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カテゴリ:その他な釣り
ルアータックル。
それもライトゲームタックルで釣る構想を抱いてからもう何年目になるのか・・・
いまだにカスリもなし。
この不自由なく釣れる海域にて、釣れないのはある意味新鮮かもしれないが、
手掛かりすらない現状、楽な釣り方に逃げたくなる気持ちが無いでもない。
ただ、この5.6年の間のライトゲームブームとネットの普及により、
魚との距離が縮まっていることは確実なハズなのだが。
今シーズンはアオリの産卵接岸が遅れていたが、
本格的な接岸のタイミングには、もうターゲットを変えていた。
エギングチームに入っていながら、アオリを追いかけず身勝手にも魚を追いかけるのは、
日々真剣にエギロッドを振っている他のメンバーがいる手前、後ろめたさもある。
年々釣りに使える時間が少なくなっていく現状、
多少の事を犠牲にしても、自分で線引きをしないといけないが、
つくづく甘えているな。
肝心なターゲットは今年は少し狙いどころを変えて、
マンメイドストラクチャー、マンメイドパターンを追いかけてみた。
情報の出ているポイントが多いだけに、苦労せずに釣れると思うところもあったが、
完全にアテが外れた。
いや。今を持ってアテを外し続けていると言ったところか。
結局、常夜灯のある波止に入ろうが、人の命を食っていそうな磯場に降りようが、
暗中模索に変わりなし。
が、それでも沖磯の情報だけは入ってくる。
群れが接岸している海域を、そう大きくは外れていない・・・
むしろ、ドンピシャだと思う。
自分の立っている場所から少し沖には大群が居る現実に、自分を奮い立たせて海にでる毎日。
本命の魚信は今だ無いが、幸いな事に食う魚にはこと困っていない。
意識していない時には無駄の積み重ねに近かった釣りスタイルが、今は魚を呼び込んでくれている。
ただ、神経削って釣りをした帰りに、
道路縁の明かりに寄っていく自身の姿は、
仕事帰りに赤ちょうちんに吸い寄せられるサラリーマンに近い感じがする。
遊んでいるのか仕事してるのか・・・・・・精神的に受けている負荷は同質だと思う。
それに、釣って帰ってしまうと翌日は処理する時間に追われて海には出られない。
犠牲にするものが多いが、
多少の無理を通していかないと、このシーズン。
ターゲットの居る海域に出られる、タイムリミットも残り少ない。
比較的、簡単に釣れる県もあると聞くが、
アジが釣れない他県の人間が、そうではない地域に憧れを持つ気持ちが良く分かる。
買った方が安くつく。
エサで狙ったほうが簡単に沢山釣れる。
そうじゃない。
エサは用意がメンドクサイ。
車内が臭くなる。
これでもない。
ただ、この釣り方で釣りたいーという信念なんだろう。
ああ、今夜も夜景が綺麗だ。
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