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平成28年5月20日
補注　鈴木藤三郎の米欧旅行日記
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平成28年５月２０日現在
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製造ゲンバ男子ＰＲ　新居浜市ＨＰ　女子学生が発信
2016年05月19日
◇今年度１０人予定
　製造業が盛んな新居浜市は来月、中小企業の製造現場で働く若者の紹介を通じて仕事の魅力を発信する「ゲンバ男子」をホームページ上に開設する。製造現場で働く若者は減っているとされており、若い女性が「かっこいい」と思う仕事を知ってもらい、市内の中小企業に就職する若者を増やす狙いがある。（山本啓二）

　「ゲンバ男子」は市内の中小企業３社で働く４人を取り上げてスタートする予定で、今年度中には１０人に増やす計画という。

　同市は「若い女性の視点でみることで、かっこよさが引き立つ」と考え、紹介記事の執筆を市内にある河原ＩＴビジネス専門学校の女子学生に依頼した。

　１７日には白石亜由美さん（２０）ら学生３人が、クレーンの運転室などを製造する「タステム」を訪問。運転室の組み立てを担当する竹本弘一さん（３４）を取材した。

　白石さんらは溶接などを行う竹本さんの仕事ぶりを見て、「どんな時にやりがいを感じますか」「休日は何をしていますか」などと質問。竹本さんは、「１人で組み立てるので、出来上がった時は達成感がある」「休日は育児を手伝っている」などと答えていた。

　白石さんは「仕事をしている姿をかっこいいと思った。ものづくりの大切さも分かり、応援したい」と言い、竹本さんは「自分たちが取り上げられることで、多くの若者が魅力を感じて、この業界に入ってきてくれればうれしい」と話した。

　市産業振興課の担当者は「製造業のイメージアップを図って、ものづくりに興味を持つ若者を増やしたい」と意気込んでいる。

2016年05月19日