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東京都江東区5件
遠州報徳の師父と鈴木藤三郎2016
補注 鈴木藤三郎の『米欧旅行日記』2016
二宮尊徳と日本近代産業の先駆者鈴木藤三郎2013
報徳産業革命の人2011
鈴木藤三郎2010


レファレンス事例詳細
「江東区史」に出てくる鈴木藤三郎という人物について知りたい。静岡県森町で氷砂糖の製造をしていた。渋沢栄一に東京での起業を相談したが、一蹴されたらしい。

回答
(Answer)
人名事典や糖業関係資料で得た以下の情報および資料を紹介する。
鈴木藤三郎（スズキ　トウザブロウ）
安政2（1855）年11月18日日生まれ。明治期の実業家。日本精糖社長。日本醤油醸造社長。氷砂糖製造法開発。日本精糖創立に参加。衆議院議員。大正2（1913）年9月4日没。
『実業人傑伝　5』『人物レファレンス事典　新訂増補　明治・大正・昭和（戦前）編　す～わ』『朝日日本歴史人物事典』『国史大事典　8』『コンサイス日本人名事典　改訂版』『事典近代日本の先駆者』『新潮日本人名事典』『日本人名大事典　3』『日本の「創造力」　6』『砂糖の歴史物語』『続砂糖の歴史物語』『日糖六十五年史』『近代日本糖業史　上』『砂糖あきない今昔』『鈴木藤三郎伝　日本近代産業の先駆』「黎明日本の一開拓者　父鈴木藤三郎の一生」

回答プロセス
(Answering process)
『大宅壮一文庫雑誌記事索引　人名編3』に『実業人傑伝　5』（広田三郎 実業人傑伝編輯所　1898）他4冊あり。複製の立体社版の所蔵あり。
その他、人名事典や糖業関係資料で情報を探す。
人名事典等
『人物レファレンス事典　新訂増補　明治・大正・昭和（戦前）編　す～わ』p1088、『朝日日本歴史人物事典』p887、『国史大事典　8』p113-114、『コンサイス日本人名事典　改訂版』p716、『事典近代日本の先駆者』p334、『新潮日本人名事典』p951、『日本人名大事典　3』p483-484
糖業関連資料
『日本の「創造力」　6』p273-284に「氷砂糖　糖業界のパイオニア鈴木藤三郎」の章あり。

若干の記述のあったもの
『砂糖の歴史物語』p74-77、『続砂糖の歴史物語』p303,455、『日糖六十五年史』p4、『近代日本糖業史　上』p192、『砂糖あきない今昔』p79-81
渋沢栄一との関係については、以下の資料に記述あり。
『鈴木藤三郎伝　日本近代産業の先駆』p105-107、「黎明日本の一開拓者　父鈴木藤三郎の一生」（埼大図蔵）p126

事前調査事項
(Preliminary research)
『江東区史　中』（江東区　1997）に、「静岡県森町で氷砂糖の製造をしていた。渋沢栄一に東京での製造を相談したが、一蹴された。」という旨の記述あり。