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カテゴリ:ネイチャー
朝ウォーキング44日目。
土日月の連休中、体調を崩し、熱は出るは頭痛はするは、月曜は昼食を全部吐くわで大変だったが、 あんま棒を使って、足裏のゾーンを丁寧に揉んで、すっかり回復できた。 「体調その後どう?」 「足裏マッサージのお蔭ですっかり回復しました」(笑い) 銀行で待っている間。置いてあるNHKの健康雑誌を読んでいたら 「血糖値を上げない食事の順序」というのに まず、一番最初に水溶性植物繊維の野菜を食べ、次に肉などのたんぱく質を食べ、最後にご飯など炭水化物を取るというのがあった。 水溶性食物繊維が多く含まれる食べ物には、アボカド、オクラ、きのこ類、海藻類、こんにゃく、やまいも、ごぼう、納豆などがあります。 また、ネバネバした性質のあるオクラ、納豆、やまいも、特にきのこ類のなめこや海藻類のめかぶなどは、糖分が吸収されるのを抑える働きがあるといわれています。 銀行にあった雑誌には、「トマト」もあったが、 水溶性食物繊維の含有量一覧表 では、むしろ低いようである。 トマトのリコピンにはガンの異常な増殖を遅らせるという研究報告もある。 Northwestern Universityは一般にトマトの中やトマト製品に含まれる抗酸化物質であり、前立腺癌のリスクを抑えるリコピンが、前立腺癌状態から癌に発展するのを防げるかどうか研究を重ねている。 研究者たちは、自然のリコピンを高濃度で含むトマトオイルが前立腺癌状態の逆進行又はHGPINの進行、前立腺がんの進行をすすめる最強のリスク因子であるものと見られている、がん内の異常な細胞形成を遅らせるであろうということを明らかにしたいと思っている。 この研究はノースウエスタン大学 Feinberg School of Medicine のピーター・ガン教授によって進められる予定である。 リコピンは抗腫瘍性の働きがあると、数々の研究所から認められており、いくつかの人体における癌検査においてもリコピンを多く摂取する人は低い癌発生率を示している。 同大学は調理されたトマト製品を食する人は前立腺がんを通常の20%もリスクを軽減できると発表しました。 さらなる研究によれば、油を使って調理すると実質的にリコピンの生物学的利用能があがるという結果が得られた。 ノースウエスタン大学の研究は遺伝子組み換えされていないイスラエルで栽培された、特にリコピン含有率の高いトマトのオイルを使うことにした。 研究結果は、前立腺がんに対するリコピン作用の仕組みを、また局面3の臨床実験の構造を、より一般的には、どちらかといえば毒性の無い食餌性の化合物を使って考えられる科学的予防の測定を明らかにするのに役に立つであろうと見られている。 アメリカ合衆国で、前立腺がんは男性の癌の中で最も一般的に診断され、the American Cancer Society(アメリカ癌協会)は2004年の230,100の新しい診断数と前立腺がんによる死者は29,900人にのぼると発表した。 "前立腺がんは、国民の厄介者であり、どちらかというと成長の遅いものであるが故、科学的予防ための合理的な目標となりえる" "しかしながら、前立腺がんの早期外科治療は効果的なものであるが、かなりの不快感を伴うものである。 加えて、広く可変的な前立腺がんの生物的動きは、過剰治療を招く。" とガン教授は言う。 リコピン市場は目に見えて拡大している。 カロチノイド市場Frost & Sullivanの最近の報告によれば、成長率予測では100%以上の伸び率を見せている。 報告書は、2003年度原料は34000000ドルであり、新しい栄養物の源ののび続ける需要はさらに遠くへ躍進するつもりでいる。 それやこれやで、こぶりのトマトを昼食の最初に食べてみた。 リコピン(LYCOPENE) ○トマトに多く含まれるカロテノイドで、抗酸化作用を有する。 必須の栄養素ではないので、1日の摂取量に関して許容量や所要量に関するデータはない。健康的な食事の一部分として、トマトを使った料理を1日に1皿か、1週間に5皿くらいを推奨する意見がある。 ○トマトが前立腺がんの発生を予防する可能性がいくつかの疫学的研究で示唆されている。 例えば、14000人のデータでは、トマトを使った料理を1週間に5皿以上摂取している人は、1週間に1皿以下の人に比べて、前立腺がんの発生率が40%低下することが報告されている。 Health Professionals Follow-Up Study (HPFS) における47,894名のprospectiveなコホート研究では、前立腺がんの発生を低下させる効果がある野菜や果物として、生のトマト、トマトソース、ピザ、いちごが挙げられた。 トマト製品を1週間に10皿以上食べているグループは、1.5皿以下のグループと比較して、前立腺がんの発生リスクが35%減少していた。 ○リコピンをサプリメントとして摂取することができるが、最近の動物実験では、トマトの粉末には前立腺がんの発生を予防する効果が認められるが、リコピンには予防効果は認められなかった。つまり、リコピン以外の成分もがん予防効果に関与している可能性がある。前立腺がんの予防においてリコピンとビタミンEが相乗的に作用する可能性が報告されている。 ○他の抗酸化物質と同じように、リコピンは細胞の酸化障害を防ぐ効果がある。 リコピンが一重項活性酸素(singlet reactive oxygen)を消去する効果は自然のカロテノイドの中で最も高い。しかし、リコピンの抗酸化作用のメカニズムは不明な点も多い。リコピンが、 insulin-like growth factor 1 (IGF-1) シグナル系や、細胞周期や細胞増殖に影響する可能性も示唆されている。 ○26例の前立腺がん患者において、手術の投与前に3週間、リコピンのミックス(30 mgのリコピン、トマト・カロテノイド・ミックス、ビタミンE、その他の植物成分など)を投与したところ、PSA値が低下した。 ただし、リコピンによる前立腺がん予防効果を検討した臨床試験( prospective controlled clinical study)はまだ無い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月20日 23時57分10秒
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