「サムライプリンセス 外道姫」(2009 日本出版販売)
12月5日は「バミューダトライアングルの日」かぁ…ってどんな日やねん!?(*`З´*)どうやらバミューダトライアングルの呼称が一般化するきっかけになった1945年の米軍機失踪事件の日らしい。結局海の底で残骸が見つかったらしいから、ただの墜落事故なんだけどね。せっかくだからバミ・トラにちなんだ映画でも思ったけど、パッとしたのが見当たらないなぁ。(´-ω-`)そう言えば「ロボゲイシャ」(2009)は大阪でやるのか知らん?「吸血少女対少女フランケン」(2009)も見逃したから、せめてそれくらいは、と思ったらコレも見逃してたやん。早速観ました。それはこの映画(^-^)b「サムライプリンセス 外道姫」(2009 日本出版販売)『復讐あるのみ』監督:梶研吾残酷効果監督:西村喜廣出演:希志あいの 水野大 唐橋充 綾部武 みひろ「どんな話?」いつどことも知れないサムライの世界では、違法な人体改造を施された”からくり”たちが傍若無人の振る舞いをしていた。11人の仲間たちを犯され殺された旅芸人の女は、偶然にも”からくり”に精通した科学者に拾われ改造される。からくり女武者として蘇った彼女は外道姫と名乗り、仲間たちの復讐を誓う。果たして…スプラッター・アクション。ジーンズやジージャン、ホットパンツにマッドサイエンティストだから時代劇ホラーじゃぁない。でも「サムライプリンセス」だしショーグンだし刀を振り回す、そんな映画だ。全体的には、トンでもバカな設定やありきたりな演出は無視できても、面白くない脚本と下手な編集が、低予算なりに精一杯の特殊効果と微妙な役者さんの微妙な演技を台無しにしてしまっていて、残念ながら流行の「和製やり過ぎスプラッター」路線に乗り切れていない。「マシンガール」「残酷警察」の西村さんのグロ描写もこれといって特徴のないもので、そろそろ飽きられるかもよ。ただ外道姫=あいのさんはそれなりに頑張っているし、他と違って主役自ら脱いでいるのはポイントが高い。のかな?(^_^;)ま、よほどのマニア向け。別に観なくてもイイとも言う。(o ̄▽ ̄o)b林の中でむさ苦しい野武士と相対するのは細身で可愛い女性、その名も外道姫。予想通りものすごく強くて、両手(刀付き)を振るたびに野武士の鼻が飛び耳が飛び手が飛び、それが鍋にポチャリボチャン。煮えあがった肉を、知らずにうまいうまいと食べた別の野武士に「仲間はうまいか?」と聞きながらあっと言う間に倒してしまう。”からくり”だけに足首にバーナーが付いていて、それを噴射しながらのハイキックが必殺ワザだ。高速でグルバシッグルバシッグルバシッ!(≧∇≦)うははははアイアンクロー頭蓋骨引っぺがしとか脳みそに直接聞くよプスっとなとか、オープニングはかなりのハイペースハイテンション。それが太モモも露わなあいのさんが演じてるのだから、ま、掴みはオッケーグロ上等って感じ。(^_^)で もそれ以後は時々精一杯のグロシーンはあるものの特に見所なくラストまでたどり着いてしまうので、内容的にはかなり残念な映画だ。復讐設定は定石通りで意外性がないのはイイけれど、中ボス、ラスボス共強いんだか弱いんだかハッキリしないのは致命的。せっかくやっつけても爽快感皆無。(`ε´)途中のロマンスはエロ部分の導入なら仕方ないのかもしれないけれど、はっきり言って邪魔。噂では制作費1,000万円撮影日数1週間らしいので、それでここまでできるのはある意味スゴいことだと思うけど、それならなおさらお金を使うのはスプラッター描写や編集だけにしてそれ以外はすっぱり切り捨てた方が潔かったんじゃないじゃないかなぁ。(´ε`)制作者に言いたい。時代ものなら、妙なことを考えるより忍法帖シリーズをリアルに映画化した方が、下手なホラーよりよっぽどゴアでぶっ飛んだスプラッターを作れるのに。てか忍法帖を越えないオリジナルなんてやるだけ無駄。「SHINOBI」なんてぬるいのを作ってないで、真剣に作って欲しいなぁ。多分、海外にも輸出できるぞ。あ、「くの一忍法帖」ならVシネのリメイクでいけるし、実現し易いんじゃなかろうか。リアルグロ、リアルエロ満載。(`▽´)b世界に誇るジャパニーズ・エログロ・アクション・時代劇。タラ監督に見つかる前に急げ!オススメできる○:この手のジャンルが好きな人オススメしない×:アクション映画ファン「お姉チャンバラ」とポスターの構図が一緒てのもなんだかなぁ。(-ω-;)押して下さると、調子にのります(o ̄▽ ̄o)v