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2ペテロ書2章より
まず、1分de聖書を読みましょう。(篠原利治) おはようございます。今日はペテロの手紙第二2章「にせ教師」です。 あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。:ペテロの手紙第二2章1節 ◆要約 しかし、イスラエルの中ににせ預言者が出たように、あなたがたの中にも、にせ教師が現れるようになります。彼らは貪欲なので、作り事のことばをもってあなたがたを食い物にします。この者どもは、理性のない動物と同じで、自分が知りもしないことをそしるのです。その目は淫行に満ちており、罪に関しては飽くことを知らず、心の定まらない人たちを誘惑し、その心は欲に目がありません。彼らはのろいの子です。彼らは正しい道を捨ててさまよっています。この人たちは、水のない泉、突風に吹き払われる霧です。彼らに用意されているものは、まっ暗なやみです。彼らはむなしい大言壮語を吐いており、誤った生き方をしていて、人々を肉欲と好色によって誘惑し、その人たちに自由を約束しながら、自分自身が滅びの奴隷なのです。主であり救い主であるイエス・キリストを知ることによって世の汚れからのがれ、その後再びそれに巻き込まれて征服されるなら、そのような人たちの終わりの状態は、初めの状態よりももっと悪いものとなります。義の道を知っていながら、それにそむくよりは、それを知らなかったほうが、彼らにとってよかったのです。「犬は自分の吐いた物に戻る」ということわざどおりです。(岡崎道成) ◇解説として 偽教師の問題は、深刻な問題です。外部からの迫害と苦難の問題以上に、内部からの腐敗と偽教師の問題は、初代教会を根こそぎ腐らせます。 実は2ペテロ書は、この偽教師の問題が、中心テーマです。現代においても、世俗化による腐敗、権威主義やカルト主義など、形は違っても、深刻な問題は、数々あります。要注意です。 本書が示すように、滅びをもたらす異端(2ペテロ書2:1〜9)は、贖い主を否定する故に(1〜3)、父なる神からの裁きを受けます(4〜9)。 彼らは、わきまえのない、理性のない動物のように、最後は泥沼(滅び)の中に至ります(2ペテロ書2:10〜22)。権威をそしり(10〜12)、だましごと(13〜17)によって人々を誘惑し、彼らを肉の奴隷にまで導きます(18〜19)。故に最後は、更に悪い状態にまで至ります(20〜22)。要注意です。 こういうわけで、主は、信心深い者を試錬の中から救い出し、また、不義な者ども、特に、汚れた情欲におぼれ肉にしたがって歩み、また、権威ある者を軽んじる人々を罰して、さばきの日まで閉じ込めておくべきことを、よくご存じなのである。こういう人々は、大胆不敵なわがまま者であって、栄光ある者たちをそしってはばかるところがない。(2ペテロ書2:9〜10) (篠原利治) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/04/24 01:55:52 AM
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