熟子塾

あしひきの山どりの尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかもねむ 柿本人麻呂

まぁグダグダカッコヨサゲに言っていますが、
スーパー意訳すると「女ほしー」ってトコでしょうか。


意訳しすぎ。





ヒトマロは、長い夜には女がほしくて悶々といているようですが、
女はどうでしょうかね？

歎きつつ　ひとり寝る夜の　明くる間は 　いかに久しき　ものとかは知る 右大将道綱母

スーパー意訳すると「ラブ、ご無沙汰だわ～」。




やっぱり、ヒマな夜は男女ともに悶々らしいです。




どうも、国文科卒業熟子でございます。

情緒が生まれながらに欠如しているので
古文も漢文も現代詩も、大学まで行ったのに理解できません。
論文と読書感想文の違いも良く分からないまま卒業しちゃいました★


でも、なんとな～く独り寝（ガキいるけど）の夜になると、
こんな歌があったなぁ･･･と思い浮かぶ位の教養は付いたようです。
（百人一首レベル）


･･･ってGoogleで訳も調べたけど（ｗ






さて、ご主人様が水害真っ最中のタイに
出張して早３日。


生活がグダグダで、おぼっちゃまが早く寝ちゃったりして、
ネット三昧なわけですよ。




長々し独り寝の夜は、ヒマなのでグダグダ散文書きの夜。

ﾔﾀｰ((*´∀`*)ﾉ　ﾔﾀｰヾ(≧∇≦*)ゝ　ﾔﾀｰヾ(＠゜▽゜＠)ノ




そういうわけで、ブログ増産中。
予約機能使いまくって、あちこちのブログに書きまくっております。

ながながし夜をひとりネットかも。 熟子

あ～楽しい～
鬼のいぬまの洗濯だわぁ。
（鬼は自分）




そんなネット三昧の夜ですが、
昨夜はとあるブログにハマってなんと、
３００日分以上の日記を一気に読んでしまいました。


カフェ・ノート　～ウツはわがまま病？その後～





書籍化されたブログです。


最近、ツレウツが映画化したりして、
パートナーの鬱って興味があった。





４コマという見やすさも手伝って、
とにかく読みまくりました。




ウツのダンナって･･･こんなに大変なの？！

っていうか、このダンナ本当にウツなの？！

新型ウツって何？！






ウツがわがまま病とか、甘えだとか、
言われて久しい病気だけれど、
こんなにも妻の身も心も踏みつけにできるダンナって･･･


（ダンナ）捨てられて当然だわ！(￣ ￣メ)


･･･って思う。


鬱だからダンナを支えて家計を支えて子供を支えて･･･
って無理でしょ。奥さん。


もう、この人のダンナにぷりぷりしながら読んでました。




一般の人が鬱に対して、あまり良いイメージを持っていないのは知っているし、
鬱で苦しんでいる人が「がんばれ」って言われたり、
「甘え」「わがまま」「なまけ」病だって言われる辛さも、
身に染みて分かっているつもりだけど。


やっぱり、病だからと言って、
支えてくれるパートナーに思いやりを持てないってのは、
良くないと思う。。。


それも、鬱なのかしら？
鬱だから仕方ないのかしら？
鬱は性格も変えてしまうのかしら？



アマゾンのレビューでは、「著者の視点でのみ描かれている」とあったけど、
鬱を支える人たちの苦労って、今まで知られてこなかったと思う。



ウツのパートナーを持つ人は、どんなことにも耐えて
献身的に尽くさなければならないのかしら？

見放したら、離婚したら、それは非情なことなのかしら？
人間として失格なのかしら？




この本を見ると、「どんなことしても支えろ」なんてとてもじゃないけど、言えません。




そういう意味では、母親になると、

子＞夫

なんだなぁって思う。



ウツのケアって家族の理解も重要だから、
家族をひっくるめた精神医療の新しい形って必要かもしれない。
ウツの共倒れとかありますしね･･･





ところで、この熟子塾も、
11月14日をもって、7年目になります。

2004年･･･今のご主人様と同棲しており、
SEとして、とても忙しい毎日を送っていました。

でも、体調を崩し、心のバランスを崩し･･･
休職することになって、このブログを始めたことを思い出しました。


あの頃、突然泣いたり、風呂蓋閉めて、浴槽で一人で泣いていたりとかしていて、
ご主人様には、本当に迷惑をかけたと思う。

それでも、「がんばれ」とも言わず、優しく見守っていてくれた。
そんな日々だったなぁ･･･７年前。






ふと、カフェ・ノートを読みながら思い出したのでした。








ところで、ツイッターをフォローしてくださっている人たちは知っているけれど、
先週ご主人様は、
「ちょっと寄って帰る」と言いながら酔って午前様。



飯はどうすんだよ！作ったじゃねえか！
いらないならいらないって言えよ！
専業主婦をバカにすんな！



･･･とめちゃくちゃ怒って、
週末はフテ寝＆家事放棄＆しゃべらないの刑を科したのですが、
相手には全く届かなかったようで。（すばらしき鈍感力）



君に届けよ！
この恨み！
この怨念！

(￣皿￣メ)


土日は息子様もいるし、
飯を作らないってわけにはいかないから･･･



月曜日には、わざと飯を作らないで寝ちゃおう。(￣∇￣+)


なぁんて、勝手にお仕置の続きを実行する予定が、


ご主人様「今日は事情があって飲んで帰る」


･･･と見事な肩透かし。


その翌日には、水害のタイへ出張。


私に不安と言う種を撒いて、出て行った。




小さい頃から、相手に意地悪したりすると、
頭の中でオルゴールの「エリーゼのために」が
なぜか鳴ってしまう熟子。

その音楽が頭に流れると、胸が苦しくて苦しくて。
（良心の呵責ってヤツ？）


オマケに、ドキュメンタリーとかの見すぎで、
よくあるテロップがでてしまうのだ。（妄想）

それが、彼を見た最後だった･･･

もしも怒ったままタイに送り出し、
水害で死ぬような目にあったら、
一生後悔しない？
最後だよ？最後かもしれないよ！？




･･･と囁く声まで聞こえる。
（ヤバイ？あたくし？）









･･･というわけで、お仕置きは不発。




作り笑顔で送り出しました。

かえって不気味カモ･･･




不完全燃焼のまま、行き場のない敗北感にまみれておる所存です。







（なんか、途中から内容がブレちゃった＾＾；）




ヒトマロ、ミチツナママと同様、
ある意味悶々妄想な熟子でございました。





こちらのコラムもすごい面白くて、
イッキに読んじゃった＾＾；

少女漫画に学ぶ[ヲトメ心とレンアイ学]

王家の紋章サイコー！ヾ(≧∇≦*)ゝ