全て
| 報徳記&二宮翁夜話
| 二宮尊徳先生故地&観音巡礼
| イマジン
| ネイチャー
| マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界
| 宮澤賢治の世界
| 五日市剛・今野華都子さんの世界
| 和歌・俳句&道歌選
| パワーか、フォースか
| 木谷ポルソッタ倶楽部ほか
| 尊徳先生の世界
| 鈴木藤三郎
| 井口丑二
| クロムウェル カーライル著&天路歴程
| 広井勇&八田與一
| イギリス史、ニューイングランド史
| 遠州の報徳運動
| 日本社会の病巣
| 世界人類に真正の文明の実現せんことを
| 三國隆志先生の世界
| 満州棄民・シベリア抑留
| 技師鳥居信平著述集
| 資料で読む 技師鳥居信平著述集
| 徳島県技師鳥居信平
| ドラッカー
| 結跏趺坐
| 鎌倉殿の13人
| ウクライナ
| 徳川家康
カテゴリ:ネイチャー
貴重な全身化石をその目で 大阪市立自然史博物館で「スペインの恐竜」展素晴らしい保存状態で発掘されたスペインの恐竜を紹介する特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」が大阪市東住吉区の長居公園内にある市立自然史博物館ネイチャーホールで開かれ、連日、家族連れらでにぎわっている。頭から尾までの骨がつながった奇跡的な状態で2002年に発見された中型肉食恐竜「コンカベナトール」の化石など、約200点を展示している。 日本とスペインの交流400周年を記念した企画。西日本各地を巡回する予定で昨夏に福井県で開催され、今回が2会場目。スペインの恐竜展としては国内最大規模で、とくにコンカベナトールの化石が展示されるのは世界でも初めて。 コンカベナトールは、10年に科学誌「ネイチャー」に発表された、腰に奇妙なコブがある全長約6メートルの中型肉食恐竜。スペインの発掘地「ラス・オヤス」の白亜紀前期(約1億2500万年前)に湿地帯だった地層で02年、頭から尾までつながった非常に良い保存状態の全身化石が見つかり、注目されている。 皮膚の痕跡などもあったため、前足には羽毛がはえ、後ろ足には肉球のようなものがあったことも分かった。化石を基に製作した全身骨格や復元模型も展示。羽毛を持つ他の恐竜や鳥類と比較して、恐竜と鳥の共通点を知ってもらう。 このほか、白亜紀後期(約7000万年前)に湿地帯だった発掘地「ロ・ウエコ」で見つかった、植物食恐竜「ティタノサウルス」の仲間でまだ無名の大型恐竜の化石も展示。ワニやアルマジロも持っている、皮膚の中にある骨「皮骨」の機能について分かりやすく紹介している。 同館の塚腰実主任学芸員(56)は「コンカベナトールの化石の腹部には、小型肉食恐竜の背骨が入っているのが分かるほど奇跡的に保存状態がいい。よく観察して、自由に恐竜の姿を想像してみてほしい」と話している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年04月24日 03時47分31秒
[ネイチャー] カテゴリの最新記事
|