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1分de聖書、解説者

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2024/04/14
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1ペテロ書1章より

まず、1分de聖書を、読みましょう。(篠原利治)

おはようございます。今日はペテロ第一の手紙1章「キリストの現れ」です。

あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からであり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。:ペテロの手紙第一1章23節

◆要約

イエス・キリストの使徒ペテロから、イエスに従うように選ばれた人々へ。
神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエスが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにし、また朽ちることのない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これはあなたがたのために、天にたくわえられているのです。あなたがたは、終わりのときに用意されている救いをいただくのですから、大いに喜んでいます。あなたがたの信仰の試練は、火で精錬されつつなお朽ちていく金よりも尊く、イエスの現れのときに称賛と光栄と栄誉になるのです。あなたがたはイエスを見たことはないけれども愛しており、信じており、喜びにおどっています。これは、信仰の結果である、たましいの救いを得ているからです。
ですから、あなたがたは、心を引き締め、身を慎み、イエスの現れのときにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。あなたがたが新しく生まれたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種からあり、生ける、いつまでも変わることのない、神のことばによるのです。「草はしおれ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない」とあるからです。(岡崎道成)

1分でわかる「公同書簡」

前出のヤコブの手紙、そしてペテロの二つの手紙、ヨハネの三つの手紙、ユダの手紙の七書簡は公同書簡と呼ばれ、パウロ以外の著者による、キリスト者向けの手紙となっています。
ペテロの手紙第一は、迫害の苦しみの中にあるキリスト者に、イエス・キリストの福音の恵みと希望を再認識させ、世にあってどう信仰に固く立って生きるのかを諭しています。
ペテロの手紙第二は、ペテロの遺言的書簡で、教会を脅かしつつあった偽教師を告発・弾劾し、イエス・キリストの真理に固く立って、敬虔に生活することを説いています。
ヨハネの三つの手紙は共通して、諸教会に強い影響を及ぼしつつあった異端の教えを、イエスが人としてこの世に来られたことを否定する反キリストと糾弾し、その攻撃から教会を守ろうとするものです。
ユダ(イエスを裏切ったユダではない)の手紙は、教会に忍び込んだ偽信仰者に対処する必要を覚え、簡潔な中にも、読者の自覚を促し、偽信仰者がいかなるものかを明確にして警告を発しています。

参考:実用聖書注解(いのちのことば社)

解説として

本書は使徒ペテロが、AD65前後のローマ皇帝ネロによる迫害下において、苦難の中で離散してしまった小アジアにいるクリスチャンに書いて送った、励ましと慰めの手紙です。

当時の現実世界は厳しく、信仰を捨ててもおかしくない状況の中で、ペテロはキリストにある救いの意味と、底知れぬ平安から来るたましいの安息を解きます。

あなたがたは、イエス・キリストを見たことはないが、彼を愛している。現在、見てはいないけれども、信じて、言葉につくせない、輝きにみちた喜びにあふれている。それは、信仰の結果なるたましいの救を得ているからである。(1ペテロ書1:8〜9)

ペテロは、キリストを信じて新しく生まれ変わり(新生)、迫害の中にあって選ばれた人(1〜2)に対して、明確に語ります。

救いは、永遠に続く将来においては「朽ちない資産(3〜5)」であり、現実においては「信仰の試練に耐え得る動力(6〜9)」となり、過去においては「以前から預言者により確かに啓示されたもの(10〜12)」です。

この救については、あなたがたに対する恵みのことを預言した預言者たちも、たずね求め、かつ、つぶさに調べた。彼らは、自分たちのうちにいますキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光とを、あらかじめあかしした時、それは、いつの時、どんな場合をさしたのかを、調べたのである。(1ペテロ書1:10〜11)

主はペテロを通して、新生した者が聖なる生活に至るようにと、語ります。それはますます、聖なる方を恐れかしこみ(13〜16)、キリストの血による確かな贖い(17〜21)を根拠として、迫害下の中でもキリストにある兄弟愛をもって(22〜25)、歩むようにと語ります。これは迫害下の状況では、まことに難しいことなのです。

(篠原利治)





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Last updated  2024/04/14 04:46:02 AM



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