社会保険労務士　“ハローカズヤ”

先日大阪府の某税理士事務所の単独セミナーに行ってきました。
セミナーが終わり簡単な立食パーティになったのですが
そのとき、ある税理士の先生の中の一人が私に小声で次のように
つぶやきました。
「マーケティングなどやらずに食っていければ、どんなにいいか」
このつぶやきに対して私はつぎのように回答しました。
「先生！税理士業界は厳しくなってます。相当経営に首をつっこま
ないと生き残れなくなります。私もマーケティングの素人ですが、
マーケティングは欠かせない分野です。一緒に頑張りましょう。」

税理士の皆さんは、数字の分析はできます。そして、
「あなたの会社は、もっと売り上げを増やす必要がある」
と、経営指導？することもできます。しかし、
「どうやったら売り上げを増やせるのか」
という方法論については、まったくの素人。
「マーケティングのセンスが無いからこそ、税理士になったのだ」
という面も無くはないのです。
「マネジメントはできても、マーケティングはできない」
のが、税理士の先生だといってもよいでしょう。
（ごく一部に、例外的な税理士さんもおられますが）
ですが、決められたルールをきっちりやるのは得意。
もしも、「マーケティングはこうしなさい」
という、ルールがあったとしたら数字の分析とマーケティングの
才能が開花して素晴らしいコンサルタントになるような気がします。