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2013年05月29日
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カテゴリ:鈴木藤三郎

2010年3月1日
 海の幸や山の幸があるように、仙台には豊かな言葉の幸がある―。先日訪れた仙台文学館の常設展示室入り口に、さりげなく書かれていた
▼ことしは民俗学者柳田国男さんの代表作「遠野物語」が刊行されて100年。遠野出身で後に仙台に住んだ佐々木喜善(きぜん)さんの話を柳田さんが聞き書きしたものだ。同文学館は現在、この物語にちなんだ企画展を開催している
▼常設展も濃厚だ。島崎藤村(とうそん)、土井晩翠(どいばんすい)、魯迅(ろじん)、宮沢賢治、井上ひさし、伊集院静、小池真理子、俵万智、恩田陸、伊坂幸太郎、瀬名秀明…。仙台にゆかりのある作家たちの原稿や初版本、解説パネルがずらっと並ぶ
▼「むずかしいことをやさしく/やさしいことをふかく/ふかいことをゆかいに/ゆかいなことをまじめに/書くこと」。同文学館初代館長で作家の井上ひさしさんの文学観が味わい深い


☆ 横浜の近代文学館 で 井上ひさし展が開催中でまもなく終る。

なるほど 井上ひさしさんの文学は「言葉の幸」なのだなあと感慨深い。

スポーツの世界で たとえば100メートル10秒の壁を突破すると、次々に突破するアスリートが出るように

言葉の世界も 新たなそれにふさわしい言葉をきっかけに豊穣になる そんなところがあるのかもしれない。

私たちの世代は 井上ひさしさんの「ひょっこりひょうたん島」からたくさんのことを歌をインプットさせていただいた。すぐれた言葉の使い手に子供のころ 出会えたということは幸せなことかもしれない。

そんなこともあって 新渡戸稲造の「帰雁の蘆」を「言葉の幸」として、プリントアウトして 現在2人の人に差し上げている。

「難しいことをやさしく やさしいことを面白く」は 6月1日付け発行の小冊子第2弾にも引用したところである。

 

 

○本日は「町並みと蔵展」の講演会にお声をかけて頂き有難うございました。

鈴木藤三郎先生没後百年という記念すべき時にお声をかけて頂きましたことを大変喜んでいます。

森町で講演しますのは、平成二十一年秋の「明治の発明王鈴木藤三郎」、昨年八月の「森町文化講演会」についで三度目です。

今回は西光寺さんの本堂をお借りして、アット・ホームな雰囲気のもとでお話できることに感謝しています。

○昨年(2012)八月の森町文化講演会では、森町の報徳報本社が昭和三十四年(1959)今から五十四年前に「報徳」に発表した「発明王鈴木藤三郎の報徳」というドラマのシナリオの第一幕と第二幕を、

森町の有志の皆さんのご協力で読み上げさせていただきました。

○今年(2013)二月三日栃木県日光市で市の教育委員会主催で開催の「報徳のまちづくりセミナー」・「二宮尊徳と日本近代産業の先駆者鈴木藤三郎」の講演でも、鈴木藤三郎先生の顕彰のためのドラマ・シナリオを、本日参りました私たちの会の三人と森町の2人それと日光市のNさんにご協力いただき、シナリオの全幕を読み上げました。

日光の講演会は大変好評でして、教育委員会のアンケートによりますと、「とてもよかった」が61・4%、「よかった」が22・8%、実に8割以上の方に「よかった」と評価していただきました。

アンケートの記述を詳しく検討しますと、ドラマ・シナリオの朗読の評価が高いようでした。

「発表の仕方に工夫があり、あきずに聞くことができました」、

「シナリオを読んでくださったのは、具体的な経緯が分りとてもよかった」、

「シナリオ朗読わかりやすく、とてもよかったです」、

「4部に分けて、ドラマ的に鈴木藤三郎さんの生き方考え方が良く理解できました」、

「朗読をしていただいて、よくわかった。追求の仕方・・・よかった」、

「ユニークなドラマでの講演、とても感銘を受けました。深く心に残ります」・・・

シナリオ全幕を読むなかで、鈴木藤三郎先生や森町の報徳社の先人が喜んで下さっているようなそんな感じさえしました。

そうなると昨年(2012)八月に開催した森町文化講演会で第一幕、第二幕しか朗読できなかったことが残念に思えました。そういうことで今回残りの第三幕、第四幕をご紹介できることを大変喜んでいます。

○更に今回の「町並みと蔵展」の「砂糖王鈴木藤三郎」のテーマにそって、オリジナルのシナリオを作成し「藤三郎の氷砂糖製造法の発明」のドラマとしました。

また今回、藤三郎のセリフが多いことから、壮年の藤三郎と、青年の藤三郎に分けてお願いしました。

二人藤三郎という新たな試みです。

特に父母とのかけあいにおいてはセリフをあえて遠州弁にしましたので、若い藤三郎の言い回しに何かとお聞き苦しいところもあろうかと思いますが、どうかお許しください。

井上ひさしさんの言葉に「難しいことをやさしく、やさしいことを面白く」という標語があります。

今回のオリジナル・シナリオなどいろいろな新しい試みは、その「面白く聞いていただくための工夫」としてお聞きいただければと思います。

そして、森町報徳報本社の先人がこのドラマを作った趣旨を踏まえて、鈴木藤三郎先生の顕彰のため、いつの日にか藤三郎の生涯の全ドラマ・シナリオが新しく作られたり、あるいは中学校・高校の生徒さんたちが演じたり、更には、テレビのドラマや映画化が実現するように祈念します。






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最終更新日  2013年05月29日 18時12分34秒



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