|
|
|
全て
| 報徳記＆二宮翁夜話
| 二宮尊徳先生故地&観音巡礼
| イマジン
| ネイチャー
| マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界
| 宮澤賢治の世界
| 五日市剛・今野華都子さんの世界
| 和歌・俳句＆道歌選
| パワーか、フォースか
| 木谷ポルソッタ倶楽部ほか
| 尊徳先生の世界
| 鈴木藤三郎
| 井口丑二
| クロムウェル カーライル著＆天路歴程
| 広井勇＆八田與一
| イギリス史、ニューイングランド史
| 遠州の報徳運動
| 日本社会の病巣
| 世界人類に真正の文明の実現せんことを
| 三國隆志先生の世界
| 満州棄民・シベリア抑留
| 技師鳥居信平著述集
| 資料で読む 技師鳥居信平著述集
| 徳島県技師鳥居信平
| ドラッカー
| 結跏趺坐
| 鎌倉殿の１３人
| ウクライナ
| 徳川家康
2012年08月27日
カテゴリ：クロムウェル カーライル著＆天路歴程
クリスチャン そのほか、あの谷でお逢いになったものはありませんか。
フェイスフル はい、シャイムに逢いました。しかし、私の巡礼の道中で逢った人々の中で、あの男だけは見当違いの名を持っていると思います。他の者はすこし議論するか、何とかした上で、そうでないといえば承知してくれます。ところが、あの厚顔無恥のシャイムに至っては決してそうしないのです。 クリスチャン 一体、その人は何を言ったのですか。 フェイスフル 何って、こうです。あの男は宗教そのものがよくないと言うのです。宗教なんてものを気にするのは憐憫すべき、低劣な、卑怯なことだというのです。敏感な良心なんてものは男らしくないもので、人が一々その言行を省察し、当世の高邁な人物が習慣づけられている、あの傍若無人の自由から自分を束縛するというのはこの時代の物笑いになることだ、と言うのです。それから又、権力ある者や、富める者や、智慧のある者のうち、自らばか者であること、わざわざ勝手に愚かなことをする者だということを納得の上、何人にも得体の知れないもののために一切を失うということを敢えてする、というのであればいざ知らず、さもなくて、これまでに私と同じ意見をもっていたものは、ほんの少数であるか、あるいは一人もない、と言い立てるのです。 Chr. Met you with nothing else in that valley? Faith. Yes, I met with SHAME; but of all the men that I met with in my pilgrimage, he, I think, bears the wrong name. The other would be said Nay, after a little argumentation, and somewhat else; but this boldfaced SHAME would never have done. Chr. What did he say to you? Faith. What! why he objected against religion itself! He said it was a pitiful, low, sneaking business for a man to mind religion; he said that a tender conscience was an unmanly thing; and that for a man to watch over his words and ways, so as to tie up himself from that blustering liberty that the brave spirits of the times accustom themselves unto, would make him the ridicule of the times. He objected also, that but few of the mighty, rich, or wise, were ever of my opinion; "For ye see your calling, brethren, how that not many wise men after the flesh, not many mighty, not many noble, are called:" ~ 1 Corinthians 1:26 ~ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2012年08月27日 00時54分31秒
[クロムウェル カーライル著＆天路歴程] カテゴリの最新記事
|
