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2006年05月08日
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カテゴリ:読書
湯本香樹実さんって、すばらしいと思います。
まずは、「西日の町」西日の町

僕と母の暮らすアパートに、ある日、転がり込んできた祖父の「てこじい」。
それ以来、部屋のすみでじっとうずくまったままのてこじいは、
夜になっても決して横になることもない。
てこじいを邪険に扱う一方で、食卓に好物を並べたりと、戸惑いを見せる母。
かつて、北海道で馬喰(ばくろう)として働き、朝鮮戦争時は米兵の遺体を繕う仕事をしていたなどと語るてこじいに、10歳の僕は次第にひかれていく…。(アマゾンより)

肉親への憎愛のまなざしが
感情豊かに描かれてます。
僕は「てこじい」が珍しく、興味深い。
母は「てこじい」が憎いし、腹も立つ。
でも心の底では憎みきれない
「てこじい」も、わるいな~と思ってるし
見え無いけど、子供への愛情もある。
でも、下手なんだよね・・・・生きるのが。

西日の部屋を渡り歩く間にぼくと母親は、ありもしない未来を夢見ていただけで
「てこじい」が来て一緒に暮らしたからこそ
本当の道を歩き出す事が出来たのでは?
と思えるラストが、とてもいいのです。

そして
「わたしのおじさん」わたしのおじさん

これは絵本なのかな?
とってもかわいらしい本です。

いつの間にかあの世で暮らしている私
少しだけ記憶が残っていて
一緒に遊ぶお兄さんが、「おじさん」だと気付き
暮らし始めた家のお母さんとおとうさんは「おじいさんとおばあさん」だと分かります。

そして、生まれ変わるため断崖から飛び降りる・・・

記憶に無い所がなぜか、ふと懐かしいのは
産まれる前の記憶が揺れるから・・・

詩を読むようにすんなりと入り込め
束の間の夢をみられる。
そんな本です。


湯本さんって、今まで読んだ3冊は全て死が織り込められた物語で
こういう本ばかり書かれてるの?と勝手に思ってしまいました。

もし、そうだとしても
目線がとても優しくって、
おとぎ話ではなく
悲しくって辛いばかりではないので
是非別の本も読みたいと思います。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

連休明けの月曜日ですが
思った以上に体が疲れているらしく、動けない。
でも、ゆっくりする暇はあまりなく
晩ご飯は手抜きです(爆)
早く寝たいな.....

ではまた。





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最終更新日  2006年05月08日 16時07分42秒
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