる。
さらに続く指名打者ハフナーにも適時打を浴び、1-2と逆転を許してしまう。
しかし、直後に味方打線が5点を奪って逆転に成功。
井川は走者を背負いながらも、以降の3イニングを無失点に抑えた。
この日の井川は、ピッチングの組み立てが良かった。
どうやら、井川のメジャーでのイメージは「速球で三振は取れるが制球力が無い」
との事で、序盤は不安定ながらも、チェンジアップ、スライダー中心に組み立てる。
中盤は、点差も開いた事もあってか、速球を中心に押していた。
打者23人で初球ボールは4人だけで、ストライク先行。この日は、変化球でもストライクが取れたので、大崩れはしなかった。
王建民、ムッシーナ、パバーノと先発ローテ3人が離脱する中、
井川の先発としての活躍がさらに求められる今のチーム状態。
現時点では、ぺティットと並んで先発の軸なのは間違いない。
井川の3度登板した通算成績は
16回1/3を投げて、16安打10三振6四球11自責点。
メジャーリーグ(大リーグ、MLB)