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パワーアシストロボット、医療機器のLAP 平野 淳 のブログ

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August 7, 2009
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カテゴリ:資格
おはようございます。いよいよ明日から中小企業診断士の1次試験です。勉強も山場です。
今日はブランド拡張戦略について紹介します。(出所:08年度1次試験 第28問)

ブランド拡張戦略とは、既に成功しているブランド・ネームを、新製品や別の製品ラインに
使用するものです。既存ブランド・ネームを利用することで、新製品や別の製品ラインが、
全く新しいブランド・ネームをつけた新製品よりも消費者に短い時間で認知されるという
メリットがあります。

以下のような事例を考えます。

ある製品ラインを販売しているA社は、一部の顧客の支持を得ることができました。次いで、
いっそうの市場浸透を狙って同一製品ラインの中でのアイテムを拡大することに成功しました。

同社は、さらなる業績の拡大を目指して、別の製品ラインへの進出を狙っています。その際に、
すでに成功した既存の製品ブランドを利用するかどうか検討しています。

これについて、今後の取るべき方向と結果には、以下のような予測ができます。

・価格帯が低い製品ラインに既存ブランドをつけると、既存ブランドが高価格帯であれば、
 それに対する信頼を傷つけることになります。ブランドへの信頼が傷つけば、その
 ブランドのイメージも低下してしまいます。

・既存の製品ブランドから生じるハロー効果を利用することによって、既存製品ラインの
 顧客に対して新製品を訴求することができます。ただし、異なる製品ラインの顧客層には、
 既存製品ラインで得ている高い評価が伝わらない可能性が高くなります。

・従来とは別の市場に参入することになる場合は、顧客の属性や購買行動が異なる可能性が
 多角、既存ブランドを活用しても、価格設定、流通チャネル、販売促進等において、異なる
 マーケティング戦略を構築する必要があります。

・新しい製品ラインに対して新規ブランドを採用すると、それが失敗した場合に、既存
 ブランド・ネームとの関連性を思い浮かべる消費者が極めて少なくなります。
 そのため、既存ブランドに対する信頼を傷つけたり、消費者を失望させることもなく、
 既存ブランドへの影響は少なくなります。

・・・

ブランド戦略には一長一短ありますが、ブランド構築・拡張に悩まれている経営者の皆様、
こういった観点からどんなブランドをどんな製品ラインに採用するか、一考の価値ありです。

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ではでは~。

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楽天もいまや一大ブランドですが、各店舗が“色”を出していて良いですね。





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Last updated  August 7, 2009 06:59:20 AM
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