12359568 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

GAIA

GAIA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | 報徳記&二宮翁夜話 | 二宮尊徳先生故地&観音巡礼 | イマジン | ネイチャー | マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界 | 宮澤賢治の世界 | 五日市剛・今野華都子さんの世界 | 和歌・俳句&道歌選 | パワーか、フォースか | 木谷ポルソッタ倶楽部ほか | 尊徳先生の世界 | 鈴木藤三郎 | 井口丑二 | クロムウェル カーライル著&天路歴程 | 広井勇&八田與一 | イギリス史、ニューイングランド史 | 遠州の報徳運動 | 日本社会の病巣 | 世界人類に真正の文明の実現せんことを | 三國隆志先生の世界 | 満州棄民・シベリア抑留 | 技師鳥居信平著述集 | 資料で読む 技師鳥居信平著述集  | 徳島県技師鳥居信平 | ドラッカー | 結跏趺坐 | 鎌倉殿の13人 | ウクライナ | 徳川家康
2019年01月16日
XML
カテゴリ:イマジン
2019年1月14日のファミリーヒストリーのゲストは堺正章さんで、お父さんは堺駿二という伝説の喜劇人だった。

堺駿二のお兄さんに浪曲師の初代港家小柳丸があり、その名跡は現在でも残っているという。

港家小柳丸は破天荒な人で、酒飲みだった。

堺駿二に「唄入り観音経」という見事な浪曲調を映画の中で演じているが、きっと港家小柳丸の実演を見ていたのであろうか。

堺駿二はターキーこと、水の江瀧子の劇団たんぽぽに出ていたが、昭和19年徴集され、横須賀海兵団に行くこととなった。水の江は劇団員としての給料を払い続けると約束した。
堺駿二の妻、つまり正章の母は幹千代子といい、昭和7年、松竹少女歌劇団に入団し、芸名は三浦たま子と名乗ったが、桃色争議(別名ターキー争議。水の江滝子が先頭に立ち、歌劇団の待遇改善を求めた)で歌劇団を離れ、駿二と知り合い、一緒に暮らすようになった。水の江滝子との縁はそれ以来で、その繋がりもあって世帯主の堺駿二が徴集された後も、堺家に給与を払い続けたということであろうか。

堺駿二は戦地へ赴くことなく終戦。

以前、同郷の友人と話したことがある。

「私たちは、私たちの父があの太平洋戦争時代に戦争で生きていたからこそ、戦後この世に生を受けることができたのだ。なんと奇跡的なことであろうか」と。

番組の最後に北上市の「サトーハチロー記念館」が出てきて、サトーハチローがよんだ「堺駿二」の詩が素晴らしかった。それはまた「堺正章」その人についての詩のようでもある。

「報徳訓」にある「父母の富貴は祖先の勤功にあり。 我身の富貴は父母の積善にあり。 子孫の富貴は自己の勤労にあり。 年々歳々報徳を忘るべからず。」

「我身の富貴は父母の積善にあり。 子孫の富貴は自己の勤労にあり。 」そのままの堺駿二ー堺正章の生涯である。


堺駿二という男
・・・・・
少しも骨身をおしみません
かげもひなたもございません
腰が低くて義理がたく
どんな役でも投げません
学者金持重役などは
死んでも彼にはやれません
ああそれ故にそれ故に
人気があるのでございます





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年01月16日 04時04分15秒
[イマジン] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.