障害者差別
あなたならどうする? ~スーパーの障害者差別~アメリカの障害者差別を取り上げた、TV番組です。you tubeで見つけました。ダウン症を持ち、テレビ俳優として活躍している男性が、スーパーのレジ係に扮して働いています。見た感じ、もたもた頼りない様子があり、それにモンスターなお客さんがクレームをぶつぶつ言っています。「あら、ヤダ、障害者の列に並んじゃったの」「もう、早くしてよ、本当にぐずぐずしているのね」実は、このお客さんも俳優さんなのですが。そして、この店員とお客さんのやり取りを見ているほかのお客さんの反応を見る、という趣旨です。無視する人ちょっと、同意する人そして、クレーマーを激しく注意する人特に、「もし、あなたの子どもが、兄弟が、同じような状況でも、あなたはそんなことが言えるの!」と、クレーマーに諭すお客さんには感動しました。クレーマー役には、成人女性、青年、成人男性など様々なパターンの俳優が扮します。女性には注意しても、男性には黙ってしまうとか。男性でも、(殴られても構わない)と、勇気をもって意見する人とか。もし、私がお客さんだったらどうするんだろう。意気地なしの、事なかれ主義だし。心の中では、握り拳を作りながら、その場を離れてしまいそうな、自分が恐い。そのスーパーでは、実際に障害者が働いていて、本当にいろんなクレームが来るそうです。日本では、作業所や福祉のお店など、ちょっと「特別」なお店に行かないと障害を持った人の働いている様子に触れることができません。ちょっと「特別」なお店には、それを理解している人しか行かないと思います。おそらく、障害を持っている人もあちらこちらで働いているのでしょうが、まだ、日常で見かけることが少ない日本。これから、もっといろんなところでいろんな人が働くだろうから、これからの日本はもっと「いろんな人がいる」ってことを、みんなで理解したほうがいいと思いました。そして、「もし、その人が自分の息子だったら」「その人が、自分の親だったら」って、考え方ができると、なんか、ちょっと気持ちが変わるように、この動画を見て思いました。