2009年9月9日、今日は
999の日だ。 999で思い出すのは「
銀河鉄道999(スリーナイン)」。もう30年以上も前の松本零士の名作だ。 私は
謎の美女メーテルばかりを思い出すが、貧しい少年が不死の機械の体を求めて銀河鉄道に乗って星々を訪ねるという物語には、随所に人間とはなにか、命とはどういうものかを考えさせる重みがあった。 そんなことを思い出していたら、今日は各地で999の日と銘打って銀河鉄道999にちなんだイベントが行われたという。 30年以上も経ってまだこのように扱われるとは、
不朽の名作たるゆえんだろう。
さて、今日の樹木は昨日の
駿府公園でみつけた
メタセコイア(9/8撮影)。 針葉樹の典型的な逆三角形が美しい。 このメタセコイアは
生きている化石として有名になったスギ科の落葉高木。
曙杉(あけぼのすぎ)という和名がつけられているが、属名のメタセコイアと呼ばれることが多い。 この木ははじめ、化石として日本各地で発見されていたが、すでに絶滅した木とされていた。しかし、1945年に中国四川省で生きたメタセコイアが発見され、「生きた化石」として大きな話題を呼んだ。 その後、種を維持するため増殖の努力がなされた結果、現在は公園や学校などに植栽されることも多く、成長も早いため各地で大きく育った木を見ることができる。 メタセコイアは、
針葉樹にしては珍しい落葉樹で、葉は秋になると黄葉して小枝ごと落下する。