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2015年02月24日
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カテゴリ:ネイチャー
「骨粗しょう症の予防薬開発につなげたい」としている。論文が、24日の科学誌ネイチャーメディシン電子版に掲載された。

 骨には、カルシウムでできた硬い組織を作る「骨芽細胞」と古くなった組織を壊す「破骨細胞」があり、バランスを取って骨の強度を保っている。年を取ってバランスが崩れると、骨粗しょう症が起きる。

 大阪大の石井優教授と西川恵三助教らが、破骨細胞が過剰になった骨粗しょう症のマウスに、紅茶の苦みや赤い色の成分に含まれる物質(ポリフェノール)を3日に1回ずつ注射したところ、3週間後には破骨細胞が減り、骨の強度もほぼ正常になった。ただ、1回分の投与量を体重60キロの人がまかなうには、紅茶を一度に60杯飲む必要があり、ふつうに飲んでも改善は見込めそうもないという。西川助教は「ポリフェノールをもとに薬やサプリメントを開発すれば、骨粗しょう症予防に効果が見込める」と話している。

2015年02月24日





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最終更新日  2015年02月26日 01時54分07秒
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