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カテゴリ:報徳記&二宮翁夜話
二〇一四年七月一二日〇〇センター
参加者は二名。「クロムウェル伝」の序文を輪読しながら、校正をする。 「もともとカーライルの『クロムウェル伝』が気になったのは、『報徳産業革命の人』作成で鈴木藤三郎の資料を読み込んでいるときで、留岡幸助が『斯民』第八編第七号「鈴木藤三郎逝去特集」に寄せた「真に惜しむべき人」にある。藤三郎が醤油事業のサッカリン事件で社長を辞任し、謹慎していた時、留岡は自転車を飛ばして小名木川の家に慰問にいった。『自分が聞くに、英国のクロムウェルは、多年奸雄ときまっておった。ところがカーライルが出て、その雄勁なる筆をふるって、クロムウェルは千古の大忠臣で、真に社稷[祖国]のためにその身の毀誉を顧みなかったのであるといって、冤をそそいだのである。君もこの際、泛々たる毀誉褒貶を眼中に置かず、前途の事を考えられた方がよかろう』といって慰め、クロムウェル伝の翻訳本を贈ったとある。いったいこの『クロムウェル伝』とは何か調べたら、畔上賢造訳三巻本で、内村鑑三の『余の学びし二大政治書』が収められている。今日はそれを読もう」と輪読をする。 S君とは、二〇〇五年四月二三日(土)、一緒に一宮まで五日市剛先生の講演を聞きに行った(第二集p.279)。 二〇〇五年八月一八日桜木町駅で五日市先生とお会いして三人で会食しながらお話を伺った(第三集p.166)。 第三集には五日市先生の御許可をいただいて、ハイファの出会いと『魔法の言葉』を載録した。 本シリーズ作成において、『魔法の言葉』はかなり意識的に扱っている。 クセノフォンの『ソクラテスの思い出』という本がある。 クセノフォンはソクラテスを扱うことによって歴史に名を留めた。 「S君、ボーイズ・ビー・アンビシャスは既に二百近い公共図書館・大学図書館の蔵書となっている。五十年は残る。後から来る世代のための本だ。 しかし千年の後、実に『魔法の言葉』を載録したことによって、世に残るかもしれないよ(笑)」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年07月25日 04時01分07秒
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