ドラマの中の障害者
韓国ドラマにはまって、4年以上が過ぎた今、どれだけのドラマを見たのか、フリーページにちょこっとまとめてるのを見ると、100ちょっと欠ける程度見たのが、わかる。実際には、途中で、止めたドラマやまだ抜け落ちてるのもあるから、もっとだな。 障害者の親でもある私は、やはり、韓国ドラマを見ていても、そのドラマの中の障害者の描かれ方などが、つい気になる。 一番感じるのは、韓国ドラマのほうが圧倒的に障害者がドラマに出てくる割合が多いこと。というよりも、日本のドラマには、まず、障害者というのが、出てこない。たまに、障害者を描く目的で、主人公のドラマ、「僕の歩く道」のようなのが、あるぐらいじゃないかしら? 今見てる「魔王」では、主要な役の一人、サイコメトラーのシン・ミナのお母さんが、どうも口が不自由という設定らしく、手話を使ってる。先日見た「18・29」でも、主役の弟役は、同じような感じで、手話がドラマで頻繁に使われてた。「グッバイソロ」「では、やはり、主役の友達ジワンの家族は全員が聴覚障害者だという設定。一番、多く出てくるのが、聴覚障害者かもしれないな。ユミンとして、韓国でも活躍していた笛木さんは、ドラマ初出演の時に、韓国語が上手くなかったので、「我が家」の中で、聴覚障害者として、台詞を話さない役だった。アン・ジェウクが出演した長編の「母よ姉よ」でも、アン・ジェウクが好きになった女性は、口が不自由という役だった。 知的障害者という役柄も割合あった。ペ・ヨンジュンさんの出演ドラマでは、「若者のひなた」で主役イ・ジョンウォンの元カノの弟が軽い知的障害者。多分「初恋」でのヨンジュンさんの役のお姉さん役チャノクも軽い知的障害者のように思えた。 「冬のソナタ」でサンヒョクのお父さんをやったチョン・ドンファンさん、多様なキャラクターを演じていらっしゃるけど、「真珠の首飾り」では、事故の後遺症で知的障害になったという役。今はまってるチャン・ヒョクは、「トイレどこですか?」の映画では、片足が不自由な青年の役。「プラハの恋人」では、チョン・ドヨンの同僚として外交官が車椅子を使ってるという役でした。 主役ではなくて、主役の家族や、友達といった役どころで、普通に障害者が描かれてるのがいいなと思う。障害者は、どこでも、身近にいる存在と思えるじゃない。日本では、そのような視点がないという事でしょ? 障害者は、ドラマにさえ出てこない。マイナーな存在なんだね。アメリカのドラマでも、今見てる「デスパレード」の何話かに、聴覚障害者が保護者の一人で出てきた。映画では、メリーに首ったけ」でキャメロン・ディアス演じたメリーの弟が障害者施設に入所してるという設定でした。ドラマの中で、彼らには、それほど焦点があたるわけでなく、ごくごく普通の家族として、友達として描かれてるのが、いいと思うんです。 日本のドラマに、もっとさりげなく障害者が登場するようになるのは、いつなんだろうな~。 ブログランキング参加中です。よろしかったら、ポチっとクリックお願いします。人気blogランキングへ。