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カテゴリ:街で見かけた花
路地の突き当たりの日だまりに、鮮やかな黄色い花が咲いていた(1/9撮影)。 これはたしか黄梅(おうばい)だったな。 ずいぶん早いな、と見ていると、葉っぱが残っているじゃないか! そうか、これは常緑の雲南オウバイの方だ! あまり常緑樹っぽい葉っぱではないので一瞬不安になったが、間違いなくこれは雲南オウバイ。 ヒマラヤから中国南西部原産のモクセイ科ソケイ属の常緑低木で、ジャスミンの仲間だ。 花は一般的には3月から4月に咲くとされるが、早いものは12月頃から花をつけることがあるという。 そのすぐ隣には、蝋梅(ろうばい)の花が咲いていた(もう1枚)。 これは中心が赤っぽい。 よく見る素心蝋梅(そしんろうばい)ではなくて、これがほんもののロウバイだ。 これは私にとっては新発見だぞ。 ロウバイは中国原産のロウバイ科の落葉低木で、1月から2月頃、芳香のある直径2cmほどの花を咲かせる。外側の大きな花弁は黄色く光沢があり、内側の小さい花弁は暗紫色をしている。 これに対し素心ロウバイは、花の外側だけでなく、内側も黄色いのが特徴だ。 やっぱり見落としていた裏路地も、パトロールしてみる価値があるもんだ。 ところで、この正月にお世話になっている先生からいただいた論文がある。とてもすばらしい内容だったので、先生にお願いしてインプルホームページへの掲載の許可をいただいた。 植物とはまったく無関係の問題だが、みなさんも是非ご一読ください。 新自由主義・金融化・無道徳化 現代の経済構造がはっきりと見えてくる、示唆に富んだ内容です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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